福井の外壁塗装を検討中の方へ!耐用年数をご存じですか?

福井の皆様、こんにちは。福井の外壁塗装専門店リフォームパンセ職長の三崎です。
皆さんは「外壁塗装って一回やったらずっと持つんじゃないの」と思っていませんか。
実は外壁塗装を施工しても期間がたつと、雨や風、日光で外壁が劣化してきます。
では、どれくらいの期間なら外壁が持つのか気になる人もいるでしょう。
そこで今回は、外壁塗装の耐用年数について私、三崎があなた様にじっくりとご説明いたします。

□外壁塗装の耐用年数はどれくらいなの?

外壁塗装の耐用年数は塗装に使われている塗料の耐用年数によって決まります。
塗料の耐用年数はメーカーが塗料の耐久性がどれぐらいなのかをテストし、どのくらいなら塗られた後の品質を維持できるのかを正式に発表しているものです。

塗料の耐久性は「促進対候性試験」というものが実施されており、室内で太陽にも含まれている紫外線を当て、塗料の光沢保持率が80パーセント以上を何時間保てるのかを基準にしています。
しかし、この試験は室内で行われているのに対し、実際の外壁は雨や風、排ガスにさらされているので、メーカーの耐久試験よりも耐用年数が短くなる可能性があるでしょう。

また、耐用年数は塗料の質だけではなく、施工時の作業品質でも変わります。
これは、メーカーの耐久試験通りの耐久性を確保しようとすると、適切な下処理や手順が必要です。
例えば、塗料を塗る前に外壁を高圧洗浄機で汚れを落とす工程や、塗装の前に錆を落としたり、前の塗料を落としたりして塗料の食いつきを良くする「ケレン」と呼ばれる行程が挙げられるでしょう。
このように、耐用年数は変動するので、メーカーが発表している耐用年数は参考程度にするのが良いです。

□耐用年数はどのような要素で変動するの?

前に塗料の耐用年数は環境や施工時の作業品質でも変化すると説明しましたが、今度は具体的に変化するポイントを家の立地と施工した職人の技量の観点から紹介します。

まずは家がある立地の観点から紹介しましょう。
1つ目は、日本の南の方で紫外線が強く当たる地域、またはビルなどが少なく日当たりが良い地域です。
これは、メーカーのテストで紫外線が照射されると言いましたが、外壁が劣化する原因の紫外線が南の日光が強い地域だと受けた紫外線の総量が多くなるので劣化が早く進むでしょう。

2つ目は海が近い地域での塩害です。
海水は塩分を含みますが、海沿いの地域ではその塩分が空気中に含まれています。
この空気に含まれた塩分が外壁に付着し、塗料の劣化を早めます。
他にも金属の部分だと金属の腐食も進行しやすいでしょう。

3つ目は家の前に車通りが多い道がある家です。
車から排出される排ガスには若干油っぽさがあり、壁にへばりつきやすくなっています。
こちらは外壁に直接ダメージを与えるわけではありませんが、雨が降ると汚く見えてしまい、塗料の性能を十分発揮できないと言えるでしょう。

次に施工した職人の技量の観点から紹介します。
塗料はいろいろな種類があり、塗り方も異なります。
それぞれ特徴があり、外壁の種類や立地によっても最適な塗料が変わってくるので、どの塗料を選択するのか、うまく塗れているかによって塗料の性能が引き出せるかが変わるでしょう。

例えば、安くて耐用年数が低い塗料は塗りやすい傾向がありますが、高機能で耐用年数が長い塗料は塗りにくい傾向があります。
このように、耐用年数が長い塗料を選択しても、施工業者がその塗料の扱いに慣れていなければ、メーカーの耐用年数まで持たない場合もあるでしょう。
また、施工を依頼した業者が手抜き工事をしていたら、すぐに劣化してしまいます。
このようなことには遭遇したくありませんが、一般人からだと何をするのか分かりにくいので、悪徳業者が多いと言えるでしょう。

□外壁塗装の耐用年数を伸ばすためにできることは何?

外壁塗装には耐用年数があるとはいえ、できるだけ伸ばしたいですよね。
その時に意識するポイントを3つ紹介します。

1つ目は塗装前の下処理をきちんとすることです。
どんなに高機能な塗料を選んでも下処理が不十分だと塗料がなじまずに、劣化が早く進む原因になるでしょう。

2つ目は3回塗りをすることです。
塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回に分けて塗るのが基本です。
ほとんどのメーカー塗料が3回塗りをすることを前提に作られているので、これを怠ると塗料の劣化の原因になるでしょう。

3つ目はツヤあり、2液型、溶剤型を選ぶと塗料自体の耐久性が上がります。
塗料には水で薄めるタイプとシンナーなどの溶剤で薄めるタイプがあり、このうち溶剤で薄める「溶剤型」を選ぶと耐久性が上がります。
2液型は、塗料と塗料を硬化させる硬化剤が別々になっていて、使う前にこの2つを混ぜ合わせて使う塗料で、最初から混ざっている1液型に比べると耐久性は上がります。

4つ目はツヤありの塗料を選ぶことで、ツヤを抑える添加剤で塗料が薄くならないので、耐久性が高くなると言えるでしょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装の耐用年数はどのように決まり、どうしたら長くできるのかを紹介しました。
耐用年数は家の立地や塗料を塗る人の技量にも左右され、
メーカーの提示通りにはならない可能性があることが分かったと思います。
皆さんも外壁塗装のタイミングの参考になさって下さい。

外壁塗装に関してご相談がある方は、ぜひ一度リフォームパンセにお問い合わせください。
リフォームパンセでは、福井を中心に鯖江市、越前市、坂井市の皆様へ向けて 外壁塗装のご相談を受け付けております。
見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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この記事は塗装班職長の私、三崎涼介が責任をもって書かせて頂きました。

工事は信頼と実績、そして建築士と建築施工管理技士、塗装技能士が在籍している地元のお店、
リフォームパンセへご依頼くださいね♡










ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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