外壁塗装には乾燥時間が重要!福井の専門家にお任せください!

福井の皆さん、こんにちは。
外壁塗装専門店リフォームパンセ、塗装職人の小司勲です。
福井で外壁塗装をお考えの方なら『この時期は工事期間が延びるだろう』と避ける方も多い様です。
理由は乾燥時間です。
外壁塗装では、きれいな仕上がりにするためにも、乾燥時間がとても重要です。
そこで今回は、外壁塗装における乾燥時間について私、小司があなた様に素早くご説明いたします。
乾燥同様にじっくりと読み進めてみて下さい。

□乾燥のプロセス

外壁塗装において、塗料が乾燥するまでには4つのプロセスがあります。
ここでは、その4つのプロセスをご紹介しましょう。

まず1つ目の段階が、「接触乾燥」です。
これは、塗料を塗ってから1~2時間後までの段階で、塗った塗料に軽く触れても、塗料が指につかない状態を指します。
この段階では、軽く触れられる状態であり、強く触れてしまうと塗膜が破れ、指の跡がついてしまうおそれがあるので、むやみに触ることは避けましょう。
また、重ね塗りはまだ行えません。

次に、2つ目の段階が、「半硬化乾燥」です。
これは、塗料を塗ってから数時間~翌日までの段階で、塗膜を軽くこすっても指の跡がつかない程度の乾燥状態を指します。
しかしまだ、強く触れるのは避けるべきでしょう。
この段階では重ね塗りが可です。

3つ目の段階が、「硬化乾燥」です。
これは、塗料を塗ってから約1週間経過するまでの段階で、この段階では既に塗膜が固まっているので、強く押しても大丈夫です。
指紋のへこみがつくこともないでしょう。
繰り返しこすっても塗膜に跡はつきません。
触れることで乾燥状態を確認できるのはこの3段階までで、第4段階からは、触れても違いを判別するのは難しいでしょう。

4つ目の段階が、「完全乾燥」です。
これは、塗料を塗ってから2週間~2カ月までの段階で、この段階では、塗膜内部で硬化の反応が進行し、完全な乾燥へと向かっていきます。

□塗料や季節による乾燥時間の違い

乾燥プロセスの、大まかな4つの段階をご紹介しましたが、塗料や季節によって、乾燥にかかる時間は変化します。
まず、塗料による違いですが、使用する塗料が水性塗料か油性塗料かによって、乾燥時間が違ってきます。

水性塗料では、水分が蒸発することによって塗膜が形成されていくので、水分が蒸発しにくい気候だった場合、有機溶剤を使用している油性塗料に比べて、乾燥がかなり遅れることがあるでしょう。
そのため、外壁塗装では、人体や環境への影響が小さい水性塗料を使用し、屋根の塗装では、気象条件や結露の影響を受けにくい油性塗料を使用することが多いです。
また、塗料メーカーによって乾燥時間の基準は多少違いがあるので、使用する塗料メーカーの説明をよく確認しましょう。

次に、季節をはじめとする、気象条件による乾燥時間の違いです。
まず、気温が低ければ乾燥時間が長くなるでしょう。
そのため、夏に比べ、冬は乾燥時間が長くなりやすいです。

また、気温が低すぎた場合は、そもそも塗装を行えません。
具体的には、気温が5度を下回ると、塗装できない状態となるでしょう。
他にも、梅雨の季節といった、雨が多い時期は、湿度が85パーセントを超えた場合は塗装が行えません。
ただし、冬期や梅雨でも、気温や湿度に問題がなければ施工できるので、それほど季節にこだわる必要はないでしょう。

気候による違いの他にも、塗膜が厚ければ乾燥時間は長くなり、北面よりも南面の方が日当たりが良いため、乾燥時間が短くなるといった違いが生まれます。

□乾燥の際の注意点

ここでは、よりきれいな仕上がりを目指すためにも、注意したいポイントをご紹介しましょう。

1つ目が、むやみに触らないということです。
指で触れても塗料が指につかない場合は、表面は乾燥していますが、内部はまだ乾燥していないことがあります。
そのため、強く触れてしまうと、しわになったり、剥がれたりするおそれがあります。
確認のために触れたくなるかもしれませんが、まだ塗装してから日が浅い場合は、あまり触れないようにしましょう。

2つ目が、ものを立てかけないということです。
まだ乾いていない状態では、当然ものを立てかけてはいけません。
指で触れて乾いていた場合でも、ものを立てかけて放置しておくと、時間がたって塗料がくっついてしまい、ものをどかしたときに、塗膜がはがれてしまうことも考えられます。
特にひび割れの修復に用いられる柔らかい塗料の場合は気を付けましょう。

完全乾燥前はもちろんですが、塗装が終わってから半年~1年の間は、なるべく塗装面にものを立てかけないようにすると安心でしょう。

最後に3つ目が、しっかりと確認することです。
塗料やメーカーによって乾燥までの注意事項にもさまざまなタイプがあります。
思わぬアクシデントを防ぐためにも、塗装前と塗装後に注意事項をしっかりと確認しましょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装における乾燥時間や、乾燥までの注意点についてご説明しました。
せっかくきれいに塗装をしたのに、工事完了後に塗料が剥がれてしまってはもったいないですよね。
しっかりと注意事項を確認し、きれいな外壁を目指しましょう。

また、もし、乾燥時間をしっかりと考えた外壁塗装・屋根塗装をしたいのでしたら、
私たちリフォームパンセにご相談くださいね♪
お問合せ先はこちらです!

この記事は、塗装技能士・小司勲が責任を持って書きました。
(昔気質の職人のように私は見られますが、実は小心者の小司です♪)








ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
無料お見積もりは今すぐお電話を。