外壁塗装はいつ依頼するべき?福井の塗装会社が詳しくご説明します!

「外壁塗装っていつ補修の依頼をしたら良いのかな」
「外壁塗装に適した季節はあるのかな」
このようにお考えの方は、多数いらっしゃるでしょう。

今回は、外壁塗装を依頼するタイミングについて参考にしてほしい情報をお届けします。

□外壁塗装を行うタイミングと目安について解説

外壁を適切なタイミングで塗装することは、住宅の寿命を延ばすために非常に重要です。
では、いつ外壁塗装を依頼すれば良いのでしょうか。

シンプルな回答としては、「10年に一度」が外壁の塗り替えタイミングと言われています。
10年を経過しても外壁塗装を行わなかった場合、外壁の塗膜部分の劣化はもちろん、内部にまで劣化が進行する可能性があります。
その結果、雨漏りが発生したり、家そのものの耐久性が弱くなったりしてしまいます。

また、劣化の速度も速まります。
家の劣化スピードが急速に進む前に定期的な外壁塗装を実施することで、家の劣化を遅らし寿命を延ばせます。

先ほど、「10年に一度」が外壁の塗り替えタイミングと言いましたが、これはあくまで目安と考えてください。
というのは、外壁は、周辺の気候や温度、湿度といった環境面や使用する塗料によって、寿命が異なるからです。
耐候性や断熱性、防カビ性など、どの機能性があるかによっても変わります。

今の外壁に塗られている塗料が、どのメーカーのなんという名前の塗料なのか、把握できる場合は、ホームページ等で調べてみると良いでしょう。
耐用年数が分かる場合は、耐用年数を外壁塗装工事の目安に考えられます。

□外壁塗装を適切な時期に行うことで得られるメリットとは?

外壁塗装を適切な時期に行うことで得られるメリットは、たくさんあります。
ここでは、5つのメリットを抜粋してご紹介します。

*外壁の劣化を防げる

最大のメリットは、外壁の劣化を防げる点です。
適切な時期に塗り替えることで、劣化の進行スピードも遅らせられます。
外壁を放置する期間が長いほど、劣化はひどくなり補修作業が大変になるので、注意しましょう。

*コストを安く抑えられる

「コストを抑えたい」「経済的に余裕がない」とお考えの方が勘違いしやすいのが、塗り替えの回数です。
塗り替えの回数が少なければ、費用を抑えられるという訳ではありません。
コストを抑えたい場合は、むしろ、早めに外壁塗装工事を依頼した方が良いでしょう。
これには、しっかりとした理由があります。

外壁の劣化を放置してしまうと、外壁の内部にまで劣化が進行してしまい、塗り替え以外の補修工事が必要になる可能性があります。
塗り替え以外の補修工事も行うとなると、規模やコスト、時間もかかり、結果として後悔することも少なくありません。
無駄な補修費用を払わないようにするためにも、早めに外壁塗装工事をおすすめします。

*家が長持ちする

10年サイクルで外壁の塗装工事を行った住宅は、外壁塗装工事を行っていない住宅の3倍も長持ちすると言われています。
機械や衣服でも、適切なケアを行えば長く使い続けられますが、住宅にも同様のことが言えますね。

*水の侵入を防止できる

外壁塗装の劣化で特に怖いのが水の侵入です。
雨漏りなどの目に見える形で水が侵入する場合だけでなく、小さな水滴や結露などの目に見えない形でも水が内部に侵入している可能性があります。
水が入り込むと、カビが生えたり腐食が進んだりしてしまうため、劣化スピードも早まります。
塗り替えを行うことで、外壁を水から守りましょう。

*美観が維持され資産価値が向上する

定期的に外壁塗装工事をしていない外壁は、劣化だけでなく汚れも付着しやすくなります。
家の外観が汚いと、近隣の方やお客様にあまり良いイメージを与えられません。
塗装工事で外壁を綺麗にすることで、美観を維持でき資産価値の向上にも繋がります。

