福井県在住の方必見!外壁塗装にかかる期間を紹介!

外壁塗装をしようか検討中だが、どれくらいの期間が必要なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は福井県在住で外壁塗装をしようか悩んでいるが必要な期間がわからなくて不安という方のために、書いていきたいと思います。

□外壁塗装にかかる期間の目安はどれくらい?
天候に恵まれた場合、外壁と屋根の塗装工事は10日ほどで終わります。
しかし、雨や風がある場合は塗装ができないのでそれらを考慮すると2週間ほどかかってしまうでしょう。
雨の日に工事ができないのは、雨が降っていると水分が塗料に混ざってしまい、仕上がりにムラができてしまったり耐用年数も落ちてしまったりするからです。
また風の日は、塗料にホコリが紛れ込むことや、近隣住民に塗料が飛散して迷惑をかけてしまう可能性があるという理由から工事をできません。
塗装工事は最短でも10日ほどかかってしまいます。
長い期間がかかってしまうのにはたくさんの工程を踏まないといけないからです。
どのような工程を踏んでいるのか10日かかると仮定した場合で、順に見ていきましょう。
1ステップ目は足場設置です。
1日中ハンマーをたたく音が響き、近隣住民に迷惑をかけてしまうでしょう。
そのため、近所の人にことわりをいれておくことをおすすめします。
2ステップ目は高圧洗浄です。
前回の塗装をしっかり落とさないと、新しく塗装をしてからすぐに膨れが起きてしまうので、丸1日かけて行う必要があるのが高圧洗浄です。
膨れというのはその名の通り塗装が膨れてしまうことで、これが起こらないようにするためにも大事な工程です。
3ステップ目は、養生、下地調整です。
養生というのはあまり聞きなれない言葉かもしれません。
養生は家の塗装をしない部分に塗装が飛ぶのを防ぐため、シートやマスキングテープを張る作業のことです。
下地調整は、塗料を塗る前にさびや塩分などを取り除いて付着をよくするための作業です。
4ステップ目は、外壁、屋根塗装です。
塗装といっても4日から9日で違う作業をしているので、それぞれ見ていきましょう。
4日目は下塗りです。
塗装は、下地と塗料の接着剤の役割を担うシーラーと呼ばれる下塗りをし、その上に中塗り上塗りを重ねていきます。
塗装だけで計3回行われるのをご存知でしたか。
その最初の作業なので非常に重要です。
5日目は中塗りで、ここで塗る塗料によって外壁塗装の耐用年数が大きく変わります。
安価なアクリル製は2年から3年、特殊なガイナや光触媒塗料は15年から20年と塗料によって大きく耐用年数が変わるので、自分の生活にあった塗料を選びましょう。
一般的に使用されるのは10年ほどの耐用年数があるシリコン系塗料です。
6日目は上塗りで、中塗りと同じ塗料を重ねて塗るという工程です。
同じ塗料を2回塗ることで、ムラがなくなったり、膜が適正な厚さになり耐久性を上げられたりできます。
きちんとしていない業者だと、利益を出すためにこの上塗りの工程を省く可能性があるので、見積書を確認してみましょう。
7日目は屋根の下塗りです。
外壁が終わると次は屋根の塗装です。
屋根は外壁と比べて紫外線を浴びる量が多く、比較的すぐに劣化してしまいます。
そのため外壁で使用した塗料より耐用年数があるものにすることで、工事を同時にすることができ、費用を削減できるでしょう。
8日目は屋根の中塗りです。
屋根も外壁と同様に、下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りを行います。
この段階では色を変更することが可能です。
新しく塗った外壁と屋根を合わせて見て、違和感があれば変えてみるのもありかもしれません。
9日目は屋根の上塗りです。
外壁と同様、この工程が飛ばされていないことをチェックすることが大事です。
これで塗りの作業は終了です。
毎回乾かさないといけないので、いくら早く作業が終わっても、1日に1工程ずつしかすすめることはできません。
5ステップ目は、足場解体、そして撤収です。
10日目にようやく終わりを迎えました。
依頼者が仕上がりをチェックし、問題がなければ撤収作業に入ります。
シートやマスキングテープをはがし、足場の解体作業、そして解体したものをトラックで運ぶという流れです。
塗装作業には最短でも10日はかかるということ、またそれにはたくさんの工程があるから必然的にかかってしまうということがお分かりいただけたでしょうか。

□外壁塗装の工事期間に行うべきこと
塗装工事は決して安いものではないので、しっかりとした塗装をしてもらいたいですよね。
素人の私たちにもできることはあります。
気を付けるポイントが3つあるので紹介します。
1つ目は、作業現場を見に行くことです。
見ていることをアピールすることで上塗りの工程を省くといった不正の抑止力になるでしょう。
2つ目は、作業が工程通りに進んでいるか確認することです。
作業ミスを事前に防ぐためにも、実際に行っている作業が工程通りか確認しましょう。
ズレがわかれば修正できるので、施工が完了する前にズレを防ぐことが重要です。
3つ目は、明るい時間帯に塗装のチェックをすることです。
昼間に外出している場合は、帰宅後の暗い時間帯ではなく、朝の明るい時間帯に塗装のチェックをしましょう。

□工期における注意点ってなに?
外壁塗装の場合、内装リフォームと違い工事期間中に施主が滞在しておかなければならないということはありません。
しかし、すべてを業者に任せきりにしてしまうと思わぬトラブルの原因になる可能性があるので注意が必要です。
洗濯物の干し忘れに注意しましょう。
工期にベランダや庭に洗濯物を干したいのであれば、干すタイミングについて業者とよく相談しましょう。
業者が、洗濯物が干されているタイミングを把握してないと気づくことができず、塗料が飛散して付着したり、ニオイがついたりしてしまいます。
安心して外出するためにも作業工程を把握しておきましょう。
施主の私物を移動する際や工事終了後の完工確認のときは施主が立ち会う必要があります。
この日さえ把握して在宅しておけば、後は安心して外出することができます。

□まとめ
外壁塗装にかかる期間やその理由、工事期間に気を付けるべきことを紹介させていただきました。
今回の記事が福井で外壁塗装をお考えの方の参考になったら幸いです。

ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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