外壁塗装のひび割れの原因を福井の外壁塗装業者が解説します

「外壁塗装に最近ひびが入っているのに気が付いた。外壁塗装のひび割れの原因はどんなものなのだろう?」
外壁塗装のひび割れについて、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか? そこで今回は、外壁塗装のひび割れの原因について、福井県の外壁塗装業者が解説したいと思います。

外壁塗装のひび(クラック)の原因

一言で外壁塗装のひびといっても、その種類は様々です。種類としては、塗膜に発生するものとして「ヘアクラック」、外壁材のクラックが塗膜のクラックとして現れたものとして「乾燥クラック」「構造クラック」などがあります。
それぞれの原因について、見ていきたいと思います。

*ヘアクラック
ヘアクラックとは、その名の通り髪の毛のように細かく、短いひび割れの総称です。
このヘアクラックの原因としては以下のようなものが考えられます。

・経年劣化
塗膜性能が時が経つことによって低下し、素地の膨張に耐え切れずに、ひび割れとなって表れたことが考えられます。

・塗装が不適切に行われた
外壁塗装の塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの三つの工程から成り立っています。ヘアクラックが起こる原因としては中塗りと上塗りの間の乾燥がきちんと行われてなかった場合が多いです。このような不適切な塗装は外壁塗装のひびの原因になってしまうのです。

*乾燥クラック
乾燥クラックとは、モルタルなどの外壁において、水分の蒸発などによって、塗装の収縮が生じ、ひび割れとなってしまうものをいいます。 
塗装の乾燥が完了する前に、新たな塗装が行われると乾燥クラックは起こりやすくなります。乾燥していない塗装の表面に新たに塗装が行われ、塗膜が作られてしまうと、塗膜が素地の収縮に追いつかなくなり、乾燥クラックが発生してしまいます。

*構造クラック
構造クラックとは、建物の構造的な欠陥によるひび割れのことをいいます。原因としては外壁だけではなく建物全体の欠陥が考えられます。
例えば、その建物自体の耐震性の低さなどから、地震によって建物が大きく揺れたり、歪むことによって、外壁にもその歪みが構造クラックという形で表れしまう場合があります。

おわりに

以上、外壁塗装のひびの原因についてご紹介しました。 外壁のひびは、そこからの雨水の侵入などによって、建物全体の劣化を進めてしまう原因にもなりかねません。 そのため、外壁のひびに対してはなるべく早めの対策が必要です。

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ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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