チョーキング現象にお悩みの方へ!その原因と対策について解説します!

福井の皆様、こんにちは。
福井鯖江で施工実績ナンバーワンの外壁塗装屋根塗装専門店リフォームパンセの塗装職人、小司勲です。

チューキング現象にお悩みの方はいらっしゃいませんか。
その場合、それが発生する原因について把握しておく必要があるでしょう。
また、その対策について知っておくと安心できますよね。
そこで今回は、チョーキング現象が発生する原因とその対策方法について、福井の外壁塗装会社が解説します。

□チョーキング現象とは

この現象が発生する原因とその対策方法を解説する前にどのようなものなのかについて押さえておきましょう。

チョーキング現象とは、外壁塗装の際に塗った塗料にある塗膜が劣化すると、その塗料のその中にある顔料が粉化してしまい発生する劣化症状の1つです。

また、これが発生する仕組みについても気になりますよね。
その仕組みを把握するためには、塗料に含まれている3つの成分について知っておく必要があるでしょう。

1つ目は、顔料です。
これは色などをつける役割を担っています。
最初からどろどろの物体ではなく、本来は粉の物質でそこに水を混ぜて使われます。

2つ目は、樹脂です。
これは、外壁や顔料を保護する役割を担っています。
外壁に塗装された塗料はこの成分によって塗膜を形成し、塗った面を保護します。

3つ目は、添加剤です。
これは、1つ目と2つ目の成分をうまく機能させたり塗りやすくしたりする役割を担っています。

この3つの成分によって構成されている塗料ですが、そのうちの樹脂は紫外線や雨風などの影響で徐々に分解され劣化していきます。
それと同時に塗膜として安定させていた添加剤も分解されてしまいます。

この2つの成分が分解されてしまった塗装面では、顔料が表面に出てしまいます。
その結果、この顔料も劣化し粉に戻ってしまうので表面が粉化した状態となってしまい、チョーキング現象の発生につながるでしょう。
このような仕組みでチョーキング現象は発生しています。

さらに、この劣化症状が発生しているかどうか確認する方法があります。
それは、指で外壁に触ることです。
なぜなら、チョーキング現象が発生すると粉が表面に出てくるので、触ってみると指にその粉が付着するからです。
例えば、茶色のものを施しておりこの現象が発生している場合、指に茶色の粉が付着します。
この確認方法で発生していることが分かった場合、塗膜も劣化していると言えるので再塗装することをおすすめします。

□チョーキング現象が発生する原因とは

その原因は主に2つあります。

1つ目は、経年劣化です。
すでに説明したように、外壁は紫外線や雨などの影響で常にダメージを受けています。
その影響で塗料のうちの樹脂は、次第に分解されてしまい顔料を保護できなくなってしまいます
その結果、顔料は粉に戻ってしまいます。

特に、白い色や淡い色の壁でチョーキング現象は発生しやすいです。
しかし、濃い色の壁であっても発生するので注意しましょう。
クリア塗料に顔料は含まれていないのでこの現象は発生しませんが劣化はします。

2つ目は、施工不良です。
施工不良も原因の1つとして挙げられます。
その施工不良の例としては、以下のようなことが挙げられます。

・高圧洗浄を行う際の順序の間違い
・乾燥させる期間の不足
・住んでいる地域の周囲の環境に配慮しないで塗料を塗布する

特に、塗料は周囲の環境に左右されるので住んでいる地域の周囲の環境には配慮する必要があります。
例えば、紫外線が強い、害が発生しやすい、雨が降りやすい地域などでは塗料は外部からの影響を受けやすくなってしまうでしょう。
そのため、住んでいる地域の周囲の環境に配慮せずに施工を行ってしまった場合、想定していたよりも早く劣化することがあります。

これを防ぐためには、周囲の環境を理解しており、適切な塗料を提案してくれる業者を選ぶことが大切です。
当社では、お客様の住んでいる地域のことを踏まえて適切な塗料を提案しているので、ご安心ください。

□チョーキング現象への対策法とは

ここでは、チョーキング現象が発生した際の対策法について解説します。

その対策法は、塗膜の表面に浮き出た白い粉を除去しその上から再び塗装をすることです。
この対策法を行う際には2つの段階を踏みます。

1つ目は、白い粉は高圧洗浄機を使って徹底的に洗い流すことです。
粉が残っていると、再塗装をする際に塗料が密着せず短期間で剥がれてしまう場合があります。
その際に外壁にジョイント部分がある場合は、水が浸入しないようにします。

2つ目は、洗浄後に下塗りをしてから再塗装をすることです。
下塗りは、白い粉の除去と同時にその上に塗る塗料をしっかりと密着させるために行われます。
塗膜を長持ちさせるにはこの工程は必要不可欠です。

□まとめ

今回は、チョーキング現象が発生する原因とそれに対する対策について解説しました。
チョーキング現象にお悩みの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
また、当社は福井にて外壁塗装に関するご相談を承っております。
お気軽にご相談ください。

この記事は塗装職人の私、小司勲が責任をもって書かせて頂きました。
工事は信頼と実績、そして建築士と建築施工管理技士、塗装技能士が在籍している地元のお店、リフォームパンセへご依頼くださいね♡

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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