福井で外壁塗装を検討していて、塗装中に引き起こす可能性のあるアレルギー症状について気になったことのある方はいませんか？
外壁塗装でアレルギー症状を引き起こす可能性はありますが、事前に対策を知っておくことで回避できます。
そこで今回は外壁塗装で起きるアレルギーについて解説します。
□外壁塗装で発生する可能性があるアレルギー症状とは
外壁塗装の塗料にはアレルギー症状を引き起こす物質が含まれていますが、具体的にどのような症状をが起きるのか解説します。
1つ目は喘息（ぜんそく）です。
喘息は気道が炎症を引き起こし咳が止まらなくなったり、胸が痛くなったりする症状です。
症状を引き起こしたまま放置していると呼吸ができなくなり、死ぬ可能性もあるため非常に厄介ですね。
喘息をもつ人は世界中にたくさんいて、1年間で1400人程度亡くなるほど問題になっています。
子供のころから喘息もちの人もいますが、大人になってから発症する人も多く完治は難しいです。
外壁塗装の際のキシレンやホルムアルデヒドなどの有害な物質により、喘息が引き起こされる可能性があります。
2つ目は頭痛です。
頭痛が起こる原因はシンナーだと考えられていて、シンナーの匂いの激しさが頭痛を引き起こす可能性があります。
3つ目はめまいです。
めまいの原因はさまざまですが、顕著な原因の1つとして頭痛と同様にシンナーが挙げられ、シンナーの揮発性有機化合物が影響していると考えられています。
揮発性有機化合物は気体になりやすい有機化合物をまとめて呼んだものです。
人体に悪影響を与えるため、最近では有害物質の量を減らす試みがなされています。
4つ目は湿疹（しっしん）です。
湿疹の原因ははっきりと分かっていません。
シンナーを使わない水性塗料を行っても、湿疹が起きる可能性があります。
5つ目は喉の痛みです。
喉の痛みも原因がいくつかあると考えられていますが、めまいと同様に原因の1つは揮発性有機化合物だと言われています。
これだけでなく、スプレーを吹き付ける塗装を行ったときにも塗料を吸い込んで喉の痛みの原因になることがあります。
□塗料に含まれるアレルギーの原因となる物質とは
アレルギーの原因物質として、考えられるホルムアルデヒド、トルエン、キシレンについて解説します。
まずホルムアルデヒドは揮発性有機化合物の1つで刺激臭をもつ無色で可燃性の気体です。
目や鼻、口などの粘膜が刺激されることで涙や鼻水が出たり、喉の渇きや痛みを引き起こしたりします。
次のトルエンは無色透明、常温で液体の物質です。
メチルベンゼン、フェニルメタンなどいくつかの別名があり、シンナーの匂いの元となる強烈な異臭を放ちます。
トルエンを吸うと、始めは快感を覚えますが、いずれ幻覚や幻聴など違法ドラッグと同様の作用をもたらし非常に危険です。
最後にキシレンは独特の匂いをもつ、常温で無色透明の液体で、o-キシレン、m-キシレン、p-キシレンの3種類に分かれます。
大量に吸い込むと頭痛や吐き気の原因となったり、粘膜を刺激することでホルムアルデヒドと同様の効果をもたらしたりします。
□アレルギーの予防方法の紹介
アレルギーを引き起こす有毒物質は非常に厄介ですが、事前に対策をとることでアレルギー症状を回避できます。
以下でアレルギーの予防方法を紹介します。
1つ目はエフフォースターの水性塗料を用いることです。
外壁塗装は水性塗料と油性塗料に分かれていて、アレルギー症状を引き起こす揮発性化合物が含まれているのは油性塗料です。
そのため水性塗料を選ぶことで人体への影響が和らぎ、特にエフフォースターの塗料を選択すると揮発性有機化合物の量を最も抑えることができます。
アレルギーをもっていても、エフフォースターを使えば問題なく過ごせるでしょう。
2つ目は工事中に防毒効果のあるマスクを着けることです。
通常のマスクよりも性能の高い防毒マスクを使うことで、有害物質の異臭を吸い込んでしまうのをある程度防げるようになります。
しかしマスクをずっとつけ続けるわけではないため、防げない可能性もあることを理解しておきましょう。
3つ目は工事の間は別のところで生活することです。
どれだけマスクを着けるなど対策していても、周囲に有害物質が漂う環境で過ごすのでアレルギー症状が出ることはありますし、出なくとも過ごし
づらさを感じるでしょう。
工事が終わるまで他の場所で生活すれば、確実に人体への悪影響を防げます。
近くに住める場所があればベストですが、経済的に余裕があればホテルに住むのも選択肢に入れておくのも良いでしょう。
□まとめ
今回は外壁塗装で引き起こす可能性のあるアレルギーについて解説しました。
塗料によって引き起こされるアレルギーにかからないよう、対策を立てて外壁塗装を行いましょう。
外壁塗装を行うときのアレルギーについて気になる方は、是非今回の記事を参考にしてみてください。
