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屋根工事(葺き替え)を考え始めたら読むページ

屋根が痛んできている場合、塗装工事よりも葺替え工事をしたほうが良いというケースもあります。まずは屋根の不安を感じたら、プロの屋根技術者の目でしっかりと診断をしてもらいましょう。

1.屋根工事を考えるきっかけ

1-1.屋根の痛みが激しいとき

1つ目は屋根の傷みが激しいときです。塗装工事、補修工事などで屋根の修繕が出来る痛みなら、あえて葺き替えする必要はありません。でも20年以上屋根のメンテを怠っていると塗装などでは直せない状態になってしまうのです。こうなると屋根工事をするしかありません。屋根が気になったらしっかりと業者に調査してもらい、葺き替えが妥当か判断してもらいましょう。

1-2.屋根の耐久性を上げたいとき

2つ目は屋根の耐久性を上げたいときです。屋根は簡単に状態を見れるものではないので、長く安心して使えるに越したことはありません。10年に一度ではなく20年、30年に一度位まで気を遣わない屋根なら吹き替える価値があります。手間をかけず、安心を手に入れられる葺き替えも検討してはいかがでしょうか。

1-3.家を次の世代へ引き継ぐとき

3つ目は家を次の世代に引き継ぐときです。住みだして30年も建つと子供世代が家を継いでくれる時期が来ます。その時に親世代が出来る事、それがまた次の30年へと引き継げる屋根工事です。自分たちの家を大事に受け継いでくれる次世代に向け、長持ちする工事を選びましょう。

ペイントパンセでは、
 ◎「屋根塗装工事」をしたほうが良いのか?
 ◎「屋根の葺替え工事」をしたほうが良いのか?
 ◎「部分補修工事」で大丈夫なのか?
 ◎「まだ工事をしなくても大丈夫」なのか?

屋根の状態を正しく調査し、お客様の人生にとって最善の方法をご提案差し上げております。現地調査(無料)をご希望の場合には以下からお問合せください。

2.屋根工事とは

工事種類ポイントと注意点
同じ屋根材での葺き替え板金 → 板金
スレート瓦 → スレート瓦
瓦 → 瓦

同じ屋根材で屋根を新しくする工事です。同じ材料ですので、どれくらい耐久性があるのか、痛み出したときのメンテナンスの方法などは良く理解出来ているので次の予算もおおよそ分かって準備が出来ます。見た目も代わり映えしないので雰囲気を変えたいなら色を変えましょう。
違う屋根材での葺き替え板金 → 別
スレート瓦 → 別
瓦 → 別
 
今までとは違う屋根材で仕上げる工事です。この場合、使える屋根材に制限が出ることがあります。理由は屋根勾配と耐荷重です。材料で勾配、つまり屋根の急さが違うので変更するときには注意が必要です。勾配は板金、コロニアル、瓦の順で強くなります。屋根の重さは耐震に関わるので今より重たい物を載せる事は出来ません。なのでコロニアル屋根のお宅を瓦にすることは出来ませんが逆は可能です。

3.プロが教える屋根工事業者の選び方

3-1.地元の会社

屋根工事は地元の会社を選びましょう。外回りの工事は特に訪問販売で勧められることがよくあります。この時に県外の業者だったら絶対に選んではいけません。工事の品質も工事の価格も適正ではないことが多いからです。あとは事務所は福井にあるけど本社が県外の業者も信用してはいけません。何かあったらすぐに福井の事務所を引き上げることが出来る、そんな会社である事が多いからです。

3-2.専門技術者がいる会社

専門技術者がいる会社を選びましょう。自社職人であるなら間違いありませんが、下請けではなく専属職人なら自社職人と同等に教育している職人が伺うので間違いないでしょう。ちなみにリフォーム店、工務店は本来、職人が在籍していません。

3-3.管理が出来る会社

管理が出来る会社を選びましょう。もちろん職人は有資格者が施工を仕切っているのは当然なのですが、屋根工事は複合工事であり下地や構造体についての知識と手配が出来る者が管理していなければ根本的に改修できたか判断がつきません。なので現場の管理者が施工管理技士もしくは建築士かどうか必ず確認しましょう。

4.屋根の葺替え工事の流れ

4-1.既存の瓦を撤去します。

まずはこのように既存瓦を撤去いたします。

4-2.野地板を張り付けます。

次に、このように野地板という板を張り付けます。

4-3.防水シート(アスファルトルーフィング)を張り付けます。

その後、防水シートの張り付けです。しっかりと張り付けないと雨漏れの原因にもなります。

4-4.新しい屋根材を設置します。

こちらはスレート屋根。
こちらは瓦屋根

このようにお選び頂いた屋根材を敷き詰めていきます。一見簡単な作業のように見えますが、全て屋根上での作業であるため
◎天気の影響なども受けやすいこと
◎また1つ1つの部材がある程度の重さがあり、危険も伴うこと
◎それぞれの住宅の屋根のサイズに合わせて調整が必要であること


これらの要因から、屋根の葺替え工事も、極めて高い専門性が求められますので、専門店にお任せされることをお勧めします。

5.屋根工事の施工事例

6.屋根工事で失敗しないための2つの注意点

6-1.訪問営業マンに即決した場合

営業されての即決は絶対にやめましょう。特に訪問販売での即決率が多いのですが、訪問販売こそ時間をかけて決めていくべきです。会社の信頼性、技術力などは営業に来た方の話だけでは分かりません。ご自身でよく調べて決めましょう。

6-2.屋根工事後すぐ雨漏れした場合

すぐ雨漏れをしたのはもちろん工事の問題です。業者の技術と知識不足が第一の原因ですが、訪販業者等の場合は手抜き工事である事も考えられます。屋根は住まいの快適性と住宅の耐久性に直接響く事ですので、工事をお願いする業者はしっかりと選んで下さい。

ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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