以上、外壁塗装を適切な時期に行うことで得られるメリットをお伝えしました。

□適切な時期に外壁塗装を行わなかった場合について

外壁塗装を適切な時期に塗り替えなかった場合、劣化症状が顕著に見られます。
では、どのような劣化が生じるのでしょうか。
5つご紹介します。

1つ目は、ひび割れです。
外壁に湿気が溜まると歪みが生じます。
この歪みが何度も起きたり、大きくなったりすると、今度はひび割れが発生します。

2つ目は、水や湿気の侵入です。
ひび割れを放置していると、ひび割れ部分から水や湿気が外壁内部に侵入してしまいます。
多くの住宅では、内部に防水シートがあるため、すぐに劣化が始まることはありません。
しかし、防水シートの許容を超えた場合や防水シートが経年劣化している場合は、影響が出る可能性があります。

3つ目は、内部の腐食です。
防水シートで防ぎきれなかった水は、防水シートの内側にある木材や鉄筋を腐食します。

4つ目は、家の傾きです。
ひび割れや外壁材の腐食を放置し続けてしまうと、家が傾いてしまう可能性があります。
家の傾きは、劣化症状の中でも非常に進行度の高い症状です。
家が傾いていると、地震や台風などの自然災害に遭遇した際に、家が倒壊する可能性が高いと言えます。

また、家が傾いていると、隙間も生じているケースが多く、断熱性の効果が期待できなくなります。

5つ目は、雨漏りです。
雨漏りは、住宅の劣化の末期症状であるため、雨漏りが見られる住宅は、なるべく早めに補修工事を依頼しましょう。
雨漏りが発生すると、床などが腐食したり、家電製品が壊れたりする可能性があります。
また、雨漏りが発生すると、カビが繁殖しやすくなるので、健康面に悪影響が出る危険性もあります。

以上、適切な時期に外壁塗装を行わなかった場合についてご説明しました。

□外壁塗装に最適な季節はあるの?

最後に、外壁塗装に最適な季節はあるのかご説明します。

外壁塗装に適した環境として一般的に言われているのが、「気温が5度以上、湿度が80パーセント以下の環境」です。
この条件下であれば、いつ外壁塗装を行っても大きな問題はありません。

それでも、季節それぞれにメリットとデメリットがあります。
春・梅雨・夏・秋・冬に分けてご紹介します。

春に外壁塗装を依頼するメリットは、湿度が低いことから塗料が乾きやすく、塗り替え工事にはベストな時期である点です。
一方、デメリットは、4月と5月は不安定な天候が多く、作業期間が伸びてしまう可能性がある点です。

梅雨に外壁塗装を依頼するメリットは、雨が降らず適切な湿度であれば、今の塗料の品質上問題ないことです。
また、梅雨の時期は工事数が少ない傾向にあるため、作業条件さえ整っていればすぐに施工してもらえます。
一方、デメリットは、雨の日は工事ができず工期が長引く可能性がある点です。

夏に外壁塗装を依頼するメリットは、気温が高いため塗料の乾きが早く、塗料の伸びも良いため、作業の進行が早い点です。
一方、デメリットは、養生をするため窓を開けられない点です。

秋に外壁塗装を依頼するメリットは、空気が乾燥しており気候も穏やかなため、施工がしやすい点です。
一方、デメリットは、台風のシーズンとなるため、天候が不安定となり工期も延びやすくなる点です。

冬に外壁塗装を依頼するメリットは、空気が乾燥しているため塗料の定着が良いことや、養生で窓を閉めたままでも支障がない点が挙げられます。
一方、デメリットは、日照時間が短いため、他の季節と比べ作業できる時間が短くなってしまうことや、気温や霜・積雪の影響で工期が延びる可能性がある点です。

ご自身が住んでいる地域の気候の特徴や劣化の進行具合を一緒に考慮して、いつ依頼するか決めましょう。

□まとめ

本記事では、外壁塗装をいつ依頼すれば良いのかお悩みの方に向けて、外壁塗装のタイミングの目安をご紹介しました。
また、適切な時期に塗り替えを行うことで得られるメリットなどもご紹介しました。
福井にお住いで外壁の劣化にお悩みの方は、当社が最適なご提案をしますのでお気軽にご相談ください。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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