「外壁塗装をするにはどのような塗料を選んだらいいんだろう？」
「おすすめの塗料の選び方とかはあるのかな」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか？
塗料にはたくさんの種類があるので、どの塗料を選んだらいいのかわからない方は多いと思います。
そこで今回は「塗料の選び方のポイント」をご紹介します。
□塗料の選び方のポイント
どのようなところに注意して塗料を選んだらいいのか見ていきましょう。
＊塗料の性能
まずは、塗料の性能の違いを知りましょう。
断熱性、防水性、防カビ性、防サビ性、防汚性、光沢のあるもの、など多種多様な性能があります。
その中でも、特に押さえておくべきポイントは、「断熱性」と「防水性」です。
断熱性の高い塗料は、外からの熱気や冷気を防ぐだけでなく、家の中の温度を快適に保つ特徴があります。
そのため、気温の変動が激しい地域では、塗料選びの際に必ず断熱性が高いかどうかを見ておきましょう。
防水性の高い塗料は、雨水が壁内に侵入するのをしっかりと防ぐという特徴があります。
雨水が壁内に侵入すると、家の構造体がダメージを受けてしまうため、外壁の劣化が早くなってしまいます。
外壁塗装の寿命を長くするためにも、防水性の高い塗料を選ぶのがおすすめです。
＊シリコン系塗料はシェアが多いのでおすすめ
もし塗料選びに迷った場合は、全国の外壁でもっともシェアが多いシリコン系塗料を選ぶのがおすすめです。
実は、全国の住宅の70％以上が外壁塗装の際にシリコン系塗料を使っています。
そのため、シリコン系塗料の中から断熱性や防水性の高い塗料を選ぶと良いでしょう。
□目的別におすすめの塗料を紹介します
＊臭いが少ない塗料がいい
昔と比べて減ってきてはいますが、外壁塗装時には刺激臭がでる場合があります。
刺激臭の原因となるシンナーは、有害物質を含んでいるため、長時間吸い続けると、頭痛やめまい、吐き気などの症状が出てくる場合があります。
健康に気を使う方は、シンナーをほとんど含んでいない「水性塗料」を使うことをおすすめします。
＊長持ちする塗料がいい
塗料の耐久性の高さは、費用の高さと比例しています。
そのため、外壁塗装を長持ちさせたい方は、少し高いフッ素系塗料や、もっともグレードの高い無機系塗料を使うと良いでしょう。
＊艶のない落ち着いた仕上がりにできる塗料がいい
塗料には艶があるタイプと艶がないタイプがあります。
一般的には、艶があるタイプの塗料を使うのですが、その塗料の中に添加剤を混ぜることによって、艶なしにすることができます。
このように、どのようなデザインにしたいか、どのような性能が欲しいかによって、選ぶべき塗料は変わります。
そのため、まずはご自身がどのような外壁にしたいのかを考えておきましょう。
□まとめ
今回は「塗料の選び方のポイント」をご紹介しました。
迷ったら広く普及しているシリコン系の塗料を選びましょう。
また、断熱性などの性能をしっかりとみておくことも大事です。
外壁塗装を長持ちさせたい方はフッ素系塗料や無機系塗料を、夏の暑さや冬の寒さを緩和したい方は断熱性の高い塗料を選ぶと良いでしょう。
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