ペットがいても外壁塗装は行って大丈夫?福井でペットとお住いの方必見です!

・福井の皆様、こんにちは。
福井鯖江で施工実績ナンバーワンの外壁塗装屋根塗装専門店ペイントパンセの塗装職人、
小司勲です。
この記事は塗装職人の私、小司勲が責任をもって書かせて頂きました。
工事は信頼と実績、そして建築士と建築施工管理技士、塗装技能士が在籍している地元のお店、
ペイントパンセへご依頼くださいね♡

「外壁塗装を行いたいけれど、ペットがいても大丈夫なのだろうか」
「外壁塗装を行う際にはどのような点に注意すればよいのだろう」
このように、お悩みの方はいませんでしょうか。

今回は、主に外壁塗装とペットについて紹介します。
福井県にお住みの方はぜひご覧ください。

□外壁塗装がペットに悪いという要素とは

外壁塗装とペットの相性が悪いと、なんとなく思われる方は多いでしょう。
では、実際にどんな点がペットに悪いのでしょうか。
ここでは、5つの要素を紹介します。

1つ目は、塗料の成分です。
これはいかにも悪そうですね。
塗料の不快な刺激臭は、油性塗料の希釈に使われるシンナーなどの有機溶剤からくるものです。

シンナーに含まれるVOC(揮発性有機化合物)という物質は、光化学スモッグの原因ともいわれています。
もちろん、人体やペットにとって有害な成分と言えます。
そのため、近年の外壁塗装では、シンナー等を使わない、水性塗料の使用が多いです。
ペットがシンナーの臭いを嗅ぐと、「酔ったようにフラフラ動く」、「アレルギー症状」、「食欲不振になる」、「うずくまって動かなくなる」、「嘔吐」、「気性が激しくなって吠え続ける」などの症状が出る場合があります。

また、塗料そのものにペットが触れると、体調不良やアレルギーを起こすことがあります。
塗りたての塗料をペットが舐めてしまうと、命を落としてしまうかもしれません。

2つ目は、換気が行えないことです。
塗装の間は、窓を養生します。
そのため、窓はテープとビニールシートで密着されてしまいます。

人間の場合は、衣服を脱いだり外に出たりすることで、自分で体温を調節できます。
しかし、ペットの場合は、そのような方法で体温調節ができません。
そのため、ペットにとって密閉された家は、危険な空間となりうるのです。

3つ目は、エアコンが使えないことです。
塗装している際は、上で述べたような養生だけでなく、エアコンの室外機をカバーで覆うなどして、エアコンが使用できないです。
ペットによっては、エアコンでの温度調節が必要でしょう。
その場合、エアコンが使えなくなると死活問題です。

エアコンが使えるようにしてくれるのか、確認が必要です。

4つ目は、作業員の出入りです。
実は、知らない作業員が自分のスペースに入ることは、ペットにとって強いストレスとなるのです。
作業員にとっても、ペットがうろうろしていると、作業に集中できないでしょう。
それが、ミスや事故につながらないとも限りません。

また、工具や塗料がペットに落下する可能性もあります。
できるだけ作業員からペットを遠ざけるようにしましょう。

5つ目は、騒音です。
外壁塗装の際にも、比較的少ないですが、騒音は発生します。
大きな音は、動物にとってはストレスとなることが多いです。
騒音が発生するときは、どこかに預けるなどの対処が必要になるでしょう。

外壁工事では、「車両の移動音」、「作業員の掛け声」、「足場の設置音」、「高圧洗浄機の音」、「下地調整の工具音」、「足場を職人が移動する音」、「屋根の上を職人が移動する音」、「足場の解体音」などで騒音が発生します。
特に、「足場の設置工事」、「解体工事」、「高圧洗浄作業」では大きな音が出るので注意しましょう。

