「外壁塗装の有害物質の中身を知りたい。」
「外壁塗装でどのようなアレルギー症状が起きる可能性があるのか。」
福井在住でこのようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
塗装を行う際にアレルギー症状が起こらないか心配な方は多いでしょう。
今回は外壁塗装で引き起こす可能性のあるアレルギー症状について説明します。
□外壁塗装で起こりうるアレルギー症状とは
外壁塗装でどのような症状が起きるのでしょうか。
1つ目は喘息です。
気道が炎症することで咳が出たり、胸が傷んだりする症状が喘息です。
そのまま放っておくと、最悪の場合は呼吸できなくなり、死に至ることもあるでしょう。
生まれつきではなく、成人してからも十分に発症のリスクがあります。
一度かかると、生涯完治することはありません。
外壁塗装の塗料に含まれるトルエン、ホルムアルデヒドといった有害な物質によって発症する恐れがあるため、注意しましょう。
2つ目は頭痛です。
外壁塗装によって、頭痛が起きる場合もあります。
シンナーが原因と言われており、臭いに耐えられず頭痛を発症してしまいます。
臭いに敏感な人は特に注意しましょう。
3つ目はめまいです。
外壁塗装でめまいを引き起こされる場合もあります。
原因は揮発しやすい有機化合物であるVOCによるものです。
VOCの含有量が減ってきていますが、他にも原因があると考えられており詳細は分かっていません。
4つ目は湿疹です。
外壁塗装をすることで湿疹が発生する可能性もありますが、具体的な原因は分かっていません。
シンナーを使わない水性塗料を使用した場合でも、湿疹が発生する恐れがあります。
5つ目は喉の痛みです。
シンナーに含まれるVOCによって、喉の痛みを引き起こす可能性もあります。
また吹き付け塗装をした際に塗料を吸い込むことでも発症します。
その他にも原因があると考えられていますが、詳細は分かっていません。
□健康被害が起きるのはなぜ
健康被害を起こす原因物質を紹介します。
＊シンナー
塗料の有害な物質の代表格がシンナーです。
イソプロピルアルコールやキシレン、トルエンといった有害な物質を微量含んでいますが微量でもアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
水性塗料はシンナーを含んでおらず、水分からできているため安心ですね。
また塗料には独特の臭いがしますが、シンナーの臭いではありません。
＊ホルムアルデヒド
ホルムアルデヒドはシックハウス症候群を引き起こす可能性があります。
ホルムアルデヒドを多く含む油性塗料は健康被害が大きいですが、水性塗料よりも塗料の質が高いため使われていました。
最近では水性塗料の質が上がってきており、油性塗料でないと塗装できないという状況は少なくなっています。
劣化があまりひどくない場合は水性塗料を選ぶと良いでしょう。
＊VOC(揮発性有機化合物)
VOCは塗料の含有量が多く、人体に悪影響を及ぼします。
ホルムアルデヒドもVOCに含まれています。
樹脂を溶かして塗装をスムーズにする働きがありますが、塗装してから数週間に渡って排出され続けるため注意しましょう。
劣化がひどくない場合は水性塗料で代替できますが、油性塗料を使わざるを得ない場合もあります。
□外壁塗装でアレルギー反応を出さないための方法
1つ目は水性塗料を使用することです。
外壁塗装で使用する塗料は水性と油性がありますが、油性に多くのVOCが含まれています。
さらに油性の方が臭いがきついです。
できるだけ人体や環境に優しいものを使用したい場合は水性塗料を選びましょう。
水性塗料の中でも極力有害物質の使用を控えたい場合は、「エフフォースター」という塗料がおすすめです。
エフフォースターはVOCの排出量が少なく、アレルギーを持っている方でもより安全に生活できます。
エフフォースターを使用したい場合は塗装前の打ち合わせで伝えましょう。
2つ目は工事期間中に防毒マスクを着用することです。
塗料の臭いにストレスを抱える方や、アレルギー反応を出す可能性がある方は防毒マスクを着用しましょう。
通常のマスクより価格は高くなりますが、しっかりと外気を遮断してくれます。
しかし、あくまでも一時しのぎにしかならないですし、常に着用できるわけではありませんよね。
特にアレルギー症状が重度の方がいる場合は、マスクを着けていても症状が起こる可能性があるでしょう。
3つ目は工事中は別のところで寝泊りすることです。
工事期間中に家を空けるのが最も良い対策と言えるでしょう。
より安全で質の高い塗料が開発されていますが、それでもアレルギー症状が完全に起こらないわけではありません。
家の中で換気をしたり、マスクを着けたりすることで対策にはなりますが、家の外で生活すれば他に何もする必要がありません。
経済的に余裕がある場合は一時的なホテル暮らしも検討すると良いでしょう。
□まとめ
今回は外壁塗装で引き起こす可能性があるアレルギー症状について説明しました。
塗装をする際は今回紹介した対策をして、アレルギー症状を引き起こさないよう努めることをおすすめします。
福井で外壁塗装を検討している方はお気軽にご相談ください。
