外壁塗装での悪徳業者の見分け方

この記事をご覧下さっている方には、外壁塗装を検討されている方も多く含まれていることでしょう。
せっかくお金をかけて外壁塗装を行うのですから、納得の施工をしてくれる業者に工事を依頼したいものです。
しかし、ほとんどの方は日常生活で塗装業者と関わることがありません。
そのため、どの業者に依頼すれば良いのか分からない人も少なくないと思います。

実は、外壁塗装工事ほど手抜きをしやすい工事は無い、と一般的に言われています。
それほど塗装業界に悪徳業者が多いのが実情です。
何十万とある塗装業者の中から、本当に良い業者を選ぶのは非常に難しいでしょう。

もし、依頼した業者が悪徳業者なら、状態が良くなるどころか、逆に外壁が劣化してしまうかもしれません。
そこで、今回は悪徳業者に捕まらないための、悪徳業者の見分け方をご紹介します。

悪徳業者は、以下のような手口で皆様の元にやってきます。

1.契約を急がせる
優良な業者は、見積もり書を提出してから契約へという工程を踏みますが、悪徳業者は口約束で工事を決めようとします。
「今ならキャンペーンの対象になり半額でできる」などと言葉巧みに契約を急がせるのです。
また、悪徳業者は不必要な不安を煽ってきます。
しかし、「明日塗装しなければ家が倒壊する」なんてことはまず有り得ませんので、落ち着いて契約をするのかどうかを考えてください。

2.あまりにも長すぎる耐久年数を提示する
塗料は、どんなに耐久性の有るものでも20年ほどで寿命を迎えます。(これまでの記事で、各塗料の耐久年数について記述が有りますから、是非参考にして下さい。)
それを30年、40年と平気でウソを言う業者がいます。
このような業者は怪しいと思って間違いありません。

3.あり得ない値引き交渉を持ちかける
悪徳業者は、皆さんがそれほど相場に詳しくないことを知っています。
ですから、初めは高めの見積もりを提示し、その後大幅な値引きを行ってオトクなように見せかけるのです。

「このような手口で近づいてくる業者は悪徳業者である」と言っても過言ではないでしょう。
悪徳業者は手抜き工事をします。
何故なら、塗装に関して素人の方は、業者でもない限り工事直後や最中に手抜き工事を見抜くことができないからです。

しばらくして手抜き工事であったことに気付くことになります。
その場合、もう一度施工し直さなくてはならないかもしれません。
また出費が増えてしまいます。
こうならないためにも、悪徳業者には十分に注意して下さいね。

ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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