屋根が汚れてきたしそろそろ再塗装した方がいいと思うけど、塗装に向いていない季節があるのかが気になる方がいらっしゃいませんか。
できる限り塗装に向いている時期に工事して最高の仕上がりにしたいですよね。
今回は、屋根塗装の必要なサインとどの季節に塗装したら良いのか解説します。
□屋根塗装が必要になってしまった時
もちろん屋根塗装には希望の時期があると思いますが、雨漏りしてしまったり屋根に穴が開いたりするとすぐに修理する必要がありますよね。
ベストな時期や希望の時期を考えている暇は無いため、できるだけ早く業者に連絡して再塗装を頼みましょう。
屋根塗装や外壁塗装は基本的に10〜15年ごとにした方が良いと言われていますが、20年保つこともあれば数年で剥がれることもあります。
大事なことは耐久性が落ちていないか、見た目が悪くなっていないかです。
再塗装を考えるための目安としては様々なものがあるので紹介していきます。
＊瓦が欠けていないか
瓦が欠けていると隙間から雨水が浸透し雨漏りを引き起こしたり台風の時に瓦が飛んだりします。
台風で瓦が飛んで、他人に怪我を負わせてしまっては大変なので、早めに修理しましょう。
＊塗装が剥がれていないか
こちらが雨漏りの原因になるでしょう。
雨漏りをすると建物自体が劣化する可能性もあるため、気をつけましょう。
見た目も良くないですよね。
＊コケやカビが生えていないか
コケやカビが発生することは屋根塗装の防水性が衰えてきているサインです。
防水性が劣化すると屋根そのものの耐久性を悪化させてしまうので、最悪の場合屋根ごと葺き替える必要があります。
＊屋根の色褪せ
屋根の色褪せは劣化が始まったサインです。
すぐに影響が出るわけではありませんが放置しておくと劣化が進むため、余裕があるうちに一度メンテナンスしておきましょう。
屋根塗装が無い、いわゆるメンテナンスがいらないものとして日本瓦が挙げられます。
日本瓦は耐用年数も50〜100年と非常に長持ちします。
しかし、地震で欠けてしまい耐久性が落ちたところに台風が直撃すると瓦ごと飛んでしまいます。
日本瓦だから大丈夫だと過信せずに確認しておきましょう。
放置していると家の柱や外壁も傷んでしまい余分な支出が発生するかもしれません。
屋根の塗装だけで修繕できないと屋根全体を葺き替えする必要があるでしょう。
屋根塗装にも寿命があるので寿命が近づくとメンテナンスを行う必要があります。
つまり自分がしたいベストな時期では無くても、状況によっては屋根塗装をする必要があります。
屋根の状況は定期的に確認しましょう。
□屋根塗装にオススメの季節
結論から言うと雨があまり降らずに暖かい気候の春または秋がベストと言えます。
塗装は３回塗りが基本となっており、下塗り、中塗り、上塗りの3工程があります。
全ての作業で塗り終わった後に乾燥させる必要があります。
そのため、湿気が多く雨が降る梅雨の時期は難しい季節でしょう。
乾燥させずに重ね塗りしてしまうと、塗料が密着しないので剥がれやすくなってしまいます。
また、雨が降ると作業はすぐに中断する必要があります。
工事の進行が妨げられたり、滑りやすくなるせいでケガのリスクが格段に増えたりするというデメリットがあります。
真夏の時期は塗料が乾燥しやすく良いのではないかと考えるかもしれません。
しかし、暑すぎると塗料を塗り終わった後に気泡ができてしまうので、仕上がりに影響が出ます。
真冬や梅雨の季節と比べると施工しやすいことは明らかでしょう。
真冬であれば、深夜や早朝に霜が降りてしまうので作業開始する前に乾燥を待つ必要があります。
また、日が落ちるのが早いので一日の施工時間が短くなり工期が長くなってしまうデメリットもあります。
結果的に春と秋が屋根塗装を行う上でベストな時期でしょう。
春と秋は空気が乾燥しており、塗料が乾きやすく気温も安定しています。
しかし、どの季節でも屋根塗装は承っているので、気になることがありましたら是非ご相談ください。
□時期による屋根塗装の費用の変化
屋根塗装に適した時期は費用がかさむのではないかと思われる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、屋根塗装を行う時期によって費用は変わらないため、安心してください。
繁忙期の費用は変わりませんが、連絡してから施工に入るまでが時間がかかるかもしれません。
そのため、屋根塗装をすることが決まったら、早めに見積もりだけでも済ませておきましょう。
屋根に少しでも異常を感じたら、素早く行動しましょう。
屋根の異常を放置して被害が拡大すれば、その分費用がかさむため、気をつけてください。
□まとめ
今回は、屋根塗装の必要なサインとどの季節に塗装したら良いのか解説しました。
家を守るためにも余裕がある方は時期を見定めて業者にご連絡ください。
春と秋がオススメですと言いましたが、1年中塗装を承っています。
塗装だけではなく、お住まいに関することなら下記にお気軽にご相談ください！
