水性と油性の違いは?福井の外壁塗装業者が説明いたします!

福井の皆様、こんにちは。
外壁塗装専門店リフォームパンセ、職人の小林裕太です。
今回は特に福井、鯖江で外壁塗装をお考えの方は必見。
外壁塗装では、使用する塗料によってそれぞれのメリットとデメリットがあります。
施工の前に確認しておくべき注意点もいくつかあります。
そこで今回は、そんな外壁塗装における塗料の違いと注意点についてご説明します。

□外壁塗装には水性塗料と油性塗料がある

外壁塗装には複数の種類の塗料が使用されますが、それらは大きく分けて水性塗料と油性塗料の2つに分けられます。

この2つの大きな違いは、塗料の中に含まれている、顔料・樹脂・硬化剤・添加物といった材料を溶かしている溶剤が、水であるか有機溶剤であるかという点です。
溶剤が水であれば水性塗料、シンナーといった有機溶剤であれば油性塗料ということです。
では、それぞれの特徴についてもう少し詳しくみていきましょう。

*水性塗料

水性塗料の特徴の1つ目は、においが少ないことです。
水性塗料は溶剤を水で溶かしているため、油性塗料と違ってシンナー臭がしないのが特徴です。
そのため、施工中のシンナー臭に悩まされずに済むでしょう。
家族にもご近所にも優しい塗料ということですね。
加えて、大気環境に悪影響を及ぼすとされる、揮発性有機化合物(VOC)の排出が少なく、環境にも優しい塗料と言えます。

2つ目の特徴は、価格が安いということです。
コストのかかる有機溶剤が含まれていないため、油性溶剤と比較して価格が安いという利点があります。
なるべく費用を抑えたい方におすすめですね。

3つ目の特徴は、寿命が短いということです。
有機溶剤を使用していないため、価格は安いですが、その分、塗料の寿命は短くなってしまいます。
しかし、最近では寿命の長い水性塗料も登場してきています。
中には油性塗料よりも耐久性の高い水性塗料も登場してきているので、必ずしも水性塗料の寿命が短いとは言えないでしょう。

4つ目の特徴は、塗装中は天気に注意が必要ということです。
塗装が完了して、塗料が乾燥すれば雨に濡れても問題ありませんが、塗装中の乾ききっていない状態では、雨に濡れたり、湿気にさらされてしまうと、ムラのある仕上がりになってしまう可能性があります。
施工の日程を決める際は、できるだけ天候に注意しましょう。

*油性塗料(有機溶剤系)

次に、油性塗料の特徴を見ていきましょう。
一般の皆様には油性と言った方が分かりやすいのですが、
プロである私たちは溶剤系と呼んでいる塗料です。

1つ目の特徴は、耐久性が高いことです。
油性塗料に含まれている有機溶剤によって、強い塗膜が作られるため、水性塗料よりも高い耐久性を発揮できます。

2つ目の特徴は、天候に左右されにくいということです。
水性塗料は雨に弱いのが特徴でしたが、油性塗料ではその心配はありません。
塗料の蒸発も早く、比較的短い時間で乾燥できます。

3つ目の特徴は、においが強いことです。
油性塗料に含まれている有機溶剤の影響で、人によっては頭痛や気持ち悪さを訴えるほどのにおいが発生してしまいます。
そのため、油性塗料を使用する際には家族やご近所への影響に注意を払いましょう。

4つ目の特徴は、扱いが難しいことです。
油性塗料は有機溶剤を含むため、保管に苦労することがあります。

□油性塗料を使う際の注意点

油性塗料には、溶剤と弱溶剤の2種類があります。

溶剤は比較的刺激の強いシンナーを使用しており、弱溶剤は比較的刺激の弱いシンナーを使用しています。
溶剤は弱溶剤に比べ環境や人体への刺激が強いです。
使用する塗料によって発生する物質の量やにおいはさまざまですので、事前によく確認しておきましょう。

また、油性塗料は年月が経過しても汚れが付着しにくく、密着性が高いといった利点がありますが、一方で人体への影響が懸念される場合もあります。
それゆえ、心配な方はそういった有害物質の発生が少ないものを選ぶ、あるいは水性塗料を使用すると良いでしょう。

□ご近所挨拶を忘れずに

外壁塗装を行う際は、塗料によっては、強いにおいが発生してしまうので、トラブルを未然に防ぐためにも、近隣住民の方への事前の挨拶を行いましょう。
足場を設置する際は大きな音が発生してしまうことが考えられます。
そのため、挨拶を行うタイミングは、足場架設の1週間前から3日前までに行うと良いでしょう。
また、全ての作業が終了した後にも、挨拶をしておくと印象が良いでしょう。

曜日は土日祝日がおすすめです。
時間帯としては、午前中に行く場合は早すぎない時間帯で、午後に行く場合は日没前に行くことをおすすめします。
挨拶に行くのは、自宅の向かいと両隣、裏の家が一般的です。
その他にもご迷惑をかける心配のある家があれば、挨拶をしておきましょう。
そして、粗品や工事の内容を記した挨拶文なども準備しておくと良いでしょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装に用いる塗料の違いと、施工の際の注意点についてご説明しました。
外壁塗装工事を行う際は、近隣住民への挨拶を行いましょう。
油性塗料は水性塗料に比べ、においや揮発性の化学物質が発生しやすいので、
使用する際は特に、ご近所への気遣いを心がけましょう。

また、もし、ご自宅にあった水性塗料もしくは油性塗料での
外壁塗装・屋根塗装の塗り直しを検討しているのでしたら、
私たちリフォームパンセにお尋ねくださいね♪
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この記事は、塗装技能士・小林裕太が責任を持って書きました。
(実は僕、元美容師なんです♪美を追究する職人、小林があなた様のお宅を美しく仕上げます!)








ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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