外壁塗装の業者選びに関する注意点を福井県の専門家が紹介します!

「そろそろ外壁塗装をしようかな」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
外壁塗装は家を長く綺麗に保つ大切なメンテナンスです。
そのため、外壁塗装の業者選びはしっかりと行うようおすすめします。
そこで今回は、外壁塗装の業者選びに関する注意点について紹介しましょう。

□外壁塗装の業者選びで生じるトラブルについて
外壁塗装では業者選びでトラブルが生じる場合があります。
そのトラブルとは一体どのようなものなのでしょうか。
実際に起こりうるトラブルについて知っておけば、皆さんも事前にトラブルを回避できるでしょう。
そこで、ここでは外壁塗装の業者選びで起きる可能性があるトラブルについて紹介します。
残念ながら、外壁塗装の業者には悪徳業者が多いと言われています。
被害者の方々は、手抜き工事をされたり、実際に行った工事よりも多額の費用を請求されたりといったトラブルに巻き込まれています。
では、なぜ悪徳業者に騙されてしまうのでしょうか。
それにはいくつかの理由があります。

1つ目は、外壁塗装の工事には定価がほとんど存在しないからです。
外壁塗装の工事費というのは、塗料の料金とは別に人件費や足場の設置代などがかかり、工事費のほとんどがそれらに取られてしまいます。
そうなると、業者によって値段が変わるため相場がほとんどありません。
また、塗料の種類や家の外壁の状況などによっても値段は左右されます。
そのため、外壁塗装では全く同じ実例というものが存在せず、他の建築物の外壁塗装と比較ができないのです。

2つ目は、すぐには工事の品質が判断できないところです。
工事完了直後は、不良があってもなかなか気がつきません。
外壁塗装の不良は工事が終わってから少し経って出てくるものも多いです。
そのため、工事が終了して数年後に予定よりも早く劣化が生じるなどして不良に気がつき、実は手抜きの工事をされていたと分かったなんてこともあり得るのです。
プロではない私達からすると、外壁塗装のムラやヒビなどは工事直後ではなかなか分かりません。
そのため、気がつかず放置してしまうケースが多いのでしょう。

3つ目は、飛び込み営業がかけやすいという面にあります。
住宅の外壁は外から丸見えなので、劣化している箇所なども他人にいつでも見られてしまいます。
そのため、劣化している箇所を見つけ、「劣化箇所があるので、外壁塗装の工事をしませんか」という風に営業をかけやすいのです。
また、外壁塗装で起こるトラブルは悪徳業者に騙されることだけではありません。
自分の好みとは異なる完成になったというトラブルもあります。
外壁塗装の業者には、営業から工事まで一貫して行う会社と、営業をした後に下請けの会社へ工事は任せるという会社が存在します。
営業をした後、下請け会社に工事を依頼するという方式をとっている会社では、要望を聞いてくれる担当者が務める会社と実際に工事を行う会社が違うので、間に一度違う会社をまたいだ情報共有がなされます。
すると、自分の要望が全く同じ形で工事会社に共有されるとは限りません。
そのため、工事の質が落ち思っていた完成とは違うというトラブルが発生しやすいのです。
また、担当者はあくまでも営業担当なので外壁塗装の工事について深く知らない可能性もあります。
工事を実際に行うのは、職人さんです。
工事経験があるかないかは、完成の大きな違いになるでしょう。

□トラブルを回避するための業者選びについて
では、今まで紹介してきたトラブルを回避するためにはどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
今からは、トラブルを回避するための業者選びについて紹介していきましょう。

*許可や資格があるかどうか
実は、外壁塗装の会社を始めるのに資格や許可は必要ありません。
しかし、「塗装技能士」という資格や「建設業許可証」という許可は存在します。
これらの資格や許可は長い間の実績や経験がなければ取得できないので、これらを持っている業者であれば安心して外壁工事を依頼できるでしょう。
そのため、まずはこれらを持っているかどうかをチェックするようおすすめします。

*保険や保証がきちんとしているか
外壁工事では事故が起こる可能性があります。
そのため、しっかりと保険に入っていたり、保証してくれたりする業者なのかをチェックしましょう。
保険も普通の保険ではいけません。
しっかりと、建設業用の保険に加入しているかが大切です。
建設業用の保険であれば、万が一事故が起こった際に破損してもその分を保険金から出してもらえます。
また、アフターケアもしっかりとしてくれる業者にしましょう。
先ほども説明したように、外壁塗装は工事完了直後では不良が見つかりにくいです。
そのため、もし数年後に不良が発覚したとしてもきちんと無償で補修してもらえるような業者にしておきましょう。

*見積書の内容について
業者を選ぶ際には、複数の業者に見積書を発行してもらい比較すると良いでしょう。
見積書を比較することで、自分の家の外壁工事にはどれほどの費用が必要なのか、だいたいの相場が見えてきます。
そのため、見積書は事前にしっかりと見るようにしましょう。

*自社サイトの内容について
業者のサイトにはさまざまな情報が載っています。
そのため、業者のサイトはチェックするようにしましょう。
特に、施工実績が載っているかどうかが重要です。
施工実績が多ければそれだけお客様に信頼されているという証明にもなります。
工事中の写真も一緒に掲載されていればより信用できるでしょう。
文字は好きに偽造できますが、写真は嘘をつけません。
そのため、業者選びの良い手がかりになるでしょう。

□まとめ
今回は、外壁塗装の業者選びに関する注意点について紹介しました。
皆さんの大切な家を守るためにも、外壁塗装は満足のいく形で行いたいですよね。
そのためには、今回紹介したようなことに気をつけて業者選びをしてみてください。
きっと満足のいく外壁塗装が行えるはずです。

ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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