少なくともこの3つの作業中は、ペットを家から離してあげたほうが良いでしょう。

□外壁塗装の際に気をつけたいこととは

外壁塗装の工事がペットに悪影響を与えることは理解いただけたでしょう。
では、ペットに影響を与えずに外壁塗装をしたい場合はどのようにすれば良いのでしょうか。
気を付けておくべきことを紹介します。

1つ目は、塗装業者にペットを飼っていることを事前に伝えることです。
まずはじめに、業者にペットを飼っていることを伝えましょう。
室内で飼っている、室外で飼っているなど事前に伝えておけば、ペットに配慮してもらえることもあります。

具体的には、外壁塗装中でもエアコンを使用できるようにすることです。
ペットを飼っている場合、エアコンでペットが快適に生活できる温度を保っている家庭も多いでしょう。
事前に伝えていれば、エアコンの室外機を工夫できます。

2つ目は、冬場や梅雨時期は外壁塗装を避けることです。
冬場や梅雨の時期の外壁塗装は避けた方が賢明でしょう。
なぜなら、それらの時期では、工期が長くなるからです。
ペットがいる場合、工期は短いに越したことはありません。

塗装は乾かす時間が必要です。
雨の多い梅雨では、湿気も高いため、塗料を乾かす時間がかかります。
それに、雨天時は工事ができないので、工期は伸びていきます。

冬場も同様に、塗料の硬化に時間がかかります。

3つ目は、人の出入りの多い場所等を避けペットにとって最適な場所へ移動させておくことです。
室外でペットを飼っている場合、工事が始まる前に室内に入れましょう。
上でも述べた通り、ペットは人の出入りに非常に敏感です。

工事が始まると足場の組立やトラックの行き来が多くなります。
ペットにストレスを与えないために最善な場所に移してあげましょう。

4つ目は、使用する塗料を厳選しておくことです。
塗料と言えばシンナー臭と思われる方も多いのではないでしょうか。
油性塗料の希釈には、シンナーなどが使用されるため、これが気化したものがこの臭いの原因です。

シンナーに含まれるVOCという物質は、人間にもペットにも有害です。
そのため、最近の外壁塗装では、VOCを含む塗料の使用は少なくなってきました。
かわりに匂いも少なくシンナー臭もしない厚生労働省が指定する水性塗料の使用が主流になっています。

また外壁に木材を使用している場合は、自然塗料を選ぶこともできます。
自然塗料は、自然由来の成分を使用して作られた塗料です。
代表的なものとしては、オスモカラーやリボスなどです。

□外壁塗装中に起こり得ることとその対策とは

外壁塗装中に起こることでペットに良くないことと、その対処を紹介します。

1つ目は、複数の人が出入りをすることです。
何度も言っていますが、工事中は、作業員が家に出入りするようになります。
そのため、ペットによっては、それがストレスになるかもしれません。
ペットがうろうろすることで、作業が中断してしまう場合もあります。

この場合の対処法としては、ペットのホテルに預ける、室内に移動するなどが有用です、
ペットにできるだけ負担を与えないようにしましょう。

2つ目は、作業用の足場を遊び場にしてしまうことです。
特に猫の場合に多いです。
足場があると猫は、それらが好物なので遊び場にしてしまいます。
足場で遊んでいると、猫も危険ですし、作業員も気が気でなりません。

対策としては、工事期間中は、猫はできるだけ室内で飼うようにし、屋外に出さないことです。

3つ目は、乾いていない塗料に触れてしまうことです。
外壁に塗った塗料は乾かさなくてはいけません。
その間にペットが触ってしまうと、ペンキがついてしまいます。

1回付着したペンキは落とすのが大変でしょう。
ついただけならまだしも、乾ききっていない壁を舐めたりしてしまったら、身体が心配です。
対策としては、塗装作業中は室内で飼う、塗料の付近に近寄らせないことです。

□まとめ

今回は、外壁塗装とペットについて紹介しました。
ペットも家族の一員です。
リフォームなどを行う際は、できるだけペットのことも考えましょう。
外壁塗装についてご不明な点等ございましたら、ぜひ当社にご相談ください。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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