外壁塗装がアレルギー症状の方に与える影響と対策


外壁塗装を行うことで何か病気を発症することはあるのか、疑問な方もいらっしゃると思います。
外壁塗装では、シンナーを含む油性塗料を使う場合もあります。
最近では改良されたことにより、においが気にならない塗料が多くなったとはいえ、これから外壁塗装を検討している方は不安ですよね。

特に、妊娠されている方や小さなお子さんがいる方は心配でしょう。
今回は、福井で外壁塗装をお考えの方に向けて、外壁塗装が原因で起こるアレルギー症状をご紹介します。

アレルギーとは

外壁塗装のアレルギー症状を知る前に、アレルギーとはどのようなものかをまず把握しておきましょう。
アレルギーと聞くと、「危険」「病気と似ている」と考える方が多いと思います。
アレルギーとは、自分たちの身体を守っている免疫が、特定のものが体内に侵入してきた場合にだけ過剰に反応している状態のことを指します。

免疫は、基本的に身体を悪いものから守ってくれる大事なものですが、この免疫が逆にマイナスに働いてしまう場合がアレルギーです。

外壁塗装でのアレルギー症状

外壁塗装で起こる可能性があるアレルギー症状は、主に5つあります。

1つ目は、喘息です。
喘息とは、気道が何らかの原因によって咳が止まらなくなったり、胸に痛みを感じたりする症状です。
ひどい場合は呼吸が不可能になり、最悪の場合は呼吸ができないことによって死に至ります。

この症状は、通常子供よりも大人の方が発症する機会が多く、一度発症した場合はほとんど治りません。
喘息を発症する原因としては、ホコリの汚れやホルムアルデヒドといった有害物質で起こります。

2つ目は、頭痛です。
外壁塗装で頭痛が起こる原因としては、油性塗料に含まれるシンナーです。
シンナーは健康にも良くないうえ刺激臭があるため、においに敏感な方にとっては耐えきれず、頭痛が起こります。

3つ目は、めまいです。
これはシンナーに含まれるVOC(揮発性有機化合物)が原因で起こります。
VOCは、人体には有害な物質とされているため、最近では油性塗料に含まれる量を減らす対策がされています。

4つ目は、湿疹です。
外壁塗装で湿疹する可能性がありますが、明確な原因は判明していません。
シンナーを使っていない塗装でも発生する可能性があるため、気をつけましょう。

5つ目は、のどの痛みです。
のどの痛みも、シンナーに含まれるVOCが原因です。
また、吹き付け塗装をした場合に塗料を不意に吸い込んでしまう恐れがあるため、吹き付け塗装をする際は注意しておきましょう。

アレルギーの原因である主な物質

前述したように、アレルギー症状が起こる主な原因として考えられるのは、シンナーやVOC(揮発性有機化合物)です。
VOCを構成する物質は、主に3つに分かれます。

1つ目は、トルエンです。
トルエンは、別名で「メチルベンゼン」「フェニルメタン」「トルオール」と呼ばれています。
皮膚や目に刺激を与える物質で、もしこのいずれかの名前が見積り書に記載されている場合は気をつけましょう。

2つ目は、キシレンです。
キシレンは、別名で「キシロール」「ジメチルベンゼン」と呼ばれています。
こちらも、トルエンと似た皮膚や目に刺激を与える効果があり、可燃性もあります。
見積り書に書かれている場合は注意しましょう。

3つ目は、ホルムアルデヒドです。
ホルムアルデヒド自体、最近は塗料に含まれていたとしても少量ですが、この物質はキシレンやトルエンよりも有毒性がある非常に危険な物質です。

ホルムアルデヒドは、外壁塗装の塗料よりも建築材に大量に含まれている場合が多いです。
10~20年以上前の塗料や建築材にはホルムアルデヒドが多く含まれている場合があるため、使っている場合は気をつけましょう。

いずれも、皮膚や目に刺激を与える特徴がある物質のため、皮膚や目が弱い敏感肌な方は、VOCを含む塗料は使わないことをおすすめします。

外壁塗装のアレルギー対策

外壁塗装のアレルギー対策は、主に5つあります。

1つ目は、できるだけ水性塗料を使用することです。
外壁塗装で使う塗料は、主に油性塗料と水性塗料の2つに分かれます。
油性塗料にはシンナーが含まれており、水性塗料には水が含まれています。

アレルギー症状を防ぐためには、有害物質が含まれていない水性塗料を使った方が良いでしょう。
また、油性塗料の中にも、有害物質を含む量を少なくした弱溶剤系塗料があります。
どうしても油性塗料を使わなければならない場合は、弱溶剤系塗料を使いましょう。

2つ目は、換気を行うことです。
外壁塗装の工事中は、においや塗料が広がるのを防ぐために、周辺をシートで覆います。
そのため、風通しが悪いことが多く、有害物質が空間に密集してしまうかもしれません。
においが強くなってきた、こもってきたと感じたらすぐに換気しましょう。

3つ目は、工事期間中は防毒マスクを使用することです。
工事中や工事が終わった後は、喘息やのどの痛みを防ぐためにもマスクを使いましょう。
この場合は、一般的に売られているマスクではなく、できるだけ防毒や防塵能力の高いマスクを使う必要があります。

4つ目は、工事期間中は仮住まいで生活することです。
アレルギー症状を防ぐためには、塗装工事を行っている間は不自由な生活をしなければいけません。
また、アレルギー症状が起こらなかったとしても、塗装工事の音やにおいが気になる方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、塗装工事の期間だけ仮住まいで生活する選択肢もあります。

アレルギー症状の中には原因不明のものもあるため、対策をしていても発症してしまうことがあります。

しかし、工事期間中だけ別のところで生活をしていれば、そもそもアレルギーにかかることはありません。
そのため、アレルギーがどうしても不安な方は、この方法が一番良いでしょう。

5つ目は、養生シートを外してもらうことです。
塗装工事を行っている間に塗料のにおいで自分の身体に異変を感じた場合は、窓を保護している養生シートを外してもらい部屋の換気を行いましょう。

一方で、養生シートは外壁塗装に欠かせないものであるため、外してもらう場合は必ず職人に一声かけましょう。

アレルギーになった場合の対処法

アレルギーを発症した際は、まず外壁塗装している場所から離れ、新鮮な空気を吸い込みます。
新鮮な空気を吸うことによって、有害物質の摂取量を軽減させるためです。
それでも治らない場合は病院に行き、検査をしてもらいましょう。

検査した後に外壁塗装の物質が原因のアレルギーであった場合、どれくらいの量や時間トルエンやシンナーを吸ったのか、どんな症状が発症しているのか、といったことを考えながら対処します。
トルエン、シンナーの解毒剤はありません。
そのため、発症している症状をそれぞれ対処していく必要があります。

まとめ

今回は、外壁塗装のアレルギー症状についてご紹介しました。
外壁塗装のアレルギー症状には、頭痛やめまい、湿疹といった症状があり、主にシンナーやシンナーに含まれているVOCが原因であることが多いです。
ご家族の健康を守りながらお家を綺麗に保つため、
アレルギー対策を考えた塗り替えリフォームをご検討の場合は、
信頼のおける専門家に一度ご相談下さい。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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