屋根塗装の塗り替えに適した時期は?福井の専門業者が解説

時間とともに物は劣化していきますね。
新築のときはピカピカで美しかった屋根塗装も時間が経てば塗り替えが必要になってきます。
では、いつごろが塗り替えに適しているのでしょうか?
今回は屋根塗装の塗り替え時期と季節についてご紹介します。

◆時期
塗り替え時期には様々ですが、材質によって耐用年数と屋根の状況から塗装の必要な時期が判断できます。

〇サイン
・こけ、かび、汚れがついている
・金属部分の腐食が数箇所以上みられる
・雨漏り
・色にばらつきがあり、変色がひどい

以上のような状態でしたら、屋根、塗装の機能が著しく低下しています。
雨漏り・こけ、かび、汚れがついている・ひどい変色が屋根に見られる場合、損傷は特に激しいです。
雨漏りは場合によっては屋根材や屋根全体の交換も必要です。
塗装は防水、建物の保護の機能があります。
建物を長く使用するのも損傷が見られたら再塗装した方がよいでしょう。

・耐久年数
スレート屋根:約10年
板金屋根:約10年
銅板屋根:約30年
粘土系瓦:約30年

材質や状態によりことなりますので参考程度にご覧ください。
以上の耐久年数を参考に屋根塗装は塗り替えるとよいでしょう。
また、粘土系瓦は色落ちもせずたいへん高品質ですが、瓦を支えている漆喰などの補強が必要ですのでメンテナンスを行うようにしてください。

塗装を行わないと屋根の損傷が早くなり、雨漏れや素地の腐食が進行します。
そうなると塗装のみでは対処しきれないので屋根全体のリフォームが必要になります。

◆季節
塗装は塗料を三回以上塗り重ねます。
下の塗料が完全に乾かく前に塗装するとひび割れなどの劣化の原因となるため、乾燥の時間が必要です。
そのため、気候がよく、湿度の低い時期が適しています。
春から梅雨の前が適しているといえるでしょう。

しかし、塗装工事は梅雨を除いた一年中可能です。
冬場の工事では乾燥に若干時間がかかるため工事期間は長くなりますが、品質に問題はありません。

塗装は外見の美しさだけでなく、建物の保護が一番の目的です。
愛着のあるお住まいを長くご利用いただくためにも定期的なメンテナンスをおすすめします。
上述の適した時期を参考に損傷や耐久年数に達しましたら専門の業者にメンテナンスをご依頼いただければと思います。

塗装だけではなく、お住まいに関することなら下記にお気軽にご相談ください!

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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