福井の業者が解説!外壁塗装に使う塗料の選び方とは?

外壁塗装に用いられる塗料の種類が多すぎて、どの塗料を選べばよいか分からないという方はいらっしゃいませんか。
塗料の数が多いのはもちろん、外壁塗装はそれほど頻繁に行うことではないので、精通している方は多くないでしょう。
そこで今回は、ご自身の希望にあった塗料を選べるように、塗料の選び方についてデザイン性、機能性、耐用年数の3つに分けて紹介していきます。

□デザイン性
デザイン性については好みの問題なので今回は割愛しますが、注意点としては、サンプルで見ていた色と仕上がりの色が違うということがあります。
具体的には、塗装面積の大きさや光の加減、昼と夜などで見え方が変わります。
これらを考慮して、さまざまなサンプルを見ながら決めることをおすすめします。

□機能性
塗料のもつ性能には、遮熱性、断熱性、耐候性、防音性、親水性、防藻・防カビ性などがあります。
分かりにくいものをいくつか取り上げて説明していきます。
まず、遮熱性と断熱性は別の性質です。
遮熱性は、赤外線をはじくことで、家の中の温度が上がらないようにする性質のことを言います。

一方で、断熱性は、外気と家の中の空気との関係を断つことで、夏は涼しく冬は暖かくする性質です。
耐候性とは、紫外線に強い性質のことを指します。
外壁を傷ませる原因である紫外線に強いということは、塗料の耐用年数が長いことを示します。
親水性は、水になじみやすい性質を指します。
水になじみやすいと、雨が降るタイミングで、外壁についていた汚れが流れやすくなります。

□耐用年数
最近よく使われている塗料としては5種類あげられます。
耐用年数が長い順に並べますと、以下のようになります。

ウレタン:5~7年
シリコン:7~10年
フッ素:15年
ピュアアクリル:15年
無機:15年

耐用年数の長い塗料ほど価格は高くなる傾向にありますが、長期的に見れば費用が安くすむということもあります。
その理由は、塗装の度に、人件費や足場代などの追加費用がかかるためです。
ただ、一概に耐用年数の長い塗料が良いというわけではありません。
例えば、リフォームや引っ越しなどを考えている場合は、その期間に見合った塗料を選ぶことをおすすめします。

塗料の種類がこれほどまでに多いのは、以上のようなさまざまな特徴があるためでしょう。
自分が将来的にどういう家を建てたいかをイメージすることが一番、塗料選びを楽にします。
塗料選びの基準の中では、機能性や耐用年数など実用性を重視して選ぶことをおすすめします。

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漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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