外壁塗装中に換気したい!福井の専門業者が臭い対策をお教えします!

「外壁塗装中に換気したいな。」
外壁塗装の工事の際には、換気のことが気になるかもしれません。
臭いに対してできることなども知った状態で工事に臨みたいですよね。
今回は、外壁塗装工事での換気や臭いの対策について福井の専門業者がご紹介します。

□外壁塗装工事中の換気が難しい理由

結論から申し上げますと、外壁塗装中に換気をするのは難しいでしょう。
具体的には、窓を開ける行為も換気扇を回す行為も制限されてしまいます。
その理由として挙げられるのは、周囲が足場で囲まれてしまうためです。
通常住宅工事においては、屋根の高さまで足場を組み立てます。
外壁塗装は高所での作業ですから、安定した場所を確保しなければなりません。

また、足場にはムラのない塗膜を作って長持ちさせる役割もあるのです。
それだけではなく、養生と呼ばれるシートを足場の周りに囲みます。
このシートを使うことで、高圧洗浄の水や塗料が周囲に飛び散りません。
もちろん、この養生シートはメッシュ状になっており、ある程度の風は通します。

しかしながら、見た目からして封をされている感じはするかもしれません。
結果として、窓が開けられなくなる場面もできてしまいます。
多いのは、実際の塗装の段階に入る前に行う養生のタイミングです。
塗料を塗るべきではない場所に細かくテープやシートを貼り付ける作業を指します。

具体的には、窓ガラス・サッシの枠・室外機・給湯器・雨樋などにテープを貼ります。
これらは塗装および乾燥中には剥がせません。
そのため、窓を開けることもベランダに出ることもできないのです。
塗装の作業は、下塗り・中塗り・上塗りに分けて行います。

下塗りは、塗膜と外壁を密着させる役割があり、本来とは異なる塗料が使われることもあります。
仕上げ塗装を一度だけで済ませた場合、塗料が蒸発して気泡ができる可能性もあります。
それを避けるために、もう一度仕上げの塗装を行うことで気泡を埋めます。
また、完全に乾燥させる必要があるため、それぞれの間を最低でも1日空けるのが大切でしょう。
結果的に、それぞれに1.2日はかかるので、合計で1週間ほど不便な生活が強いられるかもしれません。

□外壁塗装工事中の換気と換気以外に注意すること

外壁塗装中の換気が難しいことをここまでご紹介しましたが、それでも換気をしたいかもしれません。
その場合には、事前に業者側に相談されるのが良いでしょう。
場合によっては、窓が開けやすいように養生してもらえるかもしれません。
当然ながら足場との関係で全ては開けられないかもしれませんが、融通は利きます。

しかしながら、作業中は職人が足場を使って住宅の周りを歩き回るのです。
窓を開けたままにしておいて、ものがなくなっていたり部屋の様子が変わっていたりすると、怪しんでしまいますよね。
また、足場で見えにくい点で、業者ではない第三者が侵入しやすい状況です。
業者との関係を良好にするためにも、あまり換気で窓を開けるのはおすすめできません。

そこで、換気の代わりにできそうなことは、換気扇を回すことが挙げられます。
換気扇を回しておくだけでも空気は随分と入れ替わるでしょう。
方法としては、換気口を養生でふさがないことが挙げられます。
基本的には換気扇に影響しないように養生しますが、念のため業者に頼んでおくのも良いでしょう。

ただし、換気扇の外側の部分を塗装する場合には使えないので注意しましょう。
換気扇を回す際に特に気を付けたいのが臭いの問題ですよね。
外壁塗装中に家にいる場合には、活性炭入りのマスクをするとある程度の効果が期待できます。

また、ペットがいる場合には、他の場所に移すなどの工夫をしましょう。
ご自身でさえも不快に感じるものは、ペットにとってもストレスがかかります。
見知らぬ人が行き来する点も、意外と敏感に反応するものです。
体調不良を避けるためにも、なるべく家からは離れた場所に移すことを心がけましょう。
少なくとも、工事場所からは離れる・室内に入れる工夫が大切です。

□臭いを事前に対策するためのポイント

外壁塗装の臭いに関しては、事前にも対策できることがあります。
代表的なのは、水性塗料を選ぶことです。
よく対比される油性塗料は、揮発有機溶剤が豊富に含まれていて、臭いが発生します。
油性塗料には、有機溶剤であるシンナーを使って希釈しており、揮発するためです。
単に不快に覚えるだけではなく、健康被害を受けてしまう可能性もあります。

一方で、水性塗料は水で希釈するために、このシンナーが使われていません。
そのため、もちろん不快にならないですし、体調不良のリスクもないでしょう。
また、業者を比較する際に、換気に関しても丁寧に向き合ってもらえるかを見ておくのも大切です。

□まとめ

今回は、外壁塗装工事での換気や臭いの対策について福井の専門業者がご紹介しました。
換気そのものは難しいですが、業者に相談することで対応してもらえるかもしれません。
窓は難しくても換気扇で代用する・そもそも臭いの少ない塗料を使うなどの工夫をしましょう。

ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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