外壁塗装の1回あたりの費用は非常に高く、やり直しを簡単に頼めるような価格ではありません。
そのため、1回で満足のいくものにしたいところですよね。
外壁塗装の質は、業者選びで決まると言っても過言ではありません。
そこで今回は、業者選びでよくある失敗について具体例を挙げたうえで、業者を選ぶ際の注意点についていくつか挙げていきます。
□業者選びの失敗例
＊価格が安い業者に依頼して失敗した
価格が安い業者に依頼して失敗した例として、施工が雑、契約だけ結んで施工ができなかった、施工後数か月で塗料が剥がれてきた、などがあります。
価格が安いのは、お客様からすれば、非常に嬉しい要素かと思いますが、その安さのポイントはどこにあるのかが大切です。
例えば、施工に必要な人件費を省いている、安すぎる塗料を使っているといった、お客様にとっては望ましくない理由かもしれません。
安い施工業者の場合は、何故、安いのかを丁寧に説明してもらうようにしてください。
＊全国規模の請負業者に依頼して失敗した
規模の大きい業者によくあるパターンとして、請負業者と施工業者が分かれている場合があります。
この場合、請負業者と施工業者の連携がうまくいっていないと、要望に沿っていない塗装になったり、工期が遅れたりするというトラブルになりかねません。
他方、地元密着の業者は長年地元で活動し、信頼を得ている業者が多い傾向にあります。
また地元であるため、過去の施工の感想などを近隣の人から聞くことができるかもしれません。
＊あまり質問をせずに失敗した
外壁塗装についてよく分からないまま、業者が提案してきたものをただ受け入れて施工を依頼するのは危険です。
このようにして行われた施工が満足のいかないものになったとしても、業者側に文句を言うことはできません。
疑問があれば、積極的に質問をして解消しておきましょう。
また、質問への対応の仕方を見るのは、優良な業者を選ぶのに非常に役立ちます。
優良な業者であればあるほど、質問に柔軟に、素早く対応するだけの知識と経験があるはずです。
満足のいく施工をしてもらうためにも、質問はためらわずにしてください。
施工業者の全てが優良な業者とは限りません。
ご自身がそういったトラブルに巻き込まれないように、業者選びは慎重に行うようにして下さい。
今回ご紹介したことを意識するだけでも、悪質な業者につかまる可能性は大幅に下がります。
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