外壁塗装で足場費用はどのくらいかかる?わかりやすく解説いたします!

福井の皆様、こんにちは。
福井鯖江で施工実績ナンバーワンの外壁塗装屋根塗装専門店、リフォームパンセ塗装職人の小林裕太です。
この記事は塗装職人の私、小林裕太が責任をもって書かせて頂きました。

外壁塗装を行う場合、普通は足場が設置されることになります。
しかし、中には足場を設置する必要など無いのではないかとお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、外壁塗装における足場の重要性と、塗装の価格を左右する塗装面積の簡単な求め方をご紹介します。

□外壁塗装の価格を左右する塗装面積とは?

外壁塗装を行う際は、塗料を塗る面積、つまり塗装面積によって価格が変わります。
塗装面積は基本的に、住宅の外壁全体の面積から窓や扉といった塗装を施さない部分の面積を引いた値になります。

正確な数値を知るには正確に面積を測る必要がありますが、おおよその値であれば簡易的な計算で求められます。

塗装面積を求める簡易的な計算式は、「塗装面積(平方メートル)=延床面積(平方メートル)×1.2」です。
係数は1.1の場合や1.7になっている場合もありますが、最も一般的な係数は1.2とされています。

ちなみに、延床面積は、1坪を3.3平方メートルとして、「延床面積(平方メートル)=坪数×3.3」で求められます。

例えば、30坪(1階15坪、2階15坪)の場合、延床面積は、30坪×3.3=およそ99平方メートルになります。
ここから、塗装面積は、99平方メートル×1.2=およそ118.8平方メートルとなりますね。

この簡易的な計算方法を知っておくことで、住宅の坪数さえ分かれば、おおよその塗装面積を求められます。
おおよその塗装面積を求めることによって、おおよその費用も求められるでしょう。

塗装面積を知りたい方は、ぜひこの方法を試してみてください。

□外壁塗装を行う際に足場が必要な理由とは?

外壁塗装の工事を行う際には、基本的に住宅を囲うようにして足場を組むことになります。
足場を組むことによって、日中の家の中が暗くなったり、外の景色が見えなくなったりしてしまうでしょう。

しかし、外壁塗装には足場は必須です。
ここでは、外壁塗装において足場が必要な理由を3つ紹介します。

*工事の品質を保つため

1つ目の理由は、足場を組むことによって、工事の品質を保てるということです。

足場を組むことなく、はしごや脚立で作業を行うことも不可能ではないかもしれません。
しかし、足場を組まないと、いくら職人の腕が良くても、仕上がりにムラができたり、塗り残しの部分が出てきたりしてしまうでしょう。

当然ながら、塗装にも時間がかかってしまいます。
場合によっては、スケジュール通りに施工を行えず、事前に決められた工期内に塗装を完了できなくなるかもしれません。

また、しっかりとした足場を組むことによって、足場の上に塗料や作業道具を置けます。
足場を道具を置く場所としても使うことで、作業効率はさらに上がります。

足場が安定していれば、落下の危険に常に注意する必要もなくなるため、精神的な作業の負担も小さくなり、それが品質の向上にもつながるでしょう。

満足のいく仕上がりにするためにも、足場は非常に重要です。

*近隣宅に迷惑をかけないため

2つ目の理由は、近隣宅に迷惑をかけてしまわないようにするためです。

足場を組むことによって施工がしやすくなるだけでなく、塗料の飛散防止ネットを張れるようになります。
このネットがあることによって、近隣宅への塗料の付着を防止できます。
また、飛散防止ネットは、塗装を行う前の洗浄による水しぶきや土、ホコリの飛散も防止できます。

外壁塗装では多量の水しぶきや塗料が飛び散ることはありません。
しかし、多少の細かなしぶきは発生するため、風の強い日だと近隣宅までしぶきが届いてしまう危険があります。

飛散防止ネットを設置せずに外壁塗装を行ってご近所に迷惑をかけてしまった場合、対策を怠ったことになるため、大きなトラブルになるでしょう。

ご近所トラブルを起こさないためにも、しっかりと足場を組んで、飛散防止ネットを張ることは重要です。

*職人の安全確保のため

3つ目の理由は、職人の安全を確保するためです。

はしごや脚立を使って高い場所で作業していると、はしごが倒れたり足を踏み外したりした場合に、つかまる場所がないため、そのまま落下してしまいます。

しかし、足場を組んでいれば、はしごのように倒れる心配はなく、足を踏み外しそうになってもつかまる場所があります。
足場の周りのメッシュシートが落下を防ぐ役割を果たすこともあります。
万が一落下してしまっても、地面に落下する前に途中で足場をつかめる可能性もあります。

高さによっては命にかかわる事故も起こり得るため、職人の命を守るために足場は必須と言えるでしょう。

労働安全衛生法では、2メートル以上の高い場所で作業をする際には足場の設置などの安全対策を行うことが義務付けられています。
このことからも、外壁塗装には足場が必須ということがわかりますね。

□まとめ

今回は、外壁塗装を行う際の塗装面積の簡単な求め方と足場の重要性について解説しました。
質の高い施工を行うためにも、足場は非常に大切ですね。
当社では、お客様に満足いただけるよう、安心・安全な外壁塗装を行っております。
外壁塗装をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

工事は信頼と実績、そして建築士と建築施工管理技士、塗装技能士が在籍している地元のお店、
リフォームパンセへご依頼くださいね♡

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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