「外壁塗装を考えている。」
「屋根塗装にはどのような費用がかかるのだろう？」
外壁や屋根の劣化が気になり、塗装を検討されている方も多いのではないかと思います。
外壁塗装や屋根塗装をする際には、どのくらいの費用がかかるのかが気になりますよね。
支払いも高額ですから、どの程度なのかを把握しておくことが大切です。
そこで今回は、屋根塗装にかかる費用について福井の業者がご紹介します。
□屋根塗装にかかる費用
屋根塗装にかかる費用の目安は40～60万円くらいです。
その中でも特に負担の大きい部分をお話ししましょう。
＊足場の設置
高所での作業ですから、安定した場所を確保することが重要です。
これは、ムラのない塗膜を作って長持ちさせるためにも大切なことです。
足場の設置には全体の2割ほどの費用がかかります。
80000～100000円ほどを目安にしましょう。
＊高圧洗浄
いきなり塗料を塗るわけではありません。
なぜなら、ひび割れが見受けられると、塗膜が安定しないからです。
苔や植物などが生えている可能性もあり、それらを除いて滑らかにする必要があります。
そこで、作業前に行われるのが、高圧洗浄です。
8000～20000円ほどを目安にしましょう。
＊養生・飛散防止のシート
工事現場の担当者の服や顔が塗料で汚れていることがありますよね。
そのようになるのは、塗料が飛び散りやすいものだからです。
そこで、近隣の家や塗りたくない場所に飛ぶのを避けるためにシートや養生が使われます。
20000～30000円ほどを目安にしましょう。
＊シーリングの修理
屋根材の隙間に埋められているゴム素材が傷んでいる場合には新しくします。
70000～100000円ほどを目安にしましょう。
＊下地の補修
屋根の下地が傷んでいる場合には、別途取り換えなどの作業を行うこともあります。
20000～30000円ほどを目安にしましょう。
＊塗装
最も費用がかかる部分で、20～50万円くらいと大きな幅があります。
ここの価格はもちろん、屋根の面積にも影響します。
大きいほど、塗るのに時間がかかり、人件費が高くなるからです。
しかしそれだけではなく、使用する塗料にも影響されます。
主に用いられているのは、シリコン塗料・ラジカル塗料・フッ素塗料・遮熱塗料・光触媒塗料です。
それぞれ性能や価格が異なるため、比較して選ぶようにしましょう。
＊雑費
工事の際には、廃棄物が多く出ます。
そういったごみ処理費用などの雑費も、工事費用には含まれています。
20000～30000円ほどを目安にしましょう。
□塗装にかかる費用を抑える方法
ここまでの数字を見て、なるべくかかる費用を抑えたいとお思いになったかもしれません。
そこでここからは、塗装にかかる費用を抑える方法をご紹介します。
＊屋根塗装と外壁塗装を同じタイミングで行う
屋根塗装と外壁塗装を同じタイミングで行うと費用が抑えられます。
なぜなら、両者は同じものを使って作業を行うことが多いからです。
たとえば、塗装の際には、安全の確保のために足場を組みます。
住宅工事でよく見かけるシートがかかったものをご想像していただけるとわかりやすいでしょう。
基本的に外壁を囲むようにして設置するため、屋根にも上りやすい状態です。
また、汚れや剥がれている塗膜を取り除く高圧洗浄やシーリングの修理も同じ材料や道具を使います。
つまり、どちらかを行うことで、もう一方の作業も簡単にできるのです。
手間を省けるだけでなく、費用も大幅に削減できるでしょう。
屋根塗装のみの予定の場合には、外壁塗装もご検討されることがおすすめです。
＊複数の業者に見積もりを依頼して比較する
目安を紹介した際に、幅があることをお気づきになられたかもしれません。
実は塗装工事には、決まった金額が定められているわけではありません。
それぞれの業者によって異なります。
つまり、依頼する業者を変えるだけで安く工事をしてもらえる可能性があります。
そこで、複数の業者に見積もりを依頼して比較してみましょう。
見積もりの際に注意しておきたいのは、費用が安いことを強調していないかです。
見積もりはあくまでも概算のため、価格が上がること可能性もあります。
しかし、悪徳業者はそれを悪用して、後に吊り上げてきます。
最初は金額をわざと下げて提示することもあるため、お得だからと言って安易に乗らないようにしましょう。
これは見積もり時の説明や書類に、曖昧な表現がないかどうかで確かめられます。
もしはっきりしない説明があれば、質問して詰めておきましょう。
顧客に対して真摯に向き合う業者であれば、丁寧に答えてもらえます。
□まとめ
今回は、屋根塗装にかかる費用についてご紹介しました。
全体としてかかる費用の目安は、40～60万円ほどです。
内訳は、相場代・高圧洗浄・シーリングや下地の修理・塗装費用・雑費などです。
屋根の面積や使う塗料の種類によって変わることを把握しておきましょう。
また、費用を押さえるためには、外壁と屋根の塗装を同時に行う・複数の業者を比較することをおすすめします。
塗装だけではなく、お住まいに関することなら下記にお気軽にご相談ください！
