福井にお住まいの方へ!外壁塗装を行う際の塗料の選び方についてご紹介します!

「外壁塗装を行う際の塗料について知りたい」「外壁の塗料の種類について知りたい」
このようにお悩みの福井にお住まいの方必見です。
今回は、外壁塗装の塗料についてご紹介します。

□外壁塗装の塗料とは

外壁塗装をする際には、様々な塗料の種類があるので迷われる方も多いでしょう。
以下ではいくつかの塗料の種類や特徴についてご紹介します。

1つ目は、アクリル塗料です。
耐用年数が5年から8年と短いため、耐用年数を長くしたいと考えている方にとってはあまりおすすめはしません。
しかし、発色が良いので、ある期間限定で建てようと考えている方は最適です。
費用は,1平方メートルあたり1000円から1500円程度です。

費用を抑えて発色の良い外壁にできたり、弾性のあるものはクラックに対して追従性があったりすることがメリットとして挙げられます。
しかし、耐久性が低いため定期的なメンテナンスが必要になったり、水分を含みやすい外壁材には向いていなかったりするので注意しましょう。

2つ目は、ウレタン塗料です。
木の外壁材から金属製の外壁材まで対応できる塗料で、周囲の環境や立地によって耐用年数も最適になることがあります。
1平方メートル当たりの費用は、1800円から2500円程度です。
塗る場所を選ばないにも関わらず、費用を抑えて外壁塗装を行えるので初めての方でもおすすめできる塗料です。
しかし、耐用年数が少し長いシリコン塗料と費用があまり変わらないので、選ばれる割合が減っています。

3つ目は、シリコン塗料です。
上でも少し紹介したように、耐用年数も長く、費用も抑えられているので多くの支持を得ています。
1平方メートルあたりの費用は、2500円から3500円程度です。
シリコン塗料の中でも多くの種類があるので、選択肢が多く自分に合った塗料を選べます。
また、多くの方から支持を受けているので生産管理などのノウハウが蓄積されていることもメリットとして挙げられます。

費用が抑えられているものから高価なものがありますが、性能は費用に相当しているので自分たちの理想に合った塗料を選ぶようにしましょう。

4つ目は、ラジカル制御型ハイブリッド塗料です。
多くの会社が新製品を次々と開発している塗料で、競争が激しい塗料と言えます。
1平方メートルあたりの費用は、3000円から4000円程度です。
シリコン塗料よりも5年程度耐用年数が長くなったり、多くの塗料が低汚染機能を備えていたりするメリットが挙げられます。

しかし、化学技術を多く用いられているので塗料のメリットを理解することが難しいと感じる方もいらっしゃいます。
インターネットで調べたり、この塗料を使用している友人に尋ねたりして理解を深めるようにしましょう。

5つ目は、ナノテクノロジー塗料です。
ナノテクノロジーを応用した塗料で、低汚染機能を備えています。
艶がないマットな仕上がりになることが特徴として挙げられ、艶を出したい方は選ばない方が良いでしょう。
1平方メートルあたりの費用は、2500円から5500円程度です。

メリットとしては、低汚染機能が備えてあったり、フッ素で作られたものが開発されたりしていることが挙げられます。
しかし、艶なししか選べなかったり、彩度が低いものしかなかったりして、自分たちがしたい色がない場合があるので注意しましょう。
上では塗料の種類についてご紹介しましたが、塗料には水性塗料と油性塗料の2種類があります。
現在多くの外壁塗料は、水性塗料が使用されていますが、近年は費用や耐久性において油性塗料と変わらなくなっています。

以下では水性塗料と油性塗料の特徴についてご紹介します。

水性塗料は、臭いが付きにくいという特徴が挙げられます。
そのため、ペットを飼っている方や小さな子供がいる方にとっておすすめの塗料です。
また、有機化合物の排出が少ないので、社会の環境問題にも貢献できることが挙げられます。
油性塗料は、雨に強かったり、長い期間艶を維持したいと考えていたり、美しい外観を保ってくれるメリットが挙げられます。
鉄で作られているものやツルツルした材質のものに塗料を塗る場合には、油性塗料を選ぶようにしましょう。

□外壁塗料の選び方とは

上ではいくつかの外壁塗料の種類についてご紹介しましたが、多くの種類があるのでどの種類を選べばよいか分からない方も多いです。

以下ではいくつかのポイントについてご紹介します。

1つ目は、耐久年数と費用です。
どのような観点から塗料の種類を選べばよいのか分からない方も多いですが、耐用年数と費用について考えることで失敗を少なく外壁塗装が行えます。

以下では一般的な種類別の耐久年数についてご紹介します。

・アクリルは3年から5年
・ウレタンは5年から7年
・シリコンは7年から10年
・フッ素は15年程度
・光触媒は15年程度

あくまで目安ですが、耐久年数や費用を見てから外壁塗装を行うようにしましょう。

2つ目は、遮熱性や防水性などの性能を見ることです。
塗料の性能には、遮熱性や防水性、防汚性などが挙げられます。
遮熱性とは、室内の温度が上昇してしまう原因になる紫外線を反射させて、温度上昇を防ぐ機能です。
温度上昇を防ぐだけでなく、紫外線による建物の劣化も抑えてくれます。
防水性が高いと、雨水が建物の内部に侵入することを防いでくれます。

雨漏りは建物の劣化を進めたり、生活にストレスを感じたりすることがあるので防水性の機能を持った塗料を選ぶことがおすすめです。

3つ目は、臭いです。
水性塗料は、油性塗料よりも臭いが気になりません。
特に、窓から室内に臭いが入ってきやすいので臭いを抑えたい方は水性塗料を選ぶようにしましょう。
また、揮発性溶剤をあまり含まないので引火性がなく取り扱いやすいです。

保管時にも特別な管理が必要ないので初めて外壁塗装を行う方でもおすすめの塗料です。
シックハウス症候群などの健康被害や大気汚染など被害を及ぼす場合でも、有機化合物の排出が少ないので安心して室内でも使用できます。

外壁塗料を選ぶ時には色も検討することが大切です。
塗料の種類や製品によって扱っている色が異なる場合があります。
そのため、外壁塗装をする際には事前にしたい色をイメージしたり、モデルハウスを見たりすることがおすすめです。

また、色ではなく製品の種類で決めようと考えている方はどのような色があるのかを事前に知って色を決めるようにしましょう。
デザイン性のある塗料を選ぶことで、色だけではなく素材感で住まいをアレンジすることもできます。

□外壁塗装で失敗しないためのポイントとは

外壁塗装を行う際に失敗しないためには、事前の外壁塗料の種類について知っておく必要があります。
上でも紹介したように、多くの種類があるので1つ1つの特徴を知って塗装を行いましょう。
また、費用や耐久年数だけでなく、自分たちのニーズに合わせた塗料を選ぶことが大切です。
外壁塗装を初めて行う方も多いので、分からないことや疑問点、悩みがある方は専門の方に相談してみることがおすすめです。

□まとめ

今回は、外壁塗装を行う際の塗料の種類についてご紹介しました。
塗料の種類には、フッ素やウレタン、シリコンなど様々ありますが、1つ1つの特徴やメリット、デメリットが異なるので事前に自分のニーズを確認したり、専門の方に相談したりして満足できる外壁塗装を行いましょう。
外壁塗装の塗料に関するお悩みや質問のある方はお気軽にお問い合わせください。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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