屋根塗装をしたいけれど、塗料の種類が多くて決められないという方はいませんか。
塗料の種類は見た目だけでなく、性能の差や耐用年数の違いがあります。
この耐用年数が屋根塗装には非常に重要なものとなっています。
今回は、耐用年数の違いを、塗料の種類別に紹介します。
耐用年数とは
塗料における耐用年数とは、塗装をした日から何年の間、耐久性を保てるかを意味した言葉です。
あなたは屋根塗装を「見た目をよくするためだけのもの」だと考えていませんか。
建物は紫外線や雨風を常に受けています。
屋根塗装はデザイン性を上げるとともに、それらから建物を保護する役割も果たしているのです。
つまり、塗装がされて長い時間が経つと、塗装が薄くなり建物の下地が紫外線や雨風に晒されてしまいます。
この現象が進行する目安のひとつとなるものが耐用年数です。
これを過ぎると、外壁にひび割れのような劣化症状が生じていまいます。
耐用年数を把握し、過ぎてしまう前に再び屋根塗装を検討する必要がありますね。
塗料の種類による耐用年数の違い
では、実際に屋根塗装で主に使われる塗料を種類別に分けて、耐用年数を紹介します。
まず耐用年数が最も短いとされているのがアクリル系で、3~8年です。
次に比較的短いものでウレタン系5~10年、シリコン系、ラジカル系が8~15年です。
次に比較的長いもので光触媒が10~15年、ピュアアクリルが12~15年です。
そして、耐用年数が長い塗料として、フッ素系15~20年、遮熱系15~20年、無機系15~20年などがあります。
メーカーがつくる塗料によって耐用年数は異なりますが、上記の数値を知っていればある程度の推測ができます。
耐用年数が長いと費用も高くなる
ここまでをお読みになり、耐用年数が長い種類の塗料に決めたという方がいれば、もうひとつ知っておくべきことがあります。
それは、塗料の種類により費用も異なるということです。
耐用年数の短いものは価格が低く、長いものはその分価格が高くなります。
屋根塗装の塗料を選ぶ際、耐用年数だけでなく価格も比較する必要があります。
耐用年数が短く価格が安い塗料を短期間で何度も塗るのか、耐用年数が長く価格が高い塗料を長く使うのかの判断は人それぞれです。
まとめ
屋根塗装での塗料の耐用年数と費用の違いを紹介しました。
どの塗料を選んだらいいか分からないという問題は解決できましたか。
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