これまでペイントパンセが見てきた外壁塗装の際の不満やトラブルについて

外壁塗装は、自分の手で塗装するわけではなく業者に依頼するため上手くいかなかったり、完成に不満があったりすることがあります。
対処法やクレームの原因などを把握しておくことで、失敗を防ぐことができます。
今回は、外壁塗装でのクレームやトラブルについて知っておきたいことを紹介します。
福井で外壁塗装を計画している方や、調べてみて不安な部分がある方はぜひ参考にしてください。

□外壁塗装でよくあるクレームについて

1つ目は、外壁の色です。
外壁の色での不満が最も多いですが、ほとんどの場合が自己負担での対処になります。
色が気に入らなかった、色見本と違って見えたといった内容のクレームが多いので、塗装前に色見本はなるべく大きいものを頼んで慎重に選ぶようにしましょう。

2つ目は、工事中のニオイや騒音です。
ニオイや騒音を完全に防ぐことは難しいということ自体は多くの人が理解していますが、それでもストレスになってしまうので業者と話し合っておく必要があります。
業者の人と妥協点などを話し合ってうまく工事を進めるようにしましょう。

3つ目は、追加工事です。
工事の途中で追加工事や追加費用を請求された場合は、やむをえない場合もあるので、クレームを入れる前になぜ工事が必要になったのかなどを確認するようにしましょう。
また、追加工事をする場合も口約束ではなく再度契約を交わすようにしましょう。

4つ目は、スケジュールです。
予定していたスケジュールから大幅に遅れてしまっていたり、業者が来たり来なかったりすると、不安に思ったり現状がどうなっているのか気を揉んでしまいます。
天候などによって遅れている場合があるのでクレームの前に確認するようにしましょう。

5つ目は、塗装後の欠陥です。
塗装後すぐに、色ムラや塗り残し、色あせなどが見つかった場合は業者の失陥となる場合がありますが、工事完了検査の立ち合いを実施することで防げる可能性があります。
自分でチェックすることで、責任の所在が曖昧になることも防ぐことができます。

6つ目は、塗料のはねです。
足場までメッシュシートを貼ったり、養生をして飛び散るのを防いでいますが、それでも塗料が他の場所に飛んでしまう場合があります。
汚したくない場所やものがある場合は、事前に業者に相談しておくようにしましょう。

7つ目は、近隣トラブルです。
塗装工事中に塗料が隣人の家の所有物に飛んでしまってクレームを受けてしまい、近所付き合いが悪くなってしまうことがあります。
事前挨拶などを行い、カバーなどをかけさせてもらう了承を得ておくようにしましょう。

8つ目は、事前の説明と施工の相違です。
契約時に、雨の日の対応、乾燥期間、何度塗りをするかなどの説明を受けたのに実際の施工で契約時と違うことをされていると不安や不満がたまります。
説明は書面に残しておいて、塗り直しなどを要求するようにしましょう。

□クレームが生じる原因について

まずは見積もり時のクレームです。
複数の会社で見積もりをしていると会社によって費用や塗装面積、足場の面積などが変わる場合があるので、費用の根拠を教えてもらうようにしましょう。
納得のいく説明をしてもらえれば不安要素が逆に信頼を生む可能性もあります。

次に、契約後のクレームです。
事前に追加費用が出ないように点検を入念にするよう頼んでいても、追加費用がかかってしまうことがあるので、その際の不安がなくなるよう業者と話し合うようにしましょう。
知識や経験によって劣化状況の判断もかわるので注意しましょう。

続いて、工事中のクレームです。
塗装工事の日程が分かりづらかったり、工事中の職人の態度、私物への塗料の付着などでクレームになることがあるので、業者とこまめに連絡を取り合うようにしましょう。
連絡手段や工事日程を契約時に決めて不安要素を減らしておくと安心です。

最後に工事後のクレームです。
ゴミが残っていたり、工事後の片付けが不十分だった場合や、荷物の片付けなどの話がきちんとされていないと行き違いが起こり満足のいかない場合があります。
工事中だけでなく、工事後もこまめに連絡をとっておくようにしましょう。

□クレームを防ぐためのポイントについて

1つ目は、実績のある地域密着型の業者を選ぶことです。
自分自身で塗料の性能や工事、金額の相場などの情報は押さえておくようにしましょう。
知識をつけた上で、地域の特徴や気候をよく理解している地域密着型の業者を選ぶことで、安心して塗装を任せることができます。

2つ目は、業者としっかりコミュニケーションをとることです。
自分の要望や言いたいことをはっきりと言える業者を選ぶようにしないと、行き違いがおこったり、不安や不満が募ってしまったりします。
些細なことでも相談できる業者を選ぶようにしましょう。

3つ目は、気になることをすぐに聞くことです。
工事の日程や計画など気になることがあったら些細なことでも業者に聞くことで、不安要素が減ることはもちろん、クレームの原因になる失敗を防ぐことができます。
また直接聞いたり書面などに残しておくと、トラブルをより防ぐことができます。

□クレームを入れる時のポイントについて

1つ目は、気になる部分やクレームはきちんと伝えることです。
気になる部分を心に秘めたまま工事が進むと更にトラブルがおこったり、不安な状態のままになったりするので、気になるところが見つかった時点で伝えるようにしましょう。
同じ不満でもすぐに伝えることで対処がより早くできます。

2つ目は、感情的にならずに伝えることです。
不満の内容、不満になることが起きた日、どういう気持ちか、そして業者にどうして欲しいかといった事柄を冷静に伝えるようにしましょう。
電話より書面で伝えることで、冷静に言いたいことを漏らさず伝えることができます。

3つ目は、根拠があれば提出することです。
相手側の不備を指摘する場合は、写真や契約書などの証拠となるものを用意して、伝える時に一緒に提出することで、適切な対処をしてもらうことができます。
契約内容と違った場合も契約書と写真があれば、対処してもらうのに十分です。

4つ目は、第三者機関に相談することです。
不満を伝えても解決されない場合は、住宅リフォーム・紛争処理支援センターや独立行政法人国民生活センター、弁護士会などに相談して解決しましょう。
中立な立場で問題を解決してくれるので業者間で解決しなかった場合は相談しましょう。

契約と違ったり、信頼できていなかったりすると些細なことでストレスや不安を感じてしまう上、ストレスがたまると外壁塗装の仕上がり後も満足いかないことがあります。
確認できることは確認して、業者との関係を良好に維持しておくことで、トラブルが起こっても感情的にならず対処法を探して早急に対処できます。

□まとめ

この記事では、外壁塗装で起こりやすいトラブルと対処法を紹介しました。
専門知識がないと何が正しいのかわからなかったり、気づかないうちに騙されてしまったりするので、なるべく書面に残してトラブルを防げるようにしましょう。

地域の特徴などによって気をつけるべきポイントなどが変わってくることもあるので、実績が多く、評価の高い地域密着型の業者を選ぶようにしましょう。
実績が多いほど、知識が豊富なので信頼しやすく、安心することができます。
外壁塗装を検討していて不安や不明点がある方はぜひ一度当社までご連絡ください。

ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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