雨樋は、外観からみると地味であまり目立たないものです。
しかし、お家を長く綺麗に保つ上で、とても重要な働きをしてくれているのです。
そのため、雨樋の劣化や損傷を発見したときは、早急に対応することが望ましいです。
今回、雨樋を修理する前に絶対に押さえたいポイントをご紹介します。
雨樋の役割とは
屋根に取り付けられている雨樋は軒樋と縦樋から成り、屋根から流れてきた雨水を所定の箇所に集めて流すという役割があります。
どうして一ヶ所に集めるのかというと、家を雨水による劣化から守る目的があるからです。
雨水が軒先から直接地面に流れ落ちると、落ちて跳ね返った雨水が、土台や外壁を濡らし、最悪の場合それらを腐らせるという事態が起こってしまいます。
雨樋には雨や雪からお家を守る重要な役割があったのです。
雨樋の修理で押さえる3つのポイント
前述から、雨樋がお家のメンテナンス維持に必要不可欠であることがご理解頂けたと思います。
もし雨樋が故障している、傷んできているという方がいらっしゃれば、修理する必要があります。
修理の際は以下の3つのポイントに気を付けて行いましょう。
・まず雨樋の修理費を知る
基本的に雨樋の交換は1m単位、修理は1ヶ所単位で費用が計算されます。
交換や修理は1mあたり3千円から5千円程度が相場になります。
全て新品に交換するとなると数十万円します。
また、ほとんどが屋根に設置されている雨樋での作業には足場設置費が加算されることが多いので、予め確認しておきましょう。
とても高い位置にある雨樋になると、高所専門の作業員が修理を行う必要があるので、人件費も膨らむことがあります。
・修理費を抑えたい
修理費を抑える上で重要になるのが業者選びです。
専門業者外で選ぶと、修理費も上がり修理の質も落ちてしまいます。
頼むのであれば、お家の外回りのリフォームに慣れた業者を選びましょう。
また、1社の見積もりだけでは不安という場合は、複数の業者に見積もりを出して比較してみましょう。
・火災保険で雨樋修理ができるかも!?
火災保険に加入している方であれば、風や雪、ひょうによる劣化や損傷と認められれば、保険金で修理費を賄うことができるのです。
ご自身の火災保険について見直し、適用されるかチェックしてみましょう。
また、どれが原因か不明であるときでも、念のため申請することをおすすめします。
しかし、保険会社に直接問い合わせて断られると再申請できないので、確実に保険を適用されたい方は、火災保険の申請代行サービスにも対応している業者に相談してみるとよいでしょう。
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