「外壁塗装を検討しているけど、塗料の耐用年数が気になる。」
「長持ちする塗料はどういう塗料なんだろう?」
このようにお悩みの方もいらっしゃると思います。
せっかく外壁塗装をするなら、長持ちする塗料を選びたいですよね。
そこで今回は「塗料ごとの耐用年数」をご紹介します。

□塗料の耐用年数とは?
塗料が耐えられると予想される期間の目安を「塗料の耐用年数」と言います。
外壁に塗る塗料は紫外線や雨風などによるダメージを毎日受けているので、どうしても劣化してしまいます。
そのため、どのくらい耐えられるのかの目安として、耐用年数という基準があるのです。
□外壁塗装における塗料の耐用年数
では、塗料の耐用年数はどのくらいなのでしょうか?
塗料は大きく分けて6種類あるため、それによっても耐えられる期間に幅があります。
それぞれの塗料の詳細をみていきましょう。
*シリコン系塗料
日本の住宅のほとんどがこのシリコン系塗料を使っています。
価格と機能のバランスが良く、たくさんの種類があるという特徴があります。
他の塗料と比べると比較的安いため、手軽に塗装を行うことができます。
耐用年数は7年〜10年です。
費用は1平方メートルあたり2000円〜3000円が相場です。
*ラジカル制御型塗料
2012年の終わりくらいから出てきた塗料で、最近とても人気が高まってきています。
シリコン系塗料と同じくらいの費用で、耐用年数がシリコン系塗料より高いという特徴があります。
そのため、今後は主流となる塗料になる可能性があります。
耐用年数は10年〜13年です。
費用は1平方メートルあたり2500円〜3000円が相場です。
*フッ素系塗料
住宅によく使用される塗料の中で、最もグレードが高い塗料です。
寿命がとても長いのが特徴で、高級感のあるデザインも可能です。
ただ、グレードが高い分、費用も高いという点には注意しましょう。
耐用年数は13年〜17年です。
費用は1平方メートルあたり3500円〜4500円が相場です。
*無機塗料
無機塗料は一番耐久性が高い塗料として知られています。
塗料の原料に、ガラス、石、レンガなどの無機物を使っているため、あまり劣化しないという特徴があります。
耐用年数は20年〜25年です。
費用は1平方メートルあたり5000円〜6000円が相場です。
□まとめ
今回は「塗料ごとの耐用年数」をご紹介しました。
塗料の種類によって、耐用年数にかなり差があることを知っていただけたと思います。
予算に余裕がある方は無機塗料、とりあえず早急に外壁塗装をしてしまいたいという方はシリコン塗料を選ぶと良いでしょう。
この記事を参考にご自身にあった塗料を選んでみてくださいね。
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