1.トイレリフォームを考える4つのきっかけ
1-1.トイレが壊れた時
トイレリフォームを考える一つ目のきっかけは、トイレが壊れた時です。長く使っているとトイレも調子が悪くなってきます。 具体的には以下の点をチェックしてみましょう。
①便器から水が漏れる
②ウォシュレットから水が漏れる
③トイレの水栓レバーが壊れた時
④ウオシュレットのリモコンのボタンが壊れた時
⑤陶器が割れてきた時
⑥ウオシュレットの便座の電源が入らなくなった時
⑦便座自体が割れた・壊れた時
⑧手すり・紙巻き・タオル掛けが壁から外れて壁も壊れた時
⑨床がフカフカしだした時
⑩ドアノブが壊れた時
上記1点でも当てはまるものがあれば、他の部分も壊れている可能性があるので、そろそろトイレの替え時かもしれませんね。
1-2.年を重ねてきて、現状のトイレでは、不自由を感じるようになった時
トイレリフォーム二つ目のきっかけは、年を重ねてきて、現状のトイレでは、不自由を感じるようになった時です。
具体的には
①和式トイレにかがむのがしんどくなった・そして立つことも大変に感じるようになった
②洋式トイレでも立ち座りが難しく感じるようになった
③用をたした後、紙でのふき取りだけでは、拭い切れなくなってきた
④オストメイト(人口肛門)に対応が必要になってきた
このような時にトイレリフォームを考えるようになるようですね。
1-3.汚れが気になってきた時
トイレリフォーム三つ目のきっかけは、汚れが気になってきた時です。
長く使っているとトイレも汚れてきます。タイルのトイレなら臭いが染みついていつも臭いが気になったり、クロスでもカビが出たり男の方の小便の跳ね返りでクロスやCFが汚れて気になりだした時がリフォーム時期です。
1-4.家族構成が変わった時
トイレリフォーム四つ目のきっかけは、家族構成が変わった時ですね。
ご家族構成が変わるとトイレも使い方が変わります。たとえば男性も洋式でするようになったので小便器をなくして洋式にしたり、家族が増えるのに合わせ新たにトイレを作成したり、使わなくなった2階のトイレをなくしたいといった要望が出てきた時がリフォームのきっかけとなります。
以上の4つのきかっけを通して、ほとんどの方がトイレリフォームをお考えになられるようです。
2.トイレリフォームの費用相場をご紹介
トイレリフォームの費用相場をご紹介します。主にトイレリフォームの費用相場は、3段階に分かれます。
①器具の交換、内装のリニューアル 25万-35万
今のトイレをキレイにするリフォームのことを指します。使い勝手は変わりませんがイメージを一新したり最新の器具でより快適に利用出来る様になります。
②改装 40万-60万
和式から洋式にリフォームしたり洋式でもタイル張りの内装からクロスCFのトイレにリニューアルする事を指します。今までより使い勝手が良くなり段差を解消したりより清潔に使用出来る様になります。
③改修 60万-80万
ご家族の状況に合わせトイレ空間の大きさを変えていくリフォームのことを指します。バリアフリーやオストメイトに対応したり、場合によっては逆に小さくして掃除の手間を省かせたり収納力を高めたりする事もあります。
3.プロが教えるトイレの選び方
①予算を抑えていろいろな機能を満喫したい方にはコレ!
予算を抑えて機能性も重視されたい方にはTOTOのZJ1ががお勧めです。
・おしりを洗うウォシュレットの基本機能はもちろん
・タンクとウォシュレットがひとつのなっていて隙間のないシンブルなデザイン。
・そしてウォシュレットがタンクと一緒になっておるので隙間が少ないので汚れも溜まりにくいのが特徴。
・縁なし便器にトルネード洗浄、
そしてこの商品の最大の特徴は値引率が高く、お安く購入できるのも特長です。
現在なら〇〇〇万円前後~
見た目良くて機能もこだわるならJZ1をプロはまず最初にお勧めしています。
②修理のし易さ重視
修理のし易さを重視されたい方にはTOTOのピュアレストQRとウォシュレットSBがお勧めです。
便器、タンク、便座をそれぞれ分解できるため、万が一どこかが壊れても修理範囲を最小限に抑えることの出来るのが特徴です。一番壊れやすいウォシュレットだけを交換することも可能。内部部品も一番シンプルに出来ていますのでDIY派の方にもお勧めです。修理のし易さにこだわるならピュアレストQRとウォシュレットSBをプロ視点としてお勧めします。
③最新機能を重視
トイレの最新機能を重視するならTOTOのネオレストLSがお勧めです。
TOTOの最新機能はまずネオレストに採用されます。蓋の開閉から洗浄まで全て自動で行い、便器は使う前使った後も便器内からノズルまで除菌します。デザインも最先端のローシルエットとスッキリデザインのタンクレスですのでカッコイイ。最新機能にこだわられるのでしたらネオレストLSをプロはお勧めします。
④狭小空間でリフォームするなら
和式便器からのリフォームでトイレの空間が狭くてお悩みならネオレストRSがお勧めです。
奥行がTOTO最小となる70cmとコンパクトなトイレで奥行1.2mのトイレ空間でも余裕を持って立ち座りが可能です。一般的に便器の立ち座りには便器の先から40cmの空間が必要とされていますのでかなり余裕が出来ますね。これよりも小さな畳半畳程度の空間でもTOTOのコンパクトリモデル便器なら大丈夫。コーナーに設置する斜めのトイレで空間を有効利用して洋式トイレが設置出来ます。狭小空間出リフォームをお考えならネオレストRS、コンパクトリモデル便器をプロはお勧めしています。
⑤掃除のし易さを重視
掃除のし易さを重視されたい方にはTOTOのピュアレストEXとウォシュレットアプリコットがお勧めです。
ピュアレストQRと同じ組み合わせ便器なのですが、凹凸が少ないので汚れが溜まりにくく掃除もしやすくなっています。そしてタンクは楕円形になっていてタンクの後ろまで拭き掃除が可能。今まで気になっていたところまでキレイに出来るトイレです。掃除のし易さをこだわるならピュアレストEXとウォシュレットアプリコットをプロはお勧めしています。
⑥最高級のトイレをご希望なら
最高級のトイレをお考えならTOTOのレストパルがお勧めです。
レストパル一番の売りは浮いている便器。そして間接照明で照らされているトイレ空間は高級感があり落ち着いた雰囲気も演出できます。キャビネット一体型と言われるトイレで収納、手洗も統一されたイメージで配置出来、空間に合わせて収納や手洗い器の大きさも自由に変更出来る収納、清掃性収納力共に優れたトイレです。高級感のあるトイレを検討されているならレストパルをプロはまずお勧めしています。
4.トイレリフォームの施工事例
5.トイレリフォームで失敗しないための5つの注意点
1.工事期間を理解しておき事前対策を考えておきましょう
改装改修工事は工事完成まで数日必要です。その間、トイレが複数箇所無いお宅の場合は仮設トイレが必要となり、工事費とは別途に費用が数万円必要です。以前は外置きのくみ取り式しかありませんでしたが最近は半畳のスペースがあれば室内設置の仮設水洗トイレもあります。
2.バリアフリー対応についても念のため検討しましょう
人生何が起きるか分かりません。急に体が悪くなり手すり等必要となった場合に事前に下地をしてあると施工が非常に簡単になります。車椅子での移動を考えた敷居撤去や出入口ドアの交換も後からではかなりの改修費用がかかってしまいますので最初の段階から検討しておく方が良いでしょう。
3.床材について慎重に選びましょう
まず、フローリングを選ぶ場合はトイレ対応かを必ず確認しましょう。対応していない場合、すぐに変色が起きてしまいます。トイレ対応フローリングでも継手部分等にコーキング処理をしていないと水分が染み込み、二度と消えることのないシミになってしまいます。フロアタイルの場合は目地部分に尿が入ってしまうと拭き取りが困難となり臭いが発生してしまうので注意が必要です。トイレではクッションフロアが一番清掃性防汚性に優れていてお勧めです。
4.結露対策も念のため考えておきましょう
福井では一年中結露が起きやすい地域です。特にトイレの場合、タンク部分と便器内に結露が起きやすく、タンク部分は目に見える部分のため拭き取ることで結露水が溜まることを抑制できますが、便器内(床に設置したら絶対に見ることのない便器の内部のこと)に結露が発生し、床と便器の隙間から水が出てくるのです。多くの方はトイレの水漏れと勘違いされるのですが、ほとんどの場合は結露で、防止策がほぼ無いため水に強いクッションフロアを床仕上げをパンセではお勧めしています。
5.内装材について幅広く考えましょう
トイレ内を水を流して洗浄したい場合はタイル仕上げを行う必要があります。が、タイルの場合、工事費が高くなる、尿が目地部分に染み込み臭いが発生する、結露が発生しやすい、冬の温度低下が激しいといった注意点が多いためよく検討して編団ください。クロス、CF仕上げなら汚れてもトイレシート等で拭き取りするだけで清潔に保つことが出来るのでまずは内装仕上げをお考え下さい。
いかがでしたでしょうか?
以上のポイントを抑えていただくことで、あなたにピッタリあったトイレリフォームを成功させることができるはずです。
もしもお分かりにくい場合、家族で検討しても答えが見いだせない場合には、以下からパンセへご相談くださいね。もちろん相談は無料です。