・福井の皆様、こんにちは。
地元福井で実績ナンバーワンの外壁塗装専門店、ペイントパンセ常務の大久保光沙久です。
この記事は、建築施工管理技士でもある現役職人常務・大久保光沙久が責任を持って書きました。
(私が厳しく指導した自社育成職人達があなた様のお宅を美しく塗り替えいたしますよ♪)
「外壁塗装の塗料の違いなど外壁塗装の塗料について詳しくわからない」
このようなお悩みをお持ちの方は必見です。
外壁塗装の塗料の種類や特徴など詳しい内容がよくわからないことは、多いですよね。
この記事では、外壁塗装の塗料の違いについて詳しく解説します。
ぜひこの記事を参考にしてください。
□塗料の種類について
塗装の8つの種類について解説します。
1つ目は、アクリル塗料です。
アクリル塗料のメリットは、低価格で発色が良いことと、弾性のものはクラックに対して追従性があることの2つが挙げられるでしょう。
デメリットは、耐久性が低く、張り替えが頻繁に必要なことと水分を嫌う外壁材にあっていないことです。
このような特徴があることからアクリル塗料は、耐用年数が求められている近年の建築物にはあまり使われていません。
低価格で張替えを何度もする建造物には向いている塗料です。
耐用年数は、5年から8年です。
2つ目は、ウレタン塗料です。
ウレタン塗料のメリットは、塗る場所を選ばない汎用性の高さと価格が安いことが挙げられるでしょう。
デメリットは、シリコン塗料との価格の差がなく、会えてウレタン塗料を選ぶ理由が少なくなったことです。
これらの特徴をもち、ウレタン塗料は、木から金属まで塗る場所を選ばず、耐久性が高いのはとても大きなポイントといえるでしょう。
約7年から10年の耐用年数を持ちますよ。
3つ目は、シリコン塗料です。
シリコン塗料のメリットは、人気の塗料で数多くの製品が存在するため、選択肢が多いことと、生産管理のノウハウが蓄積されていて安心なことが挙げられるでしょう。
デメリットは、価格によって性能が変わってしまうことと期待外れの塗料も中には存在することです。
耐用年数が長いことから長い間人気の塗料でした。
しかし、近年は他の塗料の需要が高まったことにより人気は少しずつ落ちているといえるでしょう。
耐用年数は、10年から13年です。
4つ目は、ラジカル制御型ハイブリッド塗料です。
ラジカル制御型ハイブリッド塗料のメリットは、シリコンよりも耐用年数が長く、費用対効果が高いことと、低汚染機能を備えていることの2つが挙げられるでしょう。
デメリットは、この塗料のメリットを理解するまで時間がかかることです。
今現在他の塗料に比べ、人気が高く、競争が激しいジャンルの塗料であるといえますよ。
耐用年数は、12年から15年程です。
5つ目は、ナノテクノロジー塗料についてです。
ナノテクノロジー塗料のメリットは、親水性による低汚染機能を備えているため、降雨で汚れが落ることです。
加えて、値段が低下しているのにもかかわらず、高い技術で高い汚れにくさを実現していることもメリットとしてあげられるでしょう。
デメリットは、彩度が低い色しかなく、造っているメーカーが限られていることです。
エコロジーな塗料というのが大きな特徴で、耐用年数は、12年から15年ほどです。
6つ目は、ピュアアクリル塗料です。
ピュアアクリル塗料のメリットは、下地の外壁にヒビが入ってしまっても目立つことはなく、クラックへの追従性が高いことが挙げられるでしょう。
デメリットは、日本の気候に合っていない可能性もあり、クラックが入りにくい外壁では男性である必要性を感じられないことです。
フッ素と同等の耐用年数に加え、汚れにくさを持っていることが大きな特徴ですよ。
耐用年数は、13年から15年程です。
7つ目は、フッ素塗料です。
フッ素塗料のメリットは、公共の建物に多く使われ、信頼性と実績があることと、耐用年数が高くオーバーコートのオプションが用意されていることが挙げられるでしょう。
デメリットは、同じくらいのコストで耐用年数も同じくらいの塗料が出てきていることです。
スカイツリーにも使われている塗料で絶対な信頼が置かれている塗料といえるでしょう。
耐用年数は、13年から15年ほどです。
8つ目は、無機系ハイブリッドです。
無機系ハイブリッドのメリットは、公共のものにも使われ、耐用年数が圧倒的に長いことです。
デメリットは、耐用年数が長いがトータルコストが割高なことです。
圧倒的な耐用年数が売りの塗料であるといえるでしょう。
耐用年数は、15年から20年です。
□塗料の価格や性能の違いについて
ここでは、塗料と価格について解説します。
外壁塗料に使われる樹脂は4つあり、樹脂だけである程度の値段と耐用年数がわかりますよ。
その4つの樹脂について説明します。
ここでご紹介する価格は1平方メートルあたりの値段です。
あくまで目安であることを覚えておきましょう。
1つ目は、アクリルの樹脂です。
この樹脂は、5年から7年の耐用年数を持ちます。
価格は、約1400円から1600円かかるでしょう。
2つ目は、ウレタンの樹脂です。
この樹脂は、7年から10年の耐用年数を持ちます。
価格は、約1700円から2000円かかるでしょう。
3つ目は、シリコンの樹脂です。
この樹脂は、10年から15年の耐用年数を持ちます。
価格は、約2200百円から3000円かかるでしょう。
4つ目は、フッ素の樹脂です。
この樹脂は、15年から20年の耐用年数を持ちます。
価格は、約3800円から4800円です。
耐用年数が長い分、費用もかかるといえるでしょう。
□一液型と二液型の違いについて
一液型とニ液型の違いについて説明します。
塗料は、水性と油性に分かれていて、さらにその中でも、一液型と二液型に分かれています。
違いについて知っておきたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
まず、一液型についてです。
一液型は、硬化剤が最初から主材に混ぜられているものです。
他の塗料と混ぜる必要がなく手間が省け、使い切らなくても塗料を翌日も使えるという特徴があります。
施工品質が保たれているため、品質を気にせず使えるという点もメリットとして挙げられますよ。
次に、ニ液型についてです。
ニ液型は、塗料と硬化剤が別々になっており、使用時に主材と硬化剤を混ぜて使用するものです。
強固な塗膜を作ることが可能な上に塗装可能な素材が幅広いというメリットが挙げられるでしょう。
しかし、その日のうちに使い切らなければならないというデメリットもあるので注意しましょう。
□主成分以外の塗料の違いについて
主成分以外の3つの塗料について解説します。
1つ目は、溶剤です。
溶剤に水を使用したものが水性塗料、シンナーを使用したものが油性塗料です。
水性塗料は、シンナーを使わないため、臭さがありません。
そのため、DIYに適した塗料であるといえるでしょう。
油彩塗料は、素材を選ばず塗れるうえに長持ちしますが、健康や環境に影響を及ぼしやすく、扱うのが難しいので注意しましょう。
2つ目は、添加剤です。
塗料に含まれる添加剤は、硬化剤とつや消し剤の2つがあります。
硬化剤は、硬化剤が入っていない塗料は固まらず、剥がれやすくなり、塗料に必ず入っています。
つや消し材は、塗装後のツヤ感を減らし、製品によっては入っていないので注意しましょう。
3つ目は、顔料です。
塗料に色をつける成分のことです。
塗料に含まれる顔料は、色を変えるだけでなく、防錆び・遮熱などの効果を持つ製品もありますよ。
□まとめ
外壁塗装の塗料の違いについて詳しく解説しました。
外壁塗装は、さまざまな内容を理解しておくことが必要です。
塗料の種類や性能の違いなどのポイントを理解しておくことで、外壁塗装を検討する際に、塗料を選ぶことに困らず、スムーズに外壁塗装を考えることができます。
特徴や外壁塗装の塗料の種類などをもっと知りたい方や外壁塗装を検討している方は、ぜひ一度当社にご相談ください。