福井で外壁塗装をお考えの方に向けて!フッ素とシリコンを比較して解説します!

・福井の皆様、こんにちは。
福井鯖江で施工実績ナンバーワンの外壁塗装屋根塗装専門店ペイントパンセの塗装職人、
石津佳和です。
この記事は塗装職人の私、石津佳和が責任をもって書かせて頂きました。
工事は信頼と実績、そして建築士と建築施工管理技士、塗装技能士が在籍している地元のお店、
ペイントパンセへご依頼くださいね♡
社ではお客様のご要望に最適な外壁塗装をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

「外壁塗装を考えているが、塗料選びで悩んでいる」
「自分の住まいの壁に最適な塗料を知りたい」
このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

外壁塗装によく使用される塗料には、フッ素やシリコンなどがありますが、それぞれの性能や特徴についてご存知ない方もいらっしゃるでしょう。
外壁塗装は10年に一度の大切なイベントですから、住まいの壁には最適なものを選びたいですよね。

そこで今回は、福井で外壁塗装をお考えの方に向け、フッ素とシリコンを比較しながらそれぞれの特徴を紹介します。

□ 塗料・樹脂について

そもそも塗料についてご存知でしょうか。

塗料の役割とは、塗装されることで物の表面に塗膜をつくり、物自体に保護や美観、さらに特別な機能を与えることです。
その塗料の主体となる原料が、樹脂です。

樹脂には天然樹脂と合成樹脂の2種類あります。

天然樹脂は、樹木から分泌される樹液が固化したものを言います。
代表的なものでは、松ヤニや漆などがあります。

一方、合成樹脂とは、人工的に作られた高分子化合物からなる物質のことを言います。
樹木から取れる天然樹脂に対して、人工的に作られた合成樹脂は厳密に言うと樹脂ではありません。

合成樹脂には「熱可塑性樹脂」と「熱硬化性樹脂」があります。
熱可塑性樹脂は一度熱して液体化しても、冷やせば再度硬化するため、加工がしやすいという特徴があります。
代表的なものでは、ポリエチレンやポリ塩化ビニルなどがあります。

熱硬化性樹脂は、再加熱しても軟化しないという特徴があります。
代表的なものでは、メラミン樹脂があります。

樹脂は、塗膜を生成する原料としてもっとも重要な成分であり、塗膜の性能や特徴を大きく左右します。

□ フッ素塗料とは

フッ素塗料には3つの特徴があります。

1つ目は、高い耐久性・耐候性です。

高い耐久性を持つ塗料は、時間が経っても塗装の効果が失われにくいため、品質を高いまま保てます。
そのため、「高耐久性塗料」とも呼ばれます。

また、耐候性が高いことから紫外線や雨水といった自然環境にも強く、しっかりと家を守ります。

2つ目は、親水性です。

親水性とは、水に対する親和性が高いということです。
つまり、水に濡れやすく、さらに密着しやすいという性質を持っています。

塗装表面に付着することもある、大気中のゴミなどをフッ素塗装の高い親水性塗膜によって簡単に洗い流せます。
汚れが落ちやすいため、建物の美観を保ってくれます。

3つ目は、防カビ性です。

建物の美観を損ない、さらに劣化を早める原因となるのがカビや藻です。
風通しの悪い壁の面や、日光が当たりにくい北側の壁はカビや藻が発生しやすく、繁殖すると変色してしまうので建物の外観を著しく損ないます。

フッ素塗料には、ほかの塗料に比べて防カビ性・防藻性を持つものが多いですが、完全に防げるほどの威力はないため、その点は覚えておきましょう。

□ シリコン塗料とは

シリコン塗料は汚れが付きにくい防汚性や、自然環境に強い耐候性を持っています。

ほかの塗料と比べて、次のメンテナンスまでかかる期間や品質とのバランスが良く、コストパフォーマンスに優れています。

シリコン塗料には3つの特徴があります。

1つ目は、高い透湿性です。

透湿性が高いことから、塗膜が剥がれにくい性質を持ちます。
内部結露を防ぐ効果もあるため、湿気や雨による建材の劣化を抑える効果が期待できます。

2つ目は、防汚性です。

セラミック成分が配合されていることも多く、雨や泥を弾いてくれるためお手入れが簡単にできます。
また、汚れにくいため、建物の美観を長期間保てます。

3つ目は、耐熱性です。

シリコン塗料の塗膜は、600℃前後の環境下でも耐えられると言われています。
そのため、暑さの厳しい地域でも家の中を快適な環境にしてくれます。
耐熱性に優れているのも、塗料選びでは重要なポイントです。

□ フッ素塗装とシリコン塗装の違いとは

今回は、5つの観点からそれぞれの塗料を比較します。

*耐久性(耐候性)

塗料の耐久性は、樹脂によって異なります。
一般的に、シリコンよりフッ素の方が自然環境に強く、建物を長く守ってくれます。

とりあえず10年持てば十分という方は、シリコンをおすすめします。

反対に、メンテナンスの回数を極力減らしたい方はフッ素を選ぶと良いでしょう。

*人気度

シリコンは、外壁塗装では一番のシェアを誇っています。
スタンダードで一番人気のプランを選びたい方は、シリコンを考えてみてはいかがでしょうか。

*対応できる外壁材

塗料によって対応できる外壁材が異なるとお考えの方はいらっしゃいませんか。
実は、その外壁材に対応できるかどうかは、塗料は関係ありません。
どのような塗料でも、外壁材に合わせて下塗り材を適材適所で使い分けることでさまざまな外壁材に塗れます。

なお、下塗り材とは、3回塗り工程のうちの最初の塗料のことを指します。

*仕上がり

外壁塗装における塗料選びのポイントは、もちろん完成後の建物の仕上がりも重要な項目となってきます。
実際に塗った仕上がりから、大きな違いは見られませんが、フッ素の方がツヤや光沢がしっかりと現れるため、高級感を演出できます。

ほかにも、高い耐久性によって汚れや色あせにも強いので、建物の美観を長く保ちたい方にはフッ素をおすすめします。
また、外壁に付く汚れやカビ、藻が気になる方は、「低汚染性」、あるいは「防カビ・防藻性」の機能を持った塗料を選ぶと良いでしょう。

*施工のしやすさ

「施工のしやすさ」という点では、これといって双方で大きな差は見られません。
ただし、フッ素は比較的新しい塗料なので、扱いに慣れていない業者も多くいます。
それは施工ミスや仕上がりの悪さにもつながるおそれがあります。

一方で、シリコンは昔から一般に普及しているため、そうした心配は少ないでしょう。

□ 塗料を選ぶ際のポイントについて紹介します!

ここでは、塗料を選ぶ際のポイントについて3つ紹介します。

まずは、メンテナンスの回数を減らしたい場合です。
フッ素のような長耐久の塗料を使えば、シリコンのように周期的にメンテナンスをしなくても、長期間建物の劣化を防いでくれます。

長期的に見れば、ランニングコストが良いのはフッ素になります。

続いて、光沢のある仕上がりにしたい場合です。
フッ素の特徴は、光沢のある仕上がりが実現できることです。
ツヤがあるキラキラとしたような外観がお好みの方にはフッ素をおすすめします。

最後に、広い家に住んでいる場合です。

住まいの面積が広ければ、メンテナンスのたびにかかる工事費も高額になる傾向にあります。
そこで、耐用年数が長い塗料を使うことで、メンテナンスの回数を減らせるだけでなく、費用も節約できます。

□まとめ

この記事では、フッ素とシリコンを比較しながらそれぞれの特徴について紹介しました。

塗料を選ぶポイントは、次のメンテナンスまでの期間です。
まず10年持たせたいという方は「シリコン」で、長期的なコストパフォーマンスを求める方は「フッ素」を選ぶと良いでしょう。
10年に一度の大切なイベントである外壁塗装、初めての方なら、尚更失敗させたくないですよね。

当社では、外壁塗装が初めての方でもご安心いただけるように、豊富な知識と経験を持った専門家がお客様の要望に合わせたワンランク上の塗装工事を提供します。
外壁塗装に関する質問や気になる点がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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