外壁塗装の塗料でお悩みの方必見!福井の専門業者がグレードごとにご紹介!

「外壁塗装でよく用いられる塗料のグレードを知りたい。」
外壁塗装をする際には、塗料の種類が気になるかもしれません。
しっかりと特徴を理解した上で、塗料を選びたいですよね。
今回は、外壁塗装でよく用いられる塗料の特徴について福井の業者がご紹介します。

□外壁塗装でよく用いられる塗料の特徴について

それぞれの塗料で、耐用年数・機能性・価格などが異なります。
耐用年数とは、正常な性能をどのくらいの期間保てるかを示したものです。
年数が長いほど、耐久性が高いと考えると良いでしょう。
当然ですが、耐用年数が高いほど、価格も高い傾向が見受けられます。
代表的なものをいくつかご紹介しましょう。

*価格が安い塗料の代表格、アクリル塗料とウレタン塗料

アクリル塗料は、アクリル樹脂を使った塗料です。
三十年以上前に発売された際には、モルタル壁に生じるひび割れを解消し、人気を集めました。
耐久性の高い塗料がその後次々と発売されたことから現在ではほとんど使われていません。

しかし、価格の安さは一番です。
単価が1400~1600円ほどであり、一番高いものと比べると半額ほどとも言われます。
材料費が半減されると考えると、かなりお得な気がしますよね。
とにかく費用を抑えたいのであれば利用されると良いかもしれません。

ただし、耐用年数は7年程のため、あまり長持ちは期待できないでしょう。
取り壊しが近いなどで、一時しのぎのための塗装であれば、効果が大きいかもしれません。
ウレタン塗料は、柔らかく密着性に優れているのが特徴の塗料です。
全体ではなくても、塗料の剥がれが気になる細部に利用されるのをおすすめします。
耐用年数は6~10年ほどと考えておきましょう。
アクリル塗料とウレタン塗料は、安い塗料の代表的な2種類です。
価格の目安は、1700~2000円と言われています。

*バランスの良さで人気、シリコン塗料とラジカル塗料

外壁塗装で近年最も主流の塗料で、非常に安定した性質が特徴です。
耐久性と価格のバランスの良い点が、人気を集めているのでしょう。
ちなみに、価格の目安は、2300~3000円くらいです。
カビや藻類に強く汚れにくい高耐候性の高いものもあり、色は650種類から選べます。
耐用年数は8~15年ほどと考えておきましょう。

また、ラジカル塗料は、2012年に発売された比較的に新しい塗料だと言えるでしょう。
高緻密無機シールド層と呼ばれる機能を持っていて、ラジカルを抑制する効果があります。
ラジカルは、樹脂や顔料の有機物を劣化させるエネルギーによる塗膜の劣化です。
塗料を作る際に、酸化チタンと呼ばれる白色の顔料を使いますが、これに紫外線があたることでエネルギーが発生しています。

このエネルギーは、塗料の樹脂に損害を与えるため、塗膜が傷み、徐々に機能を失うのです。
ラジカル塗料は、このラジカルを抑制し、紫外線があっても塗膜を安定させます。
結果的に、汚れにくく劣化を防ぐことが期待できるのです。
耐用年数は12~15年ほどを目安に考えておきましょう。
現時点ではシリコン塗料よりも高価ですが、今後価格が下がるとより主力になる存在です。

*耐久性に優れる、フッ素塗料と無機塗料

フッ素塗料は塗ったときの光沢が美しく、汚れにくさも兼ね備えています。
また、撥水性・耐候性に優れており、耐久性としても非常に高い性能を見せる塗料です。
一方で、価格が比較的高めなのが難点と言えるでしょう。
価格の目安は、3800~4800円くらいで、アクリル塗料やウレタン塗料の倍くらいはします。
住宅に使うこともよくありますが、それよりも鉄骨などの建築物に相性が良い塗料です。
今後価格が下がると、より使われるようになるかもしれません。

ただ、耐用年数が15年から20年程あるので、長持ちすることは期待できます。
何度も塗装を行うのが困難である場合には便利でしょう。
また、長い目で見たときに手間の面でも負担が少ない可能性があります。
無機塗料も耐久性が高いのが特徴で、塗料の中でもトップクラスの安定感を誇ります。
対候性にも強さを示すため、紫外線・降雨などでも劣化しにくいのが特徴です。
耐用年数は、15~20年ほどで、高くても長持ちさせたい場合には利用されると良いでしょう。

*機能性の高さを誇る、遮熱塗料と光触媒塗料

遮熱塗料は赤外線を反射する顔料が混ざっていて、太陽からの熱をはじきます。
特に夏場に部屋が温まりすぎない点で重宝するでしょう。
また、熱の侵入が減る点は省エネにもつながります。
夏の冷房は、熱を除くために稼働し続ける必要があります。
しかし、この遮熱塗料を使うことで、強く稼働しなくても快適な室内空間が期待できるのです。

環境問題が話題になっている現在、塗料からエコに貢献できるのは魅力に感じるかもしれません。
自治体によっては補助金を受け取れる場合があるため、調べておくのをおすすめします。
耐用年数は、15~20年ほどを見込んでおくと良いでしょう。

光触媒塗料は現状、価格が比較的高めであり、あまり出回っていません。
しかしながら、価格が下がってくると普及が進むと考えられています。
耐用年数は十数年と、塗料の中でも長持ちすることが期待できるでしょう。
光触媒塗料の大きな魅力は、太陽の光によって汚れを分解する機能です。
自然の力で汚れが落ちて付きにくい構造になっています。
お手入れの手間を省けるのはありがたいでしょう。

一度にかかる費用が高いのは難点かもしれません。
しかしながら、その分次の塗り替えまでの期間を長くできます。
長期的に同じ家に暮らすのであれば、累計での費用を抑えられるでしょう。
耐用年数は、15~20年ほどを見込んでおくのがおすすめです。

□まとめ

今回は、外壁塗装でよく用いられる塗料の特徴について福井の業者がご紹介しました。
それぞれの塗料で、耐用年数・機能性・価格などが異なります。
ご自身が重視したい観点を基に選ぶのがおすすめです。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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