福井で外壁塗装をしたい方へ!サイディングの劣化の症状とは?

「サイディングが劣化していたら外壁塗装をする必要があるのか」

「サイディングの劣化の症状について知りたい」

福井在住でこのようにお考えの方はいらっしゃいませんか。

サイディングの劣化を放置しておくと外観の劣化だけでなく、建物全体に被害をもたらす可能性もあります。

今回はサイディングの劣化について解説します。

劣化の症状の種類について

サイディングボードの劣化にはいくつかの種類があります。

劣化の症状によって補修の緊急性や症状の深刻さは様々です。

以下でどのような種類の症状があるのか見ていきましょう。

1つ目は変色です。

新築時と比べて、ツヤや色味が落ちたように感じると変色を意味します。

紫外線や雨風の影響によって、外壁は常にダメージを受けているため、変色が発生します。

緊急性は低いですが、塗装を考えた方が良いでしょう。

2つ目はチョーキングです。

外壁を手で触ったときに白い粉がつく状態をチョーキングといいます。

耐久性の低下を意味するので、塗装を早めにした方が良いでしょう。

3つ目はヒビや剥がれです。

ボードにヒビや剥がれがあると、雨水が内側に侵入してしまいます。

症状がひどいと、他の部分の補修が必要になるため、これも早めの処置を施しましょう。

4つ目は、コケやカビ、藻です。

梅雨などの雨が多い時期は、コケ、カビ、藻に注意する必要があります。

カビは人体に悪影響を及ぼすので、放置しておくのは良くありません。

もし見つけた場合は、塗装だけでなく洗浄も行います。

これらの発生を抑える効果のある塗料を選ぶと良いでしょう。

5つ目は、サビです。

金属系のサイディングが酸化すると、サビが生じます。

雨がよく降る地域では特に注意が必要です。

放置しておくと、寿命が縮んでしまうでしょう。

サイディング外壁の種類とは

サイディング外壁は4つに分類されて、それぞれ特徴が異なります。

以下で4種類のサイディングの外壁を紹介します。

新築に使われやすい窯業系サイディング

窯業系は砂やセメントが混ざって作られた素材です。

コンクリートに見た目が似ていて、新築時に最も使用されているサイディングです。

メンテナンスの周期は7年から8年です。

あらゆる工夫が凝らせる金属系サイディング

アルミニウムやガルバリウムといった金属で作られている外壁用の素材です。

加工が簡単で、工夫が凝らされている様々なバリエーションのものがあります。

メンテナンスの周期は10年から15年です。

自然を感じられる木質系サイディング

木材がもつ特有の見た目や触り心地を体感できる素材です。

木材に特殊な加工を施すことで、外壁としての機能が備わります。

ただし、あくまでも木材であることを忘れてはなりません。

日頃のメンテナンスを怠ると劣化が早まるので、こまめにチェックしましょう。

メンテナンスの周期は8年から12年です。

寿命が最も長い樹脂系サイディング

塩化ビニル樹脂を元にして作られた外壁用の素材です。

軽さ、耐候性、耐久性の全てを兼ね備えている優れたサイディングです。

しかし、費用の高さと見た目のバリエーションの少なさがデメリットです。

見た目を気にせず、長期的なコストパフォーマンスを考慮したい方は樹脂系サイディングを選んだ方が良いでしょう。

用途別のおすすめの塗料を紹介

外壁の塗り替えをするとなっても、塗料の種類は様々でどのように選べば良いのか悩むものです。

「機能性が何よりも大事だ」と考える人もいれば、「コストをとにかく抑えたい」という」人もいます。

用途別のおすすめの塗料を以下で見ていきましょう。

まずコストをかけずに塗り替えをしたい方にはシリコン塗料がおすすめです。

フッ素塗料や無機塗料といった他の耐候性の優れた塗料と比べても価格が安いです。

さらに10年ほどはもつので、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

雨水が建物内部に侵入することを防ぎたい際は防止塗料がおすすめです。

外壁のシーリング目地部は温度が変化したり、揺れが起きたりすることで切れやすくなります。

そうなると水が外から侵入しやすくなるため、動きに合わせて伸縮する機能のある防水塗料が良いでしょう。

既存の模様を残したまま塗り替えしたい方にはクリヤー塗料がおすすめです。

仕上がりが透明なので、元の模様が消える心配はありません。

従来のフッ素塗料よりも低汚染性と耐候性の面で優れています。

他にも、汚れやカビの発生を防ぎたい場合は低汚染塗料がおすすめです。

外壁が汚れてしまうのが外観にもはっきりと現われるので、予防したいところですよね。

低汚染塗料を使うと、外壁が長い間きれいに保たれます。

外壁の色の問題で汚れが目立ちやすい場合は低汚染塗料にすると良いでしょう。

まとめ

今回はサイディングの劣化について解説しました。

サイディングの劣化や変色やカビ、コケなど日頃の簡単なメンテナンスで発見できるものばかりです。

また、サイディングの種類によって起きる劣化の症状も異なります。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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