「外壁がそろそろ傷んできた気がするから外壁塗装したいけど、塗装工事が高そうだな。」
「外壁工事はなるべく安く済ませたい。」
外壁塗装はまとまったお金が必要になりますから、なるべく出費を抑えたいですよね。
結論から言うと、外壁塗装の費用は節約できます。
はじめて塗装を依頼する方は、塗装の知識をあまり持っていない方が多いので、節約する方法を知らなかったり、悪徳業者に高いお金を払って依頼してしまうケースもあったりします。
そこで今回は、外壁塗装をなるべく安くするコツをご紹介します。
□「相見積もり」をする
「相見積もり」とは、複数の業者に同じ条件で見積もりを出してもらい、価格などを比較することです。
外壁塗装の相場は、30坪程の一般家庭で60~120万円と言われています。
しかし、あくまでも平均値なので、外壁の傷み具合や置かれている環境によってお値段は変わってきます。
そうなったときに、相見積もりをしておくことで複数の業者を検討でき、その中から安い業者を選択できるというわけです。
したがって、外壁塗装をお考えの方は、まず複数の業者から見積もりを出してもらうことをおすすめします。
当社でも無料でお見積もりをしておりますので、ぜひご相談ください。
*相見積もりの流れ
外壁塗装にかかる費用を少しでも減らすため、相見積もりの流れを確認しましょう。
・STEP1
業者を3つ以上選択
少なくとも業者は3つ以上選びましょう。
ただ選べばいいというわけではありません。
業者を紹介してくれるネットサービスや、口コミなどをきちんと調べてから選ぶようにしましょう。
・STEP2
同じ条件で見積もりを出してもらう
同じ条件でないと意味がなくなります。
選んだ業者すべてに同じ条件を伝えて、見積もりを出してもらいましょう。
・STEP3
見積もりを比較する
費用はもちろん、その業者が行ってきた工事の実績や真面目に対応してくれているかどうかなどを見て、業者を選びましょう。
悪徳業者と契約をしないように注意しましょう。
*安い業者が本当にいいのか?
ここで安い業者を選ぶときの注意点を挙げます。
相見積もりで比較して、できるだけ節約したいというのはごもっともな意見です。
しかし安いからと言って、その業者に決めてしまっていいのでしょうか?
安さには必ず理由があります。
その理由を少しご紹介します。
・必要な工程を省いている
・塗料が乾燥しきらないうちに、次の塗料を重ね塗りしている
・経験が浅いアルバイトに作業をさせる
・下請けや孫請けに塗装をさせている
・塗料を薄めるなどしてお金を浮かせている
安く請け負ってくれる業者が必ずしもこのようなことをしているわけではありません。
安くても丁寧に、完璧に仕事をしてくれる業者もいます。
しかし、相場よりもあまりにも安い場合には必ず何か理由があると思っておくとよいでしょう。
「今なら半額で塗装します!」といってまともに工事を行わないような悪徳業者もいますので、そのような業者と契約しないように気を付けましょう。
□ランニングコストを意識する
相見積もりを行うなどの安くするテクニック以外にも、ランニングコストを意識しましょう。
安い素材を使って工事をすれば、値段は安くできます。
しかし、それは初期投資を小さくしているだけであって、長期的に見たら損をしているかもしれません。
ガイナなどの断熱効果がある素材で外壁塗装をすれば、工事の金額としてはかなりの額です。
しかし、夏は涼しく冬は暖かい快適な住宅にでき、光熱費を節約できます。
場合によっては、高性能な建材でリフォームして省エネ住宅にすることで、国から補助金が受けられたり、減税ができたりする制度もありますので、これも安くするコツと言えます。
高性能な素材で施工すると、安い素材よりも長持ちしますので、工事の頻度が減るのも楽になっていいですね。
□外壁塗装と屋根塗装を同時に依頼する
これは外壁塗装だけの話ではないのですが、外壁塗装だけでなく屋根塗装を一緒にやってしまうというのも1つの手です。
外壁や屋根はいつも雨風や紫外線にさらされているおかげで傷みやすいので、ほかの箇所よりも短い周期でメンテンナンスをする必要があります。
屋根はあまりじっくり見ることがないと思うのでわかりにくいですが、外壁が劣化していると感じたら、屋根も相当ダメージを受けていると考えた方がいいでしょう。
外壁と屋根、どちらも塗装してもらうことも視野に入れましょう。
また、そうした方が屋根塗装だけをまた後日依頼するよりも、足場を組む費用を節約できるので確実にお得です。
特に、3階建ての住宅などはさらに足場代がかかりますので、できるだけ外壁塗装も屋根塗装も一緒に行うようなスケジュールにしましょう。
□まとめ
今回は外壁塗装をなるべく安く済ませるコツをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
複数の業者に見積もりを出してもらって比較・検討して安い業者を見つけたり、初期費用は高くてもランニングコストを意識して長期的にかかるコストを安くしたりする方法もありました。
このような方法を頭に入れつつ、あなたに合ったなるべく安くする方法を選んでみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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