断熱リフォームを考え始めたら読むページ

1.断熱リフォームを考える4つのきっかけ

断熱リフォームを考えるきっかけは以下の4つの理由からです。では、ひとつずつ見ていきましょう。

1.部屋が寒いから

6つ目は塗壁が嫌になった時です。具体的には、
①和室の聚楽が落ちて掃除が大変
②珪藻土にすれるたびに色が服に付いてしまう
③塗壁が落ちて下地が見えてきた
④塗壁に汚れが染みついてしまい見栄えが悪い
⑤塗壁でなくクロスのほうが良くなった
塗壁は劣化すると痛みが出始めます。痛んだ塗壁は見た目も悪いので早めのリフォームを行いましょう。

2.結露が激しいから

ふたつめの理由は結露が激しいからです。具体的には以下の通りです。
①窓ガラスやサッシに大量の結露が出来て床がベタベタになってしまう
②壁クロスがベタベタと濡れた感じがする
③タンスの後ろの壁にカビが生えてきた
④壁際の床に水たまりが出来ている
⑤天井にシミが出来てきた
結露は冬場に限らず、湿度の多い日本ではほぼ一年中起きてしまいます。結露が気になりだしたら断熱リフォームを考えていきましょう。

3.他のリフォーム工事と一緒に

三つめは他のリフォームと一緒に考える、です。具体的には以下の通りです。
①どうせなら壁、床の張り替えと一緒に
②断熱材が古いので工事の時に取り替えて欲しい
③今の断熱基準に沿った高性能な物に入れ替えたい
④しっかりと冷房、暖房が効くようにしたい
⑤新しい間仕切りや室内側にも断熱材を入れて欲しい
リフォーム工事のついで工事として断熱リフォームを行う事で使い方での快適性と環境的な快適性の両方を手に入れることが出来ます。リフォーム工事を考えた時には一緒に断熱リフォームを考えていきましょう。

4.補助金が出るから

4つめは補助金が出るからです。具体的には以下の通りです。
①補助金をもらうために必要だから
②補助額が大きいので今やらないと損
③せっかく工事をするなら補助金をもらった方が得だから
④手続きは業者がしてくれるので手間がかからないから
国の補助金政策は不定期ですが行われます。補助金の申請には断熱リフォームが必須なので申請可能な時には断熱リフォームを考えていきましょう。

断熱リフォームとは

断熱リフォームには大きく分けて以下の4つの方法があります。では具体的に見ていきましょう。

1.断熱材入れ替えリフォーム

壁内に入っている断熱材を取り替えるリフォーム工事です。この工事を行う為には天井、壁のボード捲りや床材捲りをしないと作業が出来ません(床は断熱材が入っていない家の場合、床下から入れる事が可能な場合はあります)。断熱材は入っている物と同じもの(通常はグラスウールかロックウールです)への交換藻で来ますが、さらに性能の高いポリスチレンや現場施工の発泡ウレタン吹付へ交換することも可能です。

2.内壁上張りリフォーム

石膏ボードの裏側(外部側)に断熱材が貼り付けてあるボード材で下地を行うリフォーム工事です。既存壁を壊さずに作業を行うことが多いので工事前よりも3~6センチ程度部屋の中が狭くなりますが、部屋の中の断熱効果を買う実に高めることが出来ます。重いので天井部分は別に断熱材入れが必要、床も段悦材を入れる必要があります。間取りを変えずにリフォームする時に考えると良いリフォーム方法です。

3.外断熱リフォーム

外側に断熱材を入れる方法のことです。具体的には今ある外壁の上に断熱材を張ってから新しい断熱材を張る方法と断熱材の入っている金属サイディングを上張りする方法の2種類です。費用的には金属サイディングの方がお安くなりますが、断熱性能は断熱材施工後の外壁張りの方が高いです。外断熱は建物全体の断熱効果を高める事が出来るので家全体の寒さでお悩みの場合に検討する方法のひとつです。外壁からの雨漏れがあったお宅の場合は防水効果があるので雨漏れでお困りの方にも良い方法です。

4.断熱塗装リフォーム

外壁、屋根塗装時に断熱塗料で塗り替えるリフォーム工事です。断熱塗装は色々なメーカーから出ていますが、間違いなく性能を出せるのは日新産業のガイナのみです。ガイナは一般的な塗装の厚み(50~60ミクロン)でグラスウール厚100ミリに相当する断熱効果を出すことが可能です。外壁、屋根を塗り替えるだけなので住みながら作業が可能、水性なので臭いもほぼ気になりません。耐久年数は約15年と長く、色も52色と豊富な色合いから選べますので費用を抑えながら家全体の断熱性能を高めるのに良いリフォーム方法です。

プロが教える断熱材の選び方

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1.安価に断熱したいなら

安価に断熱をしたいなら断熱材はグラスウールかロックウールを使いましょう。ほとんどの住宅の断熱材はグラスウールかロックウールで施工されています。理由は安くて施工性も良く性能を出せるからです。この断熱材は綿のような繊維質で空気で膨らむ事で断熱性能を高めることが出来る素材です。簡単に施工出来るので充填時に隙間が出来たり、しっかりと固定出来ていない事で熱貫流率が高まってしまい結露が起きることがあるので中が必要です。

2.断熱性能を高めたいなら?

断熱性能を高めたいなら断熱材は発泡ウレタンやポリスチレン系断熱材を使いましょう。断熱性能がとても高いだけでなくしっかりと間柱間に充填するので断熱のムラがありません。ポリスチレン系は石膏ボードに貼り付けられているタイプもあるので壁を捲らず断熱材を入れることも可能です。断熱の優先順位が高いお宅にはこちらの断熱材をプロはオススメしています。

3.安全性の高い断熱材なら?

もしアトピーやアレルギーで住宅建材に安全性をお求めならセルロースファイバーや羊毛を使いましょう。セルロースファイバーは新聞紙等の古紙にホウ酸が染み込ませてある断熱材でリサイクル効果も高くホウ酸は人に無害の鉱物です。ホウ酸は害虫防除効果が非常に高い鉱物のため住宅で被害の多いシロアリを防ぐ事が出来るのも特徴。羊毛は羊の毛そのもので安全性が非常に高い断熱材です。天然素材系断熱材の特徴は調湿性能が高いことです。湿度の高い日本では断熱性と調湿性は家の中を快適にするのに大事な機能です。ただし、どちらの断熱材も価格は高いので安全性をとても重要視されている方のみプロはオススメしています。

4.より簡単に断熱材の工事をしたいなら?

上記の3つよりも簡単に断熱材の工事をしたいなら断熱塗装ガイナを選びましょう。ガイナの断熱効果は塗料の中に含まれるセラミックビーズが塗膜の表面に隙間なく層を作り上げることで外からの熱を防ぐ事の出来る特殊塗料です。外壁塗装、屋根塗装を行うだけで断熱が出来るのでとても簡単です。外壁の痛みが気になりだしたら断熱も一緒に行えるガイナをプロはオススメしています。

断熱リフォームの施工事例

断熱リフォームで失敗しないために気を付ける3つの注意点

1.リフォーム工事を検討するときに一緒に断熱リフォームを考えること

リフォームを行うときには間取りや水回りの商品に目が行きがち。部屋がきれいになっても断熱がしっかりしていなければ部屋が暑い、寒くて気持ちよく過ごせないので必ず一緒に考えておきましょう。

2.断熱は壁、床、天井を一緒に考えておくこと

壁からの熱、冷気で室内の温度が変わるため壁の断熱はしっかりと考えますが、床、天井からも侵入します。床からは冷気、天井からは暖気が入りやすいため壁と一緒に床、天井の断熱も一緒に行いましょう。

3.部屋を快適にするなら室内側壁にも断熱材を入れること

リフォーム時にはリフォームする部屋の周りの壁全部に断熱材を入れましょう。リフォームした部屋の冷房暖房効率が高くなり今までより快適に部屋を使うことが出来るからです。新築時、断熱材は外側の壁にしか入っていませんので、必ず全体に入れてほしいと希望を伝えましょう。

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    ABOUT US
    漆﨑 隆一
    昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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