外壁塗装工事は、住まいを美しく保つためだけではなく、風雨や紫外線から建物を守るのが目的です。
住まいを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
そんな重要な外壁塗装工事ですが、実はトラブルの多い工事です。
しっかり注意しておかなければ、あなたもトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。
そうならないためにも、外壁塗装で起きやすいトラブルについて事前に理解しておきましょう。
今回は、外壁塗装工事で起きやすいトラブルについてお話します。
まずは、ご近所とのトラブルです。
これは、外壁塗装工事で最も起こりやすいトラブルです。
外壁塗装工事では、足場を組む時の騒音や、多くの人が出入りするための汚れ、高圧洗浄による汚れの飛沫など、ご近所さんに迷惑がかかります。
しかし、工事を行う前に予めしっかり挨拶をしておけば、ご近所さんとのトラブルは未然に防げます。
工事前の挨拶は必ず行いましょう。
二つ目は、塗装をしてすぐの不具合です。
工事が終わってすぐに、塗装が剥がれてきてしまったり、サビが出てきてしまったり、不恰好になってしまったりする事で、塗り直さなければならないというトラブルは悪徳業者による外壁塗装工事でよく起きてしまうトラブルです。
これらは、塗料の乾燥時間が十分でなかったことや、下地の処理不足、高圧洗浄がしっかりとできていないことが原因で発生します。
悪徳業者に捕まらないように注意が必要です。(これまでの記事で悪徳業者の見分け方についての記述が有りますから、是非参考にしてみてください。)
三つ目は、金銭トラブルです。
例えば、最初は安い料金で契約しておきながら、その後色々なオプションを言葉巧みに売りつけ、高額な追加料金を請求してくる様な業者もいます。
そうならないためには、契約の段階で追加料金が発生しないか確認をしておくことが重要です。
また、「工事をする前に思っていたのと明らかに違う施工がなされる」といったトラブルもあります。
せっかくお金をかけて外壁塗装工事を行うのですから、納得のいく施工をしてもらいトラブルなく外壁を綺麗にしたいものです。
契約や施工が始まる前に、十分に確認しておきましょう。
以上のようなトラブルが、外壁塗装工事において起きやすいトラブルです。
どのトラブルも、起きてしまうと中々対処するのが大変です。
しかし、事前に起きやすいトラブルを理解しておけば、トラブル発生を未然に防ぐことができます。
外壁塗装工事を行う際には、十分な注意が必要です。