福井で外壁塗装を考えの方に向けて!無機塗料の特徴について解説します!

・福井の皆様、こんにちは。
福井鯖江で施工実績ナンバーワンの外壁塗装屋根塗装専門店ペイントパンセの塗装職人、
小司勲です。
この記事は塗装職人の私、小司勲が責任をもって書かせて頂きました。
工事は信頼と実績、そして建築士と建築施工管理技士、塗装技能士が在籍している地元のお店、
ペイントパンセへご依頼くださいね♡

「無機塗料とほかの塗料の違いって何だろう」
「我が家は無機塗料に向いている家なのかな」
外壁塗装を検討する時に、無機塗料という言葉を聞くこともあるでしょう。

しかし、ほかの塗料との違いが分からないという方も多いはずです。
かといって、塗料の種類がよくわからないまま塗装してしまうと、思いもしなかったリスクに直面し、後悔するケースもあります。
そこで今回は、無機塗料のメリットとデメリットと、選ぶ際に知っておくべきポイントや注意すべき点を、順番に説明していきたいと思います。

□無機塗料とは

塗料は大きく分けると二つの種類に分類されます。
「有機塗料」、「無機塗料」の2つの種類です。
この2つの特徴に関して、詳しく解説していきます。

*有機塗料について

塗装で一般的に用いられる塗料が、有機塗料です。
成分に樹脂成分を含んでおり、アクリル、シリコン、フッ素といった、含まれる樹脂の種類によって、塗料自体の性能が変わります。

有機塗料の欠点としては、紫外線が有機塗料に含まれる樹脂成分を分解してしまう点があります。
分解が進むと退色や変色などの劣化症状が現れます。

*無機塗料について

有機塗料の樹脂成分の代わりに、ガラスなどの無機成分を含有しているのが無機塗料です。
無機成分は紫外線で分解されないため、有機塗料よりも劣化症状が出にくいです。

ただし無機塗料にも、紫外線により劣化を起こす樹脂成分が含まれています。
無機成分だけでは塗料の粘着性の確保が難しいため、無機塗料という名前でも、無機物と有機物が混合しているのです。
このため、「無機有機ハイブリット塗料」と呼ばれるケースもあります。

□無機塗料のメリットとは

続いて、無機塗料のメリットを説明します。
後ほど詳しく説明しますが、同じ無機塗料でも性質の幅が広いため、無機塗料の中でも「大手メーカーが開発した無機塗料」のメリットを紹介していきます。

まず、「耐候性が高い」ことが挙げられます。
いちど無機塗料で塗装すると、ほかの塗料に比べて長持ちする傾向にあることが、実験で証明されています。
無機塗料を用いることで、外壁の光沢の維持と保護が長期間持続します。

また、「汚れにくい」です。
無機塗料には雨が降った時に、壁と汚れの間に水が入り込む性質を持っています。
そのため雨が降ると、汚れが落ちやすいです。
加えて、表面に静電気が発生しづらいです。
静電気は空気中のごみを引き寄せ、くっつけてしまうので、静電気が発生しづらい無機塗料は、ほかの塗料に比べ汚れが付着しにくいのです。

3つ目に、「不燃性」があります。
基本的に燃焼は有機物にのみ起こる現象です。
無機塗料は、燃焼しない無機物を多く含んでいるため、有機塗料と比べ燃えにくいです。
ただし無機塗料と言っても、有機成分も混合しているので、絶対に燃えないというわけではありません。

□無機塗料のデメリットとは

次に、無機塗料のデメリットを説明します。

まず、「ひび割れしやすい」ことが挙げられます。
無機塗料の塗膜は固くなるため、外壁がひび割れを起こすと、塗膜も一緒にひび割れてしまいます。
しかし弾力性をもつ無機塗料もあるので、ひび割れしやすい外壁をもつお家の場合、そういった塗料を選ぶのがおすすめです。

次に、「価格が高い」ことが挙げられます。
有機塗料と比べると、無機塗料のほうが価格が高い傾向にあります。
ただし、一度無機塗料を塗ると耐用年数が長いので、長期的な目で見ると無機塗料が高いとも言い切れません。

また、「再塗装ができない可能性がある」ことが挙げられます。
メリットのところでお伝えした通り、無機塗料には汚れが付着しにくい性質があります。
この性質が良い方向に働くこともありますが、無機塗料の上から塗料を塗りなおそうとする際には、すぐに剥がれてしまうリスクがあります。

そして、無機塗料は職人の腕を選ぶことが挙げられます。
無機塗料の強みである対候性をうまく発揮させるためには、職人が一定の厚みで塗装する必要があります。

施工実績が豊富で、技術に高い職人のいる業者に依頼するのがおすすめです。

□外壁塗装の前に知っておくべきポイントについて

前述したメリットとデメリットは、あくまで大手塗料メーカーの無機塗料を参考にした目安です。
「無機塗料」とひとまとまりにされていても、含有成分には違いがあり、特徴が違うことをおさえておいてください。

中でも特に差が出やすい項目としては、

・耐久性
・性能
・カラーラインナップ
・価格

が挙げられます。
無機塗料の中には耐久性が平均よりも5年程度短い場合や、価格が平均価格と大きく異なるものもあるので、業者に事前に確認するようにしましょう。

また性能に関しても、防汚性の性能に差があるほか、遮熱性、防水性、防カビ性などを備える無機塗料もあります。

無機塗料を選ぶときには、業者の提案する無機塗料にどんな性能があるのか、耐久性は何年くらいあるのか(無機塗料の平均耐久年数は15年ほどです)、どんな色が選択できるのか、価格はどのくらいかなどを聞き、事前に把握するようにしましょう。

□無機塗料を選ぶ際の注意点

では実際、無機塗料を使って塗装を行おうと考えた際に、注意すべき点は何なのでしょうか。
それはデメリットの項目で紹介した「価格が高めであること」と「技術力のある業者に依頼すること」です。

まず価格が高いことに関してですが、無機塗料は1平方メートル当たり4000円から5000円が平均的な相場なのに対し、有機塗料(フッ素塗料)だと1平方メートル当たり3700円から3800円だと言われています。
無機塗料の中でも、モノによって価格は変動しますが、有機塗料に比べ値段が高い傾向があります。

次に技術力の高い業者に依頼することですが、理由はデメリットの項目で話した通りです。
無機塗料の性能を発揮させ、塗装を長持ちさせるためにも、職人が塗料を均等に塗ることが求められます。

しかし、無機塗料は塗料の伸びがそれほど良くないので、均等に塗るには高い技術力が必要になります。

ちなみに技術力が高い業者を見分けるポイントとして、「大企業だから」「名前をよく聞くから」といった理由で選ぶのではなく、

・地域に密着した業者であること
・丁寧かつ的確に説明してくれる業者であること
・過去の施工実績が豊富であること

といった点に注目すると良いです。

有名なハウスメーカーや工務店でも、下請け業者に塗装を任せることが一般的です。
その結果、下請け業者は少ない賃金で施工することになり、早く終わらせようとして、雑に塗装してしまうケースも存在します。

当社の場合だと、自社で育成した職人が施工しておりますので、中間業者に施工費が差し引かれることはありません。
当社では責任を持って施工させていただきますので、技術力を担保しながら、より多くの予算を塗料や建材にかけられます。

□まとめ

今回は無機塗料について、メリットとデメリット、選ぶ際に知っておくべきポイントや注意点について説明させていただきました。
無機塗料の特徴をつかんだうえで、後悔のない塗料選びをしてください。

当社は、創業53年以上・計6000件以上の圧倒的な施工実績と、自社で育成した職人の技術力を強みとしております。
また、塗装に関するお悩み相談やアフターフォローサービスもお客様目線で行っており、元職人が営業を担当するなど、お客様の不安を解消できる体制を整えております。
福井で外壁塗装業者をお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
無料お見積もりは今すぐお電話を。