福井で外壁塗装する方へ!フッ素塗料について解説!

福井にお住まいのお父様方、
今、フッ素樹脂について調べていませんでしたか?
外壁塗装を検討した際に目にするフッ素塗料、
結局のところ何なのかをご存じの方は少ないようです。
そこで今回は、外壁屋根塗装時に使用する塗料の中の1つである
フッ素塗料について私、小司があなた様にスッキリする様にお話しいたします。

□フッ素塗料は何のことをさすの?

フッ素塗料はフッ素が含有されている樹脂を主成分とする塗料で、塗料の寿命が長いことが特徴です。
日本で使われている例を挙げると、東京スカイツリーや六本木ヒルズなどの有名な建造物に使われています。

フッ素塗料の特徴は熱、水、カビ、藻、摩耗に強いという特徴が挙げられるでしょう。
熱や水に強い理由は外壁に大変なじみやすく、はがれにくいので外壁が劣化する原因となる紫外線から受け取る熱の影響を受けにくいのと、水が入りこみにくいという理由からです。
これらの特徴の他に親水性と言って、他に雨が降った時に雨水が塗装面に付いた汚れを洗い流す効果もありますので、外壁をきれいに保てます。

摩耗に強いのも塗料の光沢を維持するのに役立っており、一般的に外壁塗装で使用されるシリコン塗料が10年で20パーセントの光沢が失われるのに対し、フッ素塗料は20年で10パーセントの光沢しか失われないという特徴もあります。

□フッ素塗料のメリットとデメリットとは?

日本の有名な建造物にも使われているフッ素塗料ですが、もちろんメリットとデメリットがあります。

*メリットは?

1つ目は摩擦、熱、汚れに強いことです。
これはフッ素塗料の特徴でも挙げたように、塗料が外壁になじみやすいのと親水性があるからです。

2つ目は外壁塗料の中で最高の耐用年数を持ちます。
なぜかというと、外壁が劣化する原因である紫外線や雨から守る力が強いためと言えるでしょう。
ちなみに一般的に住宅に使用されている塗料はシリコン塗料ですが、シリコン塗料の耐用年数が7年から15年に対し、フッ素塗料の耐用年数が15年から20年も持ちますので、先ほど紹介した東京スカイツリーや六本木ヒルズなどの頻繁に外壁を塗れない建造物などに採用されやすいです。

3つ目は上質な仕上がりになることでしょう。
フッ素塗料には特有の光沢感があり、摩耗しにくい性質のおかげで光沢感が長く持ちます。

4つ目は汚れを落としやすいことです。
フッ素塗料には親水性があり、外壁と汚れの間に水が入りこみやすくなるので、水で汚れが落ちやすくなってます。

*デメリットは?

高機能でメリットも多いフッ素塗料ですが、デメリットもあります。

1つ目は値段が高いことです。
どのくらい違いがあるのかというと、一般的に使用されるウレタン系の塗料と比べて約2倍の差があります。
フッ素塗料は耐用年数が高いので建物の屋根などに使われる場合がありますが、塗装をする面積が大きくなると値段が高くなるので、当初の予算に収まらないのが理由で断念する場合があると言えるでしょう。

2つ目は艶消しを希望されている方には向かないことです。
メリットでも紹介しましたがフッ素塗料には特有の光沢感があり、長時間維持するので、外壁の色に艶消しを希望している方は、気に入らないでしょう。
特有の光沢がどの程度なのかは、フッ素塗料で施工された建造物を見に行くことをおすすめします。

3つ目は塗り替える時に注意が必要なことです。
上から塗料を塗るときに、メリットで紹介した汚れに強いという性質が裏目に出て作業がやりにくい場合があります。
これはフッ素塗料に慣れている業者なら大丈夫ですが、施工を依頼するときに作業可能な業者を見つけるのに手間がかかるというデメリットにもなるでしょう。
業者に上塗りを依頼するときは、作業が可能かを最初に確認をするのが良いです。

□フッ素塗料がおすすめな方とは?

トータルコストを削減したい方、光沢が良い方、広い家に住まいの方におすすめします。

まず、トータルコストを抑えたい方についてです。
外壁塗装には塗料代だけでなく、人件費や足場を組む代金もかかります。
そのため、耐久性が低い塗料を使うと、その時は安くても何回も塗りなおしをした場合に、余分に人件費や足場を組む代金がかかるでしょう。
そうなると、最終的にはフッ素塗料を使用した方が費用も抑えられます。

次に光沢が好きな方です。
フッ素塗料には特有の光沢があり、その光沢が長い間続くので光沢が良くて、長く維持したいという人におすすめでしょう。

最後に広い家に住まいの方です。
先ほどもトータルコストが低くなると紹介しましたが、家が広いと足場を組む数が多くなるのと作業量が多くなる関係で塗料代以外も高額になるので、トータルコストの違いが出やすいと言えるでしょう。
デメリットで価格の高さを挙げていましたが、トータルで見ると実はお得になる場合もあるので、最初から候補から外すのはもったいないと思います。

あと余談になりますが、
フッ素には3Fフッ素と4Fフッ素がある事をご存じでしょうか。
多くのメーカーのフッ素樹脂塗料は4Fフッ素で作成されている塗料で、
4Fの方が強固であると言われているのですが、
フッ素樹脂を製造しているAGCが販売しているフッ素樹脂塗料は3Fフッ素であり
AGCでは3Fフッ素の方が構造が単純である為、
分子同士の結合が堅く、より耐久性が高いと謳っています。

これはここだけの話になりますが、
私ども職人としての感覚としてお伝えいたしますと、AGCの塗料の方が扱いにくく塗りにくい。
つまり、塗りにくい塗料は耐久性が高いと昔から相場が決まっているこの業界において
AGCのフッ素は高耐久である、と施工性と実際の施工宅を確認していて感じています。

□まとめ

今回は、フッ素塗料の特徴とメリット、デメリットやどのような方におすすめなのかを紹介しました。
皆さんも家の外観はきれいに保ちたいと思いますし、トータルで安い方が良いと思う方がほとんどでしょう。
皆さんも外壁屋根塗装時にはフッ素塗料を検討してみてはどうでしょうか。

また、もし、フッ素樹脂での外壁塗装・屋根塗装の塗り直しを検討しているのでしたら、
フッ素樹脂での塗装経験及び施工宅数が圧倒的に多い 私たちリフォームパンセにお尋ねくださいね♪
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この記事は、塗装技能士・小司勲が責任を持って書きました。
(技術と実績を兼ね備えた私、小司があなた様のお宅を美しく仕上げます!)





ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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