福井の外壁塗装でお困りの方へ!今回は下地処理について解説いたします!

こんにちは、リフォームパンセ塗装部の小司です。

私がお客様宅に伺った時にお聞きする中に
「下地処理って見積に入っているが何をするの?」というお言葉があります。
リフォームパンセの御見積ではしっかりとご説明をさせて頂いておりますが、
多くの会社様では専門用語を並べてお客様にわかりにくい提案となっているものも多い様ですね。

では、
外壁塗装において重要な作業である下地処理、
ここを怠ってしまうときれいな外壁に仕上がる事は決してありません。
そこで今回は外壁塗装の下地処理について私、小司があなた様にしっかりとお伝えいたします。

□下地処理を怠ると外壁塗装の劣化につながる?

下地処理とは上に塗る塗料が壁面に付着するように、塗装する下地面の汚れを落とし、劣化部分に処理を施して平らに整えることです。
下地処理が不完全だと品質の良い塗料を塗ってもすぐに剥がれてしまうなど、本来の塗料の性能を発揮できません。
これによって、早期の劣化を起こしてしまう可能性があります。
そのため、外壁塗装において下地処理は大切な作業です。
下地処理は塗装の仕上がりの5割から6割を決めるといわれています。
下地工事の質の良さは塗装工事の質の良さといっても良いかもしれません。
そのため、これを怠ってしまうと良い塗装工事とはいいがたくなってしまいます。

□下地処理の種類について

下地処理には7つの工程があります。
それぞれ詳しく解説していきますので、ぜひ一度目を通してみてください。

1つ目は、ケレン作業です。
塗装前に行う、壁に付着したサビや汚れ、剥がれかけている塗膜などの除去作業のことです。
手間のかかる作業ですが、これをしっかり行うことで塗料の接着効果が高まり、剥離を防ぐため、非常に重要な工程だといえるでしょう。

2つ目は、高圧洗浄です。
高圧洗浄機を用いて、外壁を洗う作業です。
これによって外壁に付着したほこりや細かな汚れを除去します。
これは家庭用のホースで水をかけるのとは異なり、高圧力の水を使用しているため指が吹き飛んでしまうかもしれません。
取り扱う際は十分に気を付けましょう。
そしてこの作業で大切なことは、終わった後は十分に乾かすことです。
乾燥を十分にしなかった場合、乾いていない外壁の上から塗装することになりすぐに剥がれてしまう、塗料の密着度が低くなる、長持ちしない外壁塗装になるといったリスクがあります。
作業を急ぎすぎて半乾きのまま塗装しないようにしましょう。

3つ目は、脱脂作業です。
脱脂という塗料をはじいてしまう油分を除去する作業です。
塗料用のシンナーなどを利用して外壁の表面を磨き上げる地道で大変な作業ですが、怠ってはなりません。
こちらも高圧洗浄と同様に外壁をしっかり乾かすことを忘れないでください。

4つ目は、クラック補修です。
外壁面を確認してクラックとよばれるひび割れが見つかれば、塗装前に下地補修が必要です。
クラックをそのままにしてしまうと雨などの水分が徐々に内部に侵食してしまい、それが外壁の腐食へとつながります。
そして、最終的には外壁が崩れてしまい左官工事が必要となり、塗装工事に加えリフォーム代がかかってしまうかもしれません。
クラックの程度を見極め、しっかりと対処しましょう。

5つ目は、コーキング補修です。
多くの住宅の外壁に使用されているサイディングボードは、パネルとパネルの間に適度なすき間をあけて張り付けられています。
目地と呼ばれるすき間のクッションと防水を兼ねているのがコーキングです。
コーキング補修が不十分だと目地から水分が侵入するため、雨漏りの原因となってしまうかもしれません。
水分が入ってしまうと塗装の表面に水ぶくれができ、それが破れることで見るも無残な状態になってしまうので注意しましょう。
コーキング補修には、「増し打ち」と呼ばれる既存のコーキングに新たなコーキング材を補充するものと、「うち替え」と呼ばれる既存のコーキングをすべて除去して新たなコーキング材に入れ替えるものがあります。
また、ひび割れが軽度の場合はコーキング材を補填して埋めることもあります。
コーキングの劣化はひび割れや剥がれなどの不具合を引き起こしてしまうため、この作業は注意深く行いましょう。
仮にその上からペンキを塗装してしまうと、外観が悪化する上に、塗装が長持ちしないかもしれません。

6つ目は、セメント補修です。
劣化したセメントの補修はハンマーなどで叩いて落とした後、新たにセメントを打ち、コテで鳴らして補修する作業です。
セメントやモルタル質の外壁でひび割れを放置してしまうと、ひび割れのまわりがどんどん崩れてしまい、大きな穴ができてしまうこともあります。
また、手で触っただけで豆腐のように崩れてしまう状態であれば、上から新しいペンキで補修してもすぐに崩れてしまうため注意しましょう。
7つ目は、パテ埋めです。
パテ埋めはタッカーの穴やクギの頭を平坦にする作業です。
タッカーとは工業用の大型ホチキスで固定することで、タッカーを打ち込むことにより数ミリ程度の小さな穴ができてしまいます。
この穴を無視して塗装してしまうと、ハケやローラーを使う際に影響を与えて色ムラができてしまうかもしれません。
ここでパテを使用し、プラスチックやゴムのヘラでならすことによって平らにします。

□まとめ

今回は、外壁塗装の下地処理についてご紹介しました。
下地処理は外壁塗装において大変重要な作業です。
これを怠ってしまうと外壁塗装の失敗につながってしまうかもしれませんよ。

また、もし、確かな下地処理を行った外壁塗装・屋根塗装を検討しているのでしたら、
私たちリフォームパンセにお尋ねくださいね♪
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この記事は、塗装技能士・小司勲が責任を持って書きました。
(実は僕、こう見えても社長と同級生なんです♪)

ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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