マスチック工法とは?福井県で外壁塗装をお考えの方へ!

・福井の皆様、こんにちは。
福井鯖江で施工実績ナンバーワンの外壁塗装屋根塗装専門店、
ペイントパンセ塗装職人の小林裕太です。

マスチック工法とは、ローラ工法の一種で多孔質のハンドローラに塗料をつけて塗装する方法です。
外壁塗装を考えていても、種類が色々あり迷ってしまいますよね。
本記事では福井にお住まいの方に向けて、マスチック工法をご紹介します。

□マスチック工法とは?

そもそもマスチック工法とは何でしょうか。
お話しした通り、マスチック工法とは外壁塗装のローラ工法の1つです。
多孔質のハンドローラで1段塗りするだけで、厚く仕上げられる特徴を持ちます。
耐久性にも優れており、外壁塗装を強く仕上げられるメリットもありますよ。

また、工法特許があることからマスチックの組合員によって施工されるので安心です。
さらに、前述した通り、マスチック工法はローラを使って行われます。
吹き付け工法のように材料が飛散することがないので、居住空間や団地での改修工事で使われることが多いです。

*メリットを解説

ここでは、弾性マスチック工法のメリットをご紹介します。

1つ目は、柔らかくてひびに強いことです。
マスチック工法は、ひび割れの修繕で使われることが多いです。
なぜなら、この工法で塗装するとひび割れの状況に応じて塗膜が動くからです。
それが耐久性の高さにも繋がっているのですね。

外壁は通常、気候や地震など環境の変化によって絶えず動いています。
それによって外壁にひび割れが生じることがありますが、弾性の塗料を使うことで塗膜の伸び縮みが起こりひび割れを防いでくれます。

2つ目は、防水性が高いことです。
マスチック工法を使用すると、外壁への塗料の密着が良くなります。
それによって、建物自体の防水性が高くなるのですね。

先述の通り、マスチック工法では1度塗るだけで厚塗りになります。
分厚い防水層が外壁を雨風から守ってくれるでしょう。

*デメリットを解説

次にデメリットも確認しておきましょう。

1つ目は、耐用年数が短いことです。
弾性マスチック工法の場合は、弾性塗料を使用しますよね。
その場合、5年ほどの耐久性しかない場合があります。

2つ目は、費用が割高になる可能性があることです。
上記でご紹介したように、弾性マスチック工法では耐久性が劣ります。
それを防ぐために、分厚く塗装も可能です。
しかし、そうなると手間や時間がかかるため施工費用も高くなることが考えられます。

□マスチック工法が可能なフィラーの種類をご紹介!

次に、マスチック工法と相性の良いフィラーについてご紹介します。
フィラーとは、外壁塗装の際の下地を平にし、より美しい塗装を実現するためのものです。
マスチック工法には、粘度が高い弾性フィラーがよく使われます。
ここでは、弾性フィラーの種類を見ていきましょう。

1つ目は、微弾性フィラーです。
これは、塗料を乾燥させた後に若干の弾性が残っているタイプです。
ご紹介するフィラーの中では弾性が最も低いですが、それでもひび割れをしっかり防げる効果があります。

この弾性フィラーのデメリットは、弾力の持続性が低いことです。
大体3年ほどで弾力がなくなると考えましょう。
中には10年ほど持つものもありますが、金額が高くなるため予算と相談しながら検討する必要がありそうですね。

とはいえ、微弾性フィラーは弾性フィラーの中でも人気があるため、仕上げ材のバリエーションも多いです。
ご自身が好きな色やデザインできるでしょう。
特にご希望がない場合は、この微弾性フィラーがおすすめですよ。

2つ目は、弾性フィラーです。
こちらはより弾性が増したフィラーです。
弾力の持続性が高く10年ほど持ちますが、その分金額が高くなります。

また、湿気や高温によって膨張する可能性があります。
現状やリスクを考慮する必要があるでしょう。

3つ目は、高弾性フィラーです。
このタイプは、ここで紹介する中で最も柔らかいフィラーです。
そのため、弾力もお値段も高い特徴があります。
持続性が高いものの、仕上げ材のバリエーションが少ないことから、色やデザインの選択肢が狭くなります。

また、ひび割れに強い代わりに、膨れてしまうリスクも高くなるでしょう。
施工会社と相談しながら、適切なフィラーを選ぶ必要がありますね。

□マスチック工法の手順をご紹介!

ここでは、マスチック工法の手順を簡単に確認します。
マスチック工法では、下塗り、模様づけ、仕上げ塗りの3段階があります。

下塗りは、雨漏りや塗料の剥がれを防ぐためにマストです。
ひび割れが発生している場合は、まずその補修をして塗料を吸収しない専用下地を使います。
模様付けでは、マスチックローラと弾性塗料を使います。
仕上げは、2回の塗装で行います。
その理由は、できるだけ厚塗りして外壁を保護するためです。

□まとめ

本記事では、マスチック工法についてご紹介しました。
マスチック工法のメリットや可能なフィラーの種類を参考にしてみてください。
当社では外壁塗装全般の質問を受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事は塗装職人の私、小林裕太が責任をもって書かせて頂きました。
工事は信頼と実績、そして建築士と建築施工管理技士、塗装技能士が在籍している地元のお店、
ペイントパンセへご依頼くださいね♡

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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