塗装は多くの方が業者に任せると思いますがそれでも任せっきりにせず、しっかり覚えておくべきことがあります。
それが「塗料の種類」です。
なぜ知らなければいけないの?
1.騙されないようにするため
外壁塗装には優良業者から悪徳業者まで様々なところがあります。
騙されないようにするために必要なのは「知識」です。
知識があればどれが正しくてどれが間違っているかわかるので、話している内容で優良業者と悪徳業者を見分けることができます。
2.DIY
最近テレビなどで見るようにDIYが流行っています。
DIYをいざやってみようという時に塗料の種類が分からなければ、何を買えばいいのか分かりません。
ここで塗料についての知識を得ることで、DIYをいざする時に困らなくなるでしょう。
旧アクリル系塗料
アクリル系塗料とは外壁塗装の際に用いられる最もグレードの低い塗料です。
値段は最も安いのですが、5年に一度塗り替えなければいけません。
その都度足場も組まなければいけないので、結果として高くなってしまいます。
現在はほとんど使われることがありません。
新しいアクリル塗料
旧アクリル系塗料は現在使われることはほとんどありませんが、新しい技術によって進化したアクリル塗料が生まれました。
旧タイプに比べ耐久性が向上してるのでこちらは使われています。
1.ピュアアクリル
旧アクリル塗料は不純物が多く混ざっていたため、アクリル本来の耐久性を発揮できていませんでした。
しかしピュアアクリルは不純物を取り除き、アクリル樹脂の間に有機ガラスを入れているので耐久性は15年以上あると言われています。
これは最近人気のフッ素塗料と同じ耐久性です。
2.ラジカル塗料
塗料の劣化の原因は「ラジカル」という物質であると言われています。
ラジカル塗料にはその物質を制御するラジカル制御技術によりシリコンとフッ素との間の特性を持つ塗料です
アクリル塗料の注意点
新築時には安く建てて、売ることが目的なのでアクリル塗料が使われることがあります。
しかし先ほど言ったように耐久性は5年しかないので注意が必要です。
まとめ
今回はアクリル塗料についてお話させていただきました。
アクリル塗料は質が悪く、使われることがほとんどないので、この塗料を使っている家を勧められた場合にはなぜアクリルを使っているのか、しっかりと聞くようにしましょう!