福井で外壁塗装に関して悩んでいる方必見!フッ素塗装のデメリットとは?

・福井の皆様、こんにちは。
福井鯖江で施工実績ナンバーワンの外壁塗装屋根塗装専門店、
ペイントパンセ塗装職人の小林裕太です。
この記事は塗装職人の私、小林裕太が責任をもって書かせて頂きました。
工事は信頼と実績、そして建築士と建築施工管理技士、塗装技能士が在籍している地元のお店、
ペイントパンセへご依頼くださいね♡

福井で外壁塗装について悩んでいる方に知っていただきたいのが、フッ素塗装のデメリットについてです。
フッ素塗装はメリットが多いのですが、デメリットについて理解しておかないと後悔してしまうかもしれません。
家をリフォームする上で外壁塗装はとても重要になってくるため、今回はフッ素塗料について解説いたします。
フッ素塗料の特徴やフッ素系塗料の活用法と注意点などについても紹介するのでぜひ参考にしてください。

□フッ素塗料についご紹介!

フッ素塗料とは主成分の樹脂がフッ素系の塗料のことを指します。
フッ素が持つ非粘着性や耐摩耗性、難燃性を利用し、外壁塗膜に大きなメリットを与えてくれると言えるでしょう。
フッ素の素晴らしさは、焦げないフライパンに加工されているフッ素加工で証明されており、汚れを寄せ付けず綺麗な状態を保ち塗膜の寿命を高めます。

しかし、フッ素は価格が比較的高いです。
そのため、大きな建物には採用されているのですが、なかなか一般住宅では採用されにくいです。

フッ素塗料を使うとメンテナンスに手間がかからなくなるため、メンテナンスの大変な大きな建物によく採用されます。
住宅のように小さな建物にはあまり採用されていないですが、小さな建物にも費用対効果があるので、ぜひ検討してみて下さい。

□フッ素塗料の特徴についてご紹介!

フッ素の特徴について5つ紹介します。

1つ目は耐熱性です。
フッ素塗料は外壁素材に密着しはがれにくい特徴があり、紫外線の熱から建物を守ります。
紫外線から守ることで外壁の素材の劣化を防ぎ、経済的な建物にできます。

2つ目は親水性です。
フッ素塗料には親水性があるため、外壁に付着した汚れを綺麗に洗い流せます。
フッ素塗料は塗膜に汚れが付着しにくいので、いつまでも綺麗な外壁を保てます。
外壁によくある雨染みの汚れは、フッ素塗料によって対策できるので、淡い塗装の色を採用しても綺麗な状態を保持可能です。

3つ目は防カビ性、防藻性です。
フッ素塗料は防カビ性と防藻性を持っており、光触媒のように太陽の光は一切関係ないので、北側の太陽が当たらない面でも効果があります。

しかし、完全にカビや藻を防げるわけではないので、ある程度清潔を保つ努力も必要です。
付着しても親水効果によりすぐに取り除けるので、カビや藻を発見したら即座に取り除きましょう。

4つ目は耐候性です。
フッ素塗料は外壁素材に密着する性質があり、馴染みが良いので耐候性を高められます。
紫外線や雨風から外壁を守ってくれるため、寿命の長い建物作りへとつながります。

5つ目は耐摩耗性です。
フッ素塗料は耐摩耗性が高いので、光沢の保持を高めてくれます。

その他の塗料の塗膜の光沢保持は、アクリル塗料やウレタン塗料で5年で20%の光沢減少、シリコン塗料で10年で20%の減少であるのに比較して、フッ素塗料は20年で10%の減少だけです。
長年経っても古臭い外壁の雰囲気を見せないことも、フッ素塗料の大きな特徴です。

□フッ素塗料のメリットについてご紹介!

フッ素塗料のメリットについて3つ紹介します。

1つ目は耐用年数が長くて信用性があることです。
フッ素塗料の耐用年数は、15〜20年が目安であり、外壁塗料の中でも特に長持ちします。
耐用年数はあくまで目安ですが、フッ素塗料の製造を行なっている大手メーカーが塗料の販売を開始してから20年以上経過しているため、耐久性においてフッ素塗料は、信用性が高いです。

2つ目はメンテナンスの回数や費用を減らせることです。
耐用年数の長さは、メンテナンス回数にも影響を与えます。
メンテナンスには、塗料代だけでなく足場代や高圧洗浄、廃棄物の処理費用などの費用も必要です。
メンテナンス回数が減るとそれだけ節約につながるということを意識しておきましょう。

3つ目は美しいつやが長く続くことです。
フッ素にはゴムのような性質を持つものもあります。
弾性のあるフッ素塗料は、伸び縮みするため紫外線のような外的刺激で変形する外壁に対して、柔軟性を発揮可能です。

ひび割れが発生した場合でも塗膜が伸びてひび割れを防ぎ、内部に水が入り込むのを阻止します。
また、水に濡れやすく密着しやすい親水性があるため、つや感のある美しい外観を長く保てます。

□フッ素塗料のデメリットについてご紹介!

フッ素塗料のデメリットについて4つ紹介します。

1つ目は、ほかの塗料と比べて価格が高いことです。
塗料にはグレードが存在し、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、ラジカル、フッ素樹脂の順で高くなっています。
それぞれの価格相場1平方メートルあたりアクリル樹脂は1,500~1,800円、ウレタン樹脂は 1,800~2,200円、シリコン樹脂は2,500~3,200円、ラジカルは3,000~3,800円、フッ素樹脂は4,000~4,500円です。

2つ目は、屋根には適していないことです。
塗料の中には屋根の塗装にも使用されるものがあり、フッ素塗料も使用可能なのですが、あまりおすすめはできません。
屋根は日光の強い紫外線や雨などの刺激も直接受ける場所であるため、外壁に使用した場合と比較して耐用年数が少なくなる可能性があります。

例えば外壁と屋根を同時に塗装した場合は、屋根だけ先に色あせが起きる可能性があります。
同じ塗料を使用してもよいですが、屋根と外壁の耐用年数は合わせておきましょう。

3つ目は、つや消し仕上げできないことです。
フッ素塗料は、親水性に優れているためつや感が特徴です。
つやは安っぽい感じがすると感じる人もいるかもしれません。
ほかの塗料であれば調整剤を入れればつや消しをできますが、フッ素塗料はそれができない点がデメリットです。

4つ目は、塗膜が硬いので追従性が弱いことです。
塗膜の硬さは外壁の動きと強い関係があります。
フッ素塗料は、ほかの塗料と比較すると塗膜が硬いです。
塗膜が硬いと外壁にひび割れが生じた場合に塗膜が割れてしまいます。

□フッ素系塗料の活用法と注意点について福井の人にご紹介!

フッ素系塗料は高価なため、予算に合わせて使用部位を考えなければいけません。
一般的には、劣化しやすい屋根に使用するのがおすすめです。
フッ素加工は防水性も優れているので、雨からのダメージからも守ってくれます。

もし外観を重視するのであれば、外壁にフッ素系塗料を使用してみてはどうでしょうか。
フッ素系塗料の光沢は新築のようにきれいな外観を生み出してくれます。
また、親水性も優れて汚れにくいため、外観をきれいに保ちたいと考えている人には、フッ素系塗料を使用することはとてもおすすめです。

しかし、いくら高性能のフッ素系塗料でも、建物や屋根そのものの耐久性を伸ばすことは不可能です。
もし、建物自体の寿命が短い場合や、数年後に建て替えの可能性が大きい状態であれば、シリコン系塗料やウレタン系塗料を選択することをおすすめします。

□まとめ

今回はフッ素塗料の特徴、フッ素塗料のメリットとデメリット、フッ素系塗料の活用法と注意点についてご紹介しました。
この記事を参考にリフォームを進めていただけると幸いです。

当社は営業会社と職人会社のちょうど中間にポジショニングしているため、営業時にどちらの立場からも話ができ、塗装と建築の知識は別物で、塗装に関わる悩みをお客様の目線で話せます。
また、塗装だけではなくリフォームに関わることも対応できます。

福井でリフォームをお考えの方はぜひ当社までお気軽にご相談ください。

ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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