福井の業者が解説|外壁塗装の見積もりをとる際の注意点とは?

見積もりをとることは、どの会社に依頼するか決めるための第1ステップです。
そのため、見積もりの注意点がわからないと、どこの会社に依頼するか決められません。
しかし、見積もりの注意点を理解している方は少ないでしょう。
そこで今回は、外壁塗装の見積もりをとるときの注意点について、福井の業者が解説します。

□自社で提案できる業者に見積もりをとる

一見、塗装業者に見えても営業のみ行う業者で、実際の工事は当社のような塗装業者に任せているかもしれません。
そのため、営業のみ行う業者に依頼すると、マージン分の費用が高くなる可能性があります。
しかし、工事ができる業者なら良いというわけではありません。
自社で仕事をもらえない下請け専門の業者は、使う塗料や施工方法を提案できないことが多いです。
その理由は、工事は完璧にできても、施工方法や塗料などについては分かっていないからです。
しかし、下請け業者の場合は、分かっていなくても指示通りに動くだけのため問題ありません。
上記のことを踏まえると、自社で営業かつ工事も行える業者に見積もりをとることがベストです。
当社は、元職人が営業しており、職人が自社に所属しているため、営業と工事のどちらも行えます。

□全ての塗料が同じランクか確認する

塗装に使われる塗料には、ランクがあり、ランクが高い塗料ほど費用が高いことが多いです。
そのため、業者の中には外壁以外の塗料をランクが低いものを使う業者も存在します。
しかし、外壁や屋根などを塗装するときに同じランクの塗料を使わないと、少し面倒なことになる可能性があります。
それは、場所によってランクが違う塗料を使うと、場所によって塗り替えの時期に差が出るかもしれないことです。
塗替えの時期に差が出ると、雨戸や雨樋(あまどい)は剥げて、外壁や屋根はきれいなままといったチグハグな住宅になるかもしれません。
もし雨戸や雨樋だけが剥げた場合でも、そこだけのために再塗装を依頼したくないですよね。
再塗装しない場合は、外壁や屋根が剥げるまで我慢する必要があります。

□細かい部分まで書かれている確認する

塗料以外に確認する必要があるところを3つ解説します。

1つ目は、支払い条件です。
一般的に支払い条件は、以下の2つです。
・工事完了後に支払う
・契約時と工事完了後に支払う
「なぜ支払い条件を確認する必要があるの?」と考える方がいらっしゃると思います。
その理由は、契約時に全額を支払うと、そのまま逃げられる可能性があるからです。
そのため、「契約時に全額支払うと、安くなります!」のような言葉には注意しましょう。

2つ目は、塗装箇所です。
塗装箇所はよくトラブルが起こるため、注意する必要があります。
しかし、見積書をよく確認することで、トラブルを防げる可能性が高いです。
見積書では塗装箇所が全て書かれているか確認しましょう。
また、反対に塗らない箇所を書いてもらうことも良いでしょう。
もししっかり書かれていない場合は、業者に問い合わせることがおすすめです。
そして、どこが塗る必要がある箇所かわからない方は複数業者へ見積もりを依頼して、塗装箇所と金額がすべて入っているか確認することもおすすめです。

3つ目は、塗装面積です。
複数業者へ見積もりを依頼すると、業者によって塗装面積が異なることに気がつきます。
その理由は、業者によって塗装面積の算出方法が異なるからです。
また、ここでかけ離れた面積を算出してくる業者には依頼しないようにしましょう。
そして、塗装、足場、養生がすべて同じ面積で算出してくる業者にも依頼しないことをおすすめします。
一般的には、塗装と足場の面積が同じになることはありません。
そのため、同じ面積になっているということは、雑に見積もりをしている可能性があります。

4つ目は、塗装工事以外の費用です。
塗装工事には、塗料以外にも費用がかかります。
例えば、足場代や高圧洗浄費などです。
これらが見積書に書かれていない場合は、追加費用を請求される可能性があります。
そのため、事前に見積書に書かれているか確認しましょう。

□塗り回数を確認する

外壁塗装では下塗り、中塗り、上塗りの3回塗ることが一般的です。
下塗りでは、上に塗る塗料が外壁に付着しやすくします。
次に中塗りをして、最後に上塗りをします。
そうすることで、塗料が持っている性能を最大限に発揮できます。
ここで1回でも塗り回数を減らすと、最大限に性能を発揮できず、耐用年数が短くなる可能性が高いです。
そのため、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが書かれていない場合は、業者に問い合わせましょう。
悪徳業者の中には、お客様が知識がないことをいいことに、下塗りを省き安く見せ、契約を取ろうとする業者も存在します。

□まとめ

今回は、外壁塗装の見積もりをとるときの注意点について解説しました。
見積もりをとるときの注意点をご理解いただけましたでしょうか。
塗装だけではなく、お住まいに関することなら下記にお気軽にご相談ください!

ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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