外壁塗装の色分けの種類やポイントとは?福井にお住いの方必見です!

・福井の皆様、こんにちは。
福井鯖江で施工実績ナンバーワンの外壁塗装屋根塗装専門店、
ペイントパンセ塗装職人の小林裕太です。
この記事は塗装職人の私、小林裕太が責任をもって書かせて頂きました。
工事は信頼と実績、そして建築士と建築施工管理技士、塗装技能士が在籍している地元のお店、
ペイントパンセへご依頼くださいね♡

外壁塗装を考えるうえで「外壁の色分けにはどのような種類があるのだろう」、「どのような色を使えばよいのだろう」と、様々な疑問が出てくるでしょう。
そこで今回は、様々な疑問の中で外壁と色分けについて詳しく紹介します。
福井県にお住みの方はぜひ参考にしてください。

□外壁塗装の色分けの種類とは

外壁塗装で色分けをする場合、色分けには大きく3種類の方法があります。

1つ目は、上下での色分けです。
上下での色分けは、一番メジャーなやり方と言っても良いでしょう。
上下での場合、1階部分と2階部分の色を変えることによって、塗り分けするのがほとんどです。

具体的には、1階部分を濃いブラウン、2階部分を薄いベージュにするなどです。
このように、濃い目の色と明るめの色で色分けをすることが多いです。
濃い目の色を使うことで、「レトロ」、「モダン」、「重厚感」のようなイメージを持たせられます。
また、1階部分に濃いめの色を、2階部分に明るめの色を持ってくることによって、家を大きく見せる効果なども期待できます。

2つ目は、左右での色分けです。
これもよく見られる方法です。
ベランダや玄関などを境に、キリの良い箇所で左右に塗り分けるのが主です。
また、この場合も上下の場合と同様に、濃い目の色と明るめの色で色分けをするのがほとんどです。

左右で色分けをすると、線が縦に細くなるため、スタイリッシュなイメージに仕上がります。

3つ目は、でっぱり部分の色分けです。
外壁は明るめの色で、2階のベランダの外壁のみ濃い色を使うような、家のでっぱり部分のみを色分けする場合もあります。
塗り分けた部分を目立たせられるので、立体的なイメージになります。
個性的でおしゃれな色合いにしたい方は、この方法も検討してはいかがでしょうか。

□外壁塗装で色分けをする場合のポイントとは

外壁の色分けの種類を理解したうえで、実際にどのようなポイントを押さえればよいのか、紹介します。

1つ目は、2色の比率は、6対4〜7対3を基準にすることです。
色分けをする際には、2色の割合が6対4〜7対3程度になるように施工してもらうとよいです。
この比率は、バランスが良く見える基準となります。

2つ目は、同系色を組み合わせることです。
同系色で色をまとめれば基本的に失敗することはないでしょう。
「ホワイトとグレー」、「グレーと黒」、「クリーム色とブラウン」などの色分けは多くみられます。

3つ目は、セパレーションカラーで引き締めることです。
同系色でまとめてどうしてもうまくいかない場合や配色の対比が強すぎる場合は、2色の間にセパレーションカラーを入れるとよいです。
幕板や雨樋などにセパレーションカラーのラインを入れるとまとまって見えることもあります。
この時、基本的には白や黒に近い色を使います。

4つ目は、3色を使う場合もの比率に気を付けることです。
外壁で使う色は、多くても3色くらいまででしょう。
この場合、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの比率を意識しましょう。

ベースカラーは、塗装面積が最も大きい部分で、全体の60〜70パーセントくらいが良いです。
周囲と色合いがなじむかも確認しましょう。

アソートカラーは、ベースカラーの次に多く使う色で、全体の20〜30パーセントくらいが良いです。
ベースカラーと相性の良い色を選びましょう。

アクセントカラーは、玄関ドアや窓枠などにアクセントとして入れる色で、5〜10パーセントのみが理想です。

5つ目は、淡い色や落ち着いた色合いを選ぶことです。
2色のみの場合もそうですが、特に3色使う場合は、ホワイトやクリーム色、淡いピンクや薄めのグレーなどの色を入れるようにしましょう。
このような色を入れないと、個性的になりすぎるかもしれません。
落ち着いた色を最低1色は取り入れることで、これを防げます。

6つ目は、付帯部との相性を考えることです。
軒天井や雨樋などの付帯部の色との相性は意外と忘れがちです。
同じ色で塗装するか、セパレーションカラーを取り入れるか、確認しましょう。

□色見本とカラーシミュレーションとは

実際に外壁の色を決める際に欠かせないのが、色見本とカラーシミュレーションです。

まずは、色見本を使いましょう。

いきなりこの色が良いと決めることは少ないです。
まずは、何十種類かの色が一緒に入った見本帳を見るでしょう。
似た色味でも、大きいサイズにして比べてみると違いが分かることがあります。
これについては、後述します。

まずは、何個か候補を出し、候補の色を最低でもA4以上の大きさで見てみましょう。
大きいほうが外壁に塗った際のイメージが湧くでしょう。

次に、外の太陽光での確認も忘れずに行いましょう。
蛍光灯の下と太陽光の下ではもちろん、見え方が異なります。
蛍光灯は青の波長を多く含みます。
そのため、実際に外で見た時と印象が変わることがあります。

それでも決まらない場合は、試し塗りができるか相談してみるのも良いでしょう。
この場合、費用がかかってしまうこともあるので、注意が必要です。

色見本の次は、カラーシミュレーションです。
色味自体は決まっても、色見本だけでは、全体の配色をイメージしづらいでしょう。
その場合、カラーシミュレーションがおすすめです。
「付帯部と外壁の色があっているか」、「屋根と壁の組み合わせはどうか」「色分けのバランスはどうか」など全体的な印象を持てます。

気をつけたいのが、カラーシミュレーションは、パソコンやそれを印刷したものを見ることになります。
そのため、画面やインクによって見え方が変わってしまいます。
似ている色の比較などに使うのには、不向きと言えます。
無料でカラーシミュレーションができるサイトなどもあるので、それらも活用しましょう。

□色分けする前の注意点とは

外壁の色選びは、失敗したという声もよく聞きます。
そのようなことが起こらないために注意点等を紹介します。

1つ目は、ディスプレイ越しの色と実際の色は違うことです。
上でも述べたように、色の見え方は、パソコン、色見本、実際のもので異なります。
パソコンで、外壁の色分けのイメージを持つのは大事です。

しかし、そのイメージ通りの外壁になるかというとそうではありません。
そのため、パソコンでカラーシミュレーションをした場合、それをイメージとしてとらえましょう。
名前の通り、それはあくまでシミュレーションです。

2つ目は、色の面積効果を理解した上で色分けをすることです。
色には、「色の面積効果」というものがあります。
これは、先ほど述べた、色の大きさによって見え方が変わってしまうことです。

色は大きくなると、明度、彩度、色相での変化があります。
明度に関しては、色が薄い、明るく見える可能性があります。
彩度に関しては、色が鮮やかに見え、色相に関しては、色が強調されて見えるでしょう。

色の大小で明度が異なると、「思っていたイメージの色と比べて薄い」、「思っていたより明るい」という失敗につながります。
彩度が異なると、「派手になりすぎた」、「落ち着かない」ことになります。
色相が異なると、「思っていたより赤っぽい」などのように感じてしまいます。
そのため、上でも述べたように、A4サイズの色見本を使いましょう。

□まとめ

今回は、外壁と色分けについて紹介しました。
外壁は、家の外から見た印象を決めることになります。
そのため、自分の思っているイメージにより近づけましょう。
外壁塗装についてご不明な点等ございましたら、ぜひ当社にご相談ください。

ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
無料お見積もりは今すぐお電話を。