「最近外壁塗装の剥がれが気になってきた。外壁塗装の耐用年数はどれくらいなのかな?」
外壁塗装に関して、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
たしかに外壁塗装の耐用年数というのは、塗料の選び方やメンテナンスに関わってくるので気になりますよね。
そこで今回は、外壁塗装の耐用年数がどれくらいなのかを福井の外壁塗装業者が解説したいと思います。
□外壁塗装の劣化要因
まずは「外壁塗装はなぜ劣化してしまうのか」という点を解説したいと思います。
外壁塗装が劣化してしまう主な要因は、以下のようなものがあります。
*雨風
雨は酸性のため、外壁塗装は雨にさらされると、表面の劣化が進んでしまいます。
また、風は酸性なので弱くなった塗装にさらに負荷をかけることになり、ますます劣化を進めてしまうのです。
*紫外線
太陽光に含まれる紫外線も、外壁塗装の劣化原因となってしまいます。
紫外線に当たると、外壁塗装の隙間に使われるシーリング材などの樹脂層の劣化が早くなります。
*経年劣化
もちろん、時間の経過による外壁塗装の劣化も考えられます。
経年劣化の症状として、白い粉が外壁に出てくるチョーキングなどの現象が発生してきます。
□塗料別の耐用年数
外壁塗装の塗料にはアクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料、無機塗料などがあります。
それぞれの予想耐用年数を見ていきたいと思います。
*アクリル塗料…予想耐用年数 5~8年
*ウレタン塗料…予想耐用年数 7~10年
*シリコン樹脂塗料…予想耐用年数 10~13年
*フッ素樹脂塗料…予想耐用年数 15~20年
*無機塗料…予想耐用年数 20~25年
このようにみてみると、塗料によって耐用年数が大きく異なることがわかります。
□条件によって耐用年数は変動する
良い塗料を使えば、予想耐用年数は長くなると述べましたが、これはあくまでも「予想」であって、塗料の耐久性は塗料以外の条件でも変動するのです。
例えば、当社では下塗り材は建物の部位に使われている建材の材質や前回の塗装で使用された状態を見て材料の選定をします。
その建物にあった材料を選定することで塗替えの耐久性の結果が変わるのです。
□おわりに
以上、外壁塗装の耐用年数はどれくらいなのかについてご紹介しました。
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