外壁塗装の際は防犯対策が重要?福井の専門家が説明します

「外壁塗装で足場を設置すると空き巣が入らないか不安」
福井在住でこのような不安を抱えている方はいらっしゃいませんか。
外壁塗装の工事中は空き巣にとっては非常に侵入しやすく、事前に対策をしておかないと取り返しのつかない事態になります。
今回は外壁塗装の期間中の防犯対策について説明します。

□外壁塗装の工事で防犯しないと起こりかねない犯罪

1つ目は盗難です。
外壁塗装の工事中に物を盗まれる可能性が高いです。
職人が頻繁に敷地をウロウロしているため、職人の顔を覚えていない限りは空き巣が入っても見抜けません。
職人のフリをして、家の外にある物を盗むのも容易いでしょう。

2つ目は盗撮です。
窓から室内を覗かれる可能性も上がります。
外壁塗装の工事期間中は足場を設置しているため、誰かが足場に登っていてもなかなか気づけません。
窓や玄関に盗撮用のカメラを設置するのも簡単でしょう。

3つ目は物の破壊です。
物を盗まれるだけでなく、物を壊されるリスクもあります。
職人のフリをして敷地に侵入さえできれば、家の外にある物を破壊するのは簡単です。
外壁や窓を壊されることもあり得るため、工事期間中は家の周りを定期的にチェックしておきましょう。

4つ目は住居への侵入です。
足場の存在により屋上やベランダに登られる場合もあります。
特に夜間であれば、家の周辺をウロウロしていても気づくのは困難です。
二階の窓を開けていると、二階から侵入される可能性もあるでしょう。

□外壁塗装中の空き巣に狙われやすいパターン

塗装期間中に空き巣に狙われやすいパターンにはどのようなものがあるのでしょうか。
1つ目は、足場を利用して侵入することです。
外壁塗装の工事期間中は約2週間もの間、足場が設置されたままです。
その状況にも関わらず、足場に鍵をかけられるわけではないため、泥棒からすれば非常に侵入しやすくなっています。
ベランダや二階の窓に空き巣が入る心配はないと考えていると、空き巣にとっては格好の的になるでしょう。

2つ目は、作業員の格好をして侵入することです。
外壁塗装の工事中は職人が数日間に渡って、家の周りをウロウロしています。
2人や3人であれば顔を覚えられるでしょうが、10人以上にもなると覚えられないかもしれません。
そうなると平然と侵入してくる空き巣に対しても、職人の1人と認識してしまう恐れがあります。
なるべく、職人の顔と名前を覚えるためにも名簿をもらい、名札を付けてもらうという対策を取ると良いでしょう。

□空き巣被害に遭わないための対策

空き巣被害に遭わないために講じる対策を説明します。

*外出時の戸締りはしっかりと

一見当たり前のことですが、一階の窓やドアだけでなく二階の全ての窓に鍵をかけておくということです。
「たかが一時間程度の外出だから」、「不在中も職人さんが作業をしているから」と油断していると、被害に遭ったときに取り返しがつきません。
もちろん塗装業者には何の責任もないため、自己責任です。
そこで犯人ではないのに職人さんを疑ってしまうと信頼関係は一瞬で破綻してしまいます。
戸締りをするだけでは心許ないという場合は、補助錠を窓に取り付けると良いでしょう。

*工事前に工事工程表をもらう

外壁塗装の工事スケジュールの表を工事工程表と呼びます。
工事前に業者に頼んで貰っておくことで、足場や養生の設置日などの日程を把握でき、戸締りをどのタイミングで気をつけるべきか分かります。
ただし、あくまでも事前のスケジュールであって天気などの外的要因の影響で多少のズレが生じることもあります。
そのようなズレに対応するために、打ち合わせの際に進捗の報告を毎日してもらえるように頼んでおくと良いでしょう。
また直接の報告を受けられない場合は、メールや簡易的なメモによる報告も可能であるか確認しておくと良いです。

*ターポリンやセンサーライトを設置してもらう

ターポリンとは文字が書かれた垂れ幕で、センサーライトは動きを感知して自動で点灯するライトです。
このように防犯対策が徹底されていると示すと、空き巣を動揺させられるでしょう。
ターポリンやセンサーライトの設置は業者にお願いすれば設置してもらえますが、電源を貸し出す必要がある場合もあります。
仮に電源との距離の問題で設置できないとなっても、設置しておくだけで空き巣に精神的負荷を与えられます。

*工事を行っていないときは足場への入り口を封鎖してもらう

家の戸締りをした上で、さらに足場への入り口も塞ぐと万全です。
ただし封鎖してもらえるタイミングは作業をしていない時間帯のみです。
事前の打ち合わせで相談しておくと、対応してもらえます。
場合によっては昇降階段を取り外してくれる場合もあるため、相談してみましょう。

□まとめ

今回は外壁塗装をする際の防犯対策について説明しました。
工事期間中は足場で外の様子が確認しづらくなる上に、二階やベランダへも登りやすくなります。
空き巣を防ぐために、戸締りの徹底やセンサーの設置などできる限りの防犯対策をしておきましょう。
福井で外壁塗装を検討している方は、お気軽にご相談ください。

ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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