壁塗装を検討しているものの、工事期間中の生活のイメージがつかないという方はいませんか？
外壁塗装を行うのであれば工事の行われる期間や、通常の生活とどのように異なるのかを知っておいた方が良いでしょう。
そこで今回は外壁塗装の工事期間中の過ごし方について解説します。
□外壁塗装工事にどれくらいの期間がかかるのか？
＊一般的な工事期間はどれくらいか
外壁塗装の工事期間は、建物の大きさや外壁の状態や工事期間中の気候によって変化します。
通常の一戸建てであれば2週間前後です。
しかし、50戸以下のマンションだと1~2ヶ月かかり、50戸以上のマンションだと2~3ヶ月かかるのが一般的です。
＊状況によっては工事の期間が長引く
工事を行う時期や外壁の状態によっては工事期間が長引くこともあります。
雨が降っているときは塗料がうまく密着しないため、外壁塗装が行われないため梅雨の時期に工事を依頼するのは避けた方が良いでしょう。
また外壁の痛み具合が酷ければ、下地を作る時間が追加され長引く可能性があります。
＊工事期間が短い業者は疑うべし
工事の期間が他の業者と比べてあまりに短い業者は疑った方が良いです。
何か特殊な技術によって工事をすぐに終わらせられる場合は良いでしょう。
しかし、必要な作業を飛ばす可能性も十分に考えられます。
工事期間が短い業者はなぜ短いのかを、きちんと確認しましょう。
□外壁塗装工事中の過ごし方とは
外壁塗装の期間中の過ごし方は普段の生活とどのように異なるのでしょうか？
気になるポイントを以下で説明します。
1つ目は家を空けても問題はないのかどうかです。
外壁工事に必要な水と電気を使用できる状態にしておくことと、ドアと窓の鍵を全て閉めておくことをしておけば外出できます。
しかし工事に注意を全く払わないでいると、手を抜いたりサボったりする業者もいるため外出したときでも作業の進み具合を確認しておくことが必要です。
工事の前に工程表をもらい、工事後には報告書をもらうように業者に頼んでおくと良いでしょう。
2つ目は洗濯物は干せるのかどうかです。
洗濯物は基本的に干せないと考えておきましょう。
業者に頼んで干すこともできるでしょうが、洗濯物に塗料が付いたり、塗料の匂いが移ったりする可能性が高いので無理に外に干さずに部屋干しが無難です。
3つ目は窓は開けられるのかどうかです。
外壁を洗浄しているときに窓は開けられません。
洗浄しているとき以外で開けたいときは業者に頼めば開けてくれますが、塗料を塗っているときは塗料の匂いが部屋に入ってくるのでやめておいた方が良いでしょう。
4つ目はエアコンは使えるかどうかです。
業者が室外機を使えるようにしているため、エアコンは使えます。
しかしベランダに室外機が設置されている場合は、結露した水滴が出るためエアコンは使用できません。
5つ目は塗料の匂いは体に影響するのかどうかです。
外壁塗装を行う際に臭いの発生は避けられません。
具合を悪くする人もいるため、小さなお子様や妊婦、ペットがいる場合は業者に事前に伝えておきましょう。
臭いのあまり発生しない塗料を使うプランに変更できる可能性があります。
6つ目は工事中に泥棒に狙われやすいことです。
外壁工事中は外から見えづらく、足場もあらゆるところに作られているので侵入しやすいです。
鍵をしっかり閉めておいたり、防犯カメラを設置したりして防犯対策をしておきましょう。
7つ目はペットがいる場合はどうなるのかです。
ペットは工事現場に入り込んだり、塗料に触れたりする可能性があります。
ペットがいる場合は家の外に出さないようにするか、預けておいて工事の妨げにならないようにしましょう。
8つ目は工事中は毎日騒音が出るのかどうかです。
工事期間中で騒音が出る日は足場を設置するときと撤去するとき、塗装を洗浄するときの3日間です。
騒音で近所の方々にも迷惑がかかるため、業者だけに頼らず自分たちでも挨拶回りに行きましょう。
□外壁塗装工事中に気をつけること
外壁塗装の工事中に気をつけるポイントは2つあります。
1つ目は高圧洗浄の水が室内に入らないようにすることです。
工事の過程で壁の汚れを落とすときには高圧洗浄をします。
このときに水が飛び散り、窓や換気扇から室内に入ってしまうことがあるため戸締りをしっかりしておきましょう。
2つ目は家を空けるときに空き巣に注意することです。
工事期間中に外出はできますが、空き巣に注意しましょう。
足場やネットによって外から見えづらいため、空き巣の被害を受けやすいです。
工事がある日なら狙われる心配はありませんが、日曜日などで工事がない日は特に狙われる可能性が高いので注意しましょう。
□まとめ
今回は外壁塗装の工事期間中の過ごし方と工事にかかる期間について解説しました。
工事期間中は洗濯物が干せなかったり、窓が開けづらかったりなど通常とはライフスタイルが大きく変わるので、事前に対策を立てておくと良いでしょう。
外壁塗装を行いたい方は、是非今回の記事を参考にしてみてください